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    羽神弓槻

    @u_ga_yuzuki_miz
    封神(楊太)魔道祖師(忘羨)その他色々らくがきしております。

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    羽神弓槻

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    魔道祖師 タイトル決まらないネタを忘れないように書きなぐる。
    今後の予定 忘羨短い話 今回の話、天使×魅魔、本編寄りの来年の話をしていた含光君×夷陵老祖ネタ。
    まとまったら支部にもあげる予定。

    #魔道祖师
    devilsPathAncestor
    #現代AU
    modernAu
    #にょた
    mata

    現代AU 年下藍湛×年上魏嬰(女の子) 現代AU 年下藍湛×年上魏嬰

    「おはようございます」
    学校指定のランドセルと帽子をかぶった小学生の藍湛がエプロンをつけた魏長沢が玄関まで出てくる。
    「おはよう忘機くん、いつもすまないね。あの子はまだ起きてこないからお願いできるかな」
     二階の階段に顔を向けた後藍湛に優しく声をかけた。「はい、任せてください。後荷物置かせてください」
    「どうぞ、ご飯は食べてきてるのかな?」
    「はい」
    「では、阿羨の事頼んだよ。後君にはホットミルク用意しておくからね」
     ぺこりとお辞儀をして二階へ上がって行った。 
    「時間通りきてくれるから助かるけど、少しはあの子にも見習ってほしいな。さてもう一人の寝坊助さんを起こしに行くかな」
     二階の奥の部屋で足を止める、ドアには阿羨の部屋と書いた札がぶら下がっていた。
     一呼吸置いてドアをノックするが返事はない、これはいつもの事であって三回ノックしても返事が帰って来ることはない・・それなのに律儀に三回する。
     きぃと静かにドアを開けるとまだ日の光りが入って来ない為薄暗いし空気も冷たい。
     パタンとドアを閉めてベットの方を見ると寝息が聞こえてくる、まだ夢の中にいるみたいだ。
     ゆっくり近づいて布団の中にくるまっている人に声をかける。
    「魏嬰起きて、朝だよ」
    とりあえず無駄だと思うけど声をかける、その後は身体をゆするのだが気を付けないといけない一度失敗して恥ずかしい思いをしたんだ。
     ゆっくり人の形を作っている布団に小さな手をのせて確かめる肩の場所でゆさゆさと身体を揺らす。
     うーんと声がしてゆっくりこちらへ向きを変えて布団の中から顔を出す。
    「おはよう魏嬰」
     焦点の合ってない瞳と見つめ合うもそもそと白い手が出てくると藍湛の頭を撫でて
    「後五分」
    「駄目」
    「後十分」
    「なんで増えるの、魏嬰起きて」
     そう言って布団に手をかけて無理矢理引っ張った。
    「わぁ寒い・・・・酷い・・酷いよ藍湛」
     と声をあげてベットの主は布団を取られて藍湛の方を見て嘘泣きを始めた。
    「いいから早く着替えてまた薄着で寝たの」
    「おはよう、藍湛。今日もありがとな」
     さっきはぎとった毛布をベットに戻して綺麗に直している藍湛を抱きしめた。
    「ちょ・・と邪魔しないで」
    「いいじゃん減るものじゃないし、それに今ブラ着けてないんだけど」
     そう言われて体温が一気に上がって腕の中から抜け出そうとした時肘に柔らかい感触を感じて固まった。
    「あー、ごめんごめん。からかい過ぎた、着替えるから先に下で待っててくれ」
     腕の中から解放されて安心したのともう少しいたかったとかわけがわからないまま下に降りていった。
     そう魏嬰は女の子だ、初めて会った時兄さんと仲良くお話していたから同じ男だと思っていた。
    「年の離れた弟さんと会うの初めてだったんだよな、俺の名前は魏無羨よろしくな」
     言葉使いと容姿からして男だと思った。
    「藍忘機です。よろしくお願いします」
    「ちいさい子供がお堅い挨拶とか可愛くないぞー」
     ぐりぐりとお父さんとも叔父さん兄さんとは違う頭の撫で方でびっくりした。
    「ん?藍湛何固まってるんだ、こういう時は笑ってほしいな」
     ツンツンと頬をつつかれてますます固まる。
    初対面はあんまりいい印象はなかった、その時お空へ行ってしまったお母さんを思い出してしまったこともだけど。
     そして数日後魏嬰が女の子だったことがわかって僕は謝った。
    知り合いの人に譲ってもらった中学の制服を着ていた。
    「藍湛どうだ、似合う?」
     スカートの裾をつまんでお辞儀をしてみせた。
    「制服間違ってない」
     そう答えると魏嬰は大笑いをしながら僕を抱きしめたそして気づいた、とくとくと心臓の音聞こえるそして柔らかくていい匂い・・お母さんの匂い。
    「えっ・・女の子」
    「そう、羨羨はか弱い女の子だよ」
     ニコリと笑った彼女の顔は僕は忘れないし大きくなった今でも忘れない。
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    DONE曦澄ワンドロお題「秘密」
    Twitter投稿していたものから誤字と句点修正版。
    内容は同じです。
     冷泉へ向かう道の途中に注意しないと見逃してしまうような細い道があることに、ある日江澄は気が付いた。
     魏無羨が金子軒を殴って雲夢に戻りひと月ほどたった頃だったろうか。
     魏無羨が帰ってからというもの、江澄は一人で行動することが多くなった。
     時折は聶懐桑と一緒に行動することもあるが、半分かそれ以上は一人だった。
     藍氏の内弟子以外は立ち入りを禁止されているところも多くあるが、蓮花塢と違って、この雲深不知処は一人で静かに過ごせる場所に事欠かない。誰も来ない、自分だけの場所。かつ、仮に藍氏の内弟子に見つかったとしても咎められないような場所。そうして見つけたのが、この細い道を進んだ先にある場所だった。おそらく冷泉に合流するだろう湧き水が小川とも呼べないような小さな水の道筋を作り、その水を飲もうと兎や鳥がやってくる。チロチロと流れる水音は雲夢の荷花池を思い出させた。腰を掛けるのにちょうど良い岩があり、そこに座って少しの間ぼんやりとするのが気に入っていた。ともすれば、父のこと、母のこと、魏無羨のこと、五大世家の次期宗主、公子としては凡庸である己のことを考えてしまい、唇を噛み締めたくなることが多 3083