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    hydroxidestar

    @ReinesReines

    ツバサ(紅)です。好き勝手に書いてます。よしなに

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    hydroxidestar

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    戦闘の余韻抜けなくてキスしちゃう

    松井の腰が抜ける

    ぶ「キスだけでいかせてやんよ」

    事に及ぶ

    「指舐めて」と松井の口へ近づける。

    これで書けばよくない?と思い、書きました!!

    #ぶぜまつ
    japaneseClethra
    #成人向け
    intendedForAdults

    身も恋も溶かすのはきみヒトリ「やあ、松井江。出陣お疲れ様」
    「蜂須賀虎徹、ただいま。今日は君が昼当番なんだね」
    「ああ。すぐに食べるかい?」
    「そうしたいのだけど豊前が帰還途中から眠そうでね……。寝かせてきたらすぐ食べるよ」
    「了解した。きみたちの分は取り分けておくね」
    「ありがとう」

    上手く誤魔化せただろうか。
    豊前が眠いというのは、嘘だ。僕も豊前も戦闘の興奮がまだ体に燻っていて、興奮している。周りに悟られないよう平静を装っているが、それにも限界がある。なんとか部屋に辿り着くなり、豊前は噛み付くようなキスをしてきた。熱い、溶けそうだ。
    唇が合わさっただけなのに、全身が沸騰したように熱くなっている。お互いのジャケットは畳の上に放り投げた。後で畳まないと皺になるなあ、なんてことを考える余裕はこの時まで。豊前はキスを続けながら、僕の胸を弄る。つねったり摘まんだり。裾から入り込んだ長い手が伸びてきて、胸や腹をまさぐる。うそれだけで思考は停まりそうなのに、豊前はキスを止めない。何度も何度も舌を絡め取られて、豊前の唾液が僕のと混ざる。

    「ぶ、ぜ……っ、ぶ、ぜんっ」

    もう腰と足に力が入らなくて、僕はその場にへたりと座り込んだ。どうやら腰が抜けてしまったらしい。

    「まつい、でーじょう……」
    「い、いまは見ないで……!!」
    「なーんで?」
    「は、恥ずかしい……から」
    「これからもっと恥ずかしいコトすんのにな?」
    「だ、だって……豊前の息だけでイッちゃいそうなんだ……」

    恥ずかしくて、豊前の顔が見れない。両手で顔を覆ってはいるけれども、僕の顔が真っ赤なのはバレバレなんだろう。ふふふ、っと豊前の笑う声がした。

    「……お望みなら、キスだけでイかせてやんんよ?」
    「んんん」

    完全に豊前のスイッチを入れてしまった。顔を朱に染めて獣を狙うような目――僕はこの目が好きだ。僕だけしか知らない、僕だけの豊前の色。

    見惚れてしまう。オーケーの意味を込めて、僕は誘うように口を開けた。

    「可愛いな」

    豊前に可愛いと言われて喜ぶ自分がいる。恥ずかしいけど、豊前だから言われて嬉しいし、豊前だから僕の全てをさらけ出したいんだ。

    「豊前、はやくっ」
    「わーってるよ」

    さっきとは違って動きはゆっくり、でも舌は確実に気持ちイイ箇所を攻めてくる。上顎をなぞられるのが快楽なのは、豊前のキスで初めて知った。鼻から抜ける豊前の匂いと相まってお腹に熱が溜まる。もっと、もっとだ。豊前のキスが欲しい。
    キスの合間にゆっくりと押し倒された。こんな時でも、後頭部を手のひらで支えてくれるのだから、優しさに涙が出そう。
    絡まっていた舌が離れていくと、次は首や胸、腹にキスの雨が降る。だめだ、全身が敏感になっているのにそこまでされたら、もう。

    「っ、―――ん、あぁっッ!!」
    「かーわいい。いいよ、好きなだけイきな。ほんと、可愛いよお前」

    豊前は有言実行。ほんとにキスだけで僕をフラッシュさせてしまうのだから、この男はずるい。

    「ね、豊前……もう、挿入れたい」
    「まだ慣らしてねえだろ!?」
    「僕が、我慢できない……なぁ、駄目かい?」

    下履きを脱いでその場所に豊前の手を誘う。僕の奥まった箇所はさっきから収縮を繰り返して、早く熱いものが欲しいと訴えている。

    「なあ、豊前……」
    「あ~もう!!俺も結構余裕ねえから……思い切り抱いてやる」

    言葉と同時に熱いものが宛がわれる。どうしようもなく嬉しい。まだ全部挿入っていないのに、僕の蜜は吹き出してしまった。
    挿入が繰り返される度に豊前の和毛が当たる。それすらも快感で、お腹がきゅんと締まってしまう。

    松井、動くぞ。その言葉の直後、奥を何度も突かれて声にならない声が漏れる。あ、だめ、でも気持ちいい。気持ちいいから、もっと奥に豊前のが欲しい。

    「ふっ、うっ……。なぁ、松井、舐めて?」

    僕の口に豊前の節立った指が近づいてきた。アイスを舐めるように長い指に舌を絡ませる。僕、これが好きだ。

    「はっ…、エロッ…」

    豊前のものが中でずくんと質量を増した。奥の奥まで侵入されることはあまりない。

    「ァっ、やぁ!トントン、しない、っれぇ……!!」
    「なんで?好きだろココ?」
    「んんん……っ!」

    奥と口の中を当時にぐりぐりと弄られて、背中がぞわぞわする。

    「うっ…!くっ……。なぁ、松井……ナカをさ、こうされんのどう?」
    「ひもち、いい……っ」
    「それから?」
    「あ、あひゅい……」
    「はー…可愛い……とまんねえ」
    「……ッッあ、ぶぜんっ!も、イ、イク…イっちゃアア……っ!」
    「ん、俺もだな……一緒に果てようぜ……っ!」


    熱も感覚も僕の中に残ってる。豊前の出したもので体も心も充満したならば、それはもう豊前と一体化したと言いたいくらいだ。


    「ぶぜん、すき。ずっとすき」
    「おれもだよ」

    二人でこうやってくっついて、豊前に抱き締められて。
    豊前が目の前で笑っていることが、なによりの幸せなんだ。
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