Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    かれる

    🍺🍕と🌱💥が三度の飯より好きな腐女子。たまに駄文を自己満足のためにしたためて投稿してます。気が向けば絵も描く。

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 6

    かれる

    ☆quiet follow

    フェイジュニ♀です。
    先天性女体化注意。微キャラ崩壊気味。
    書きたいところだけ。

    #フェイジュニ♀

    だってそんなのずるいって。※先天性女体化(ジュニア)

    「ねぇおチビちゃん。ちょっとこっちおいでよ。」
    「ん?どうした、なんかあったか?」
    「ほらほら、いいからいいから。ここ座って。」
    そう手招きされて、静かに椅子に腰掛ける。
    「ちょっとじっとしててね……」
    と言われ、しばらくすると、フェイスはおれの髪をいじり始めた。
    その真剣な眼差しと、息遣いにまるで時が止まったかのように釘付けになる。
    ちょくちょく首元や肩に触れる指や吐息がくすぐったくて、にやけてしまいそうになるのを一生懸命堪え、目をぎゅっとつぶる。しばらくして目を開けると、とてつもなく綺麗な顔と目が合う。思わず顔を逸らそうとすると、両手で顔を優しく包まれる。
    「よし、可愛くなった。」
    と万人をも虜にする微笑みを向けられ、また、静かに硬直する。
    「あはっ、おチビちゃん顔真っ赤。」
    とからかわれ、
    「うるせぇよ!!」
    と言いながら頬を膨らますと
    「悪かったって、ほら鏡。どう?上手でしょ。」
    とコンパクトサイズの真っ黒な手鏡を手渡され、覗き込むとそこにはまるで自分ではないような、大人しそうな少女が写っていた。
    サイドの細かい編み込みに、全体的に軽くウエーブをかけられていて、いつもはボサボサで無造作に結われた髪がこんなに可愛くなるなんてと、自分でもびっくりして、
    「すげぇな、お前。」
    と思わず感嘆の声が漏れる。
    「それほどでも。」
    と素っ気なく返されたなと思ったけど、少し耳が赤くなっているのが見えて、思わず笑みがこぼれる。
    「つーかこんなの、どこで覚えてくるんだ?」
    と率直な疑問をぶつけると、
    「普通にヘアアレンジの動画とか見て、これおチビちゃんに似合いそうだなって思って。」
    全く恥ずかしげもなく言ってくるから、顔から蒸気が吹き上がりそうになるのを必死で抑える。
    「でも、、やっぱりこんな可愛い姿、みんなに見せたくないや。」
    と小さく囁かれ、いつの間にか腕の中に収められていた。そして
    「今日のおチビちゃんほんとに静かですっごく可愛い。何、照れてるの?」
    この一言でキャパオーバーを迎えた。
    あとの記憶は全く覚えてない。
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    ☺👏💕☺😍😍😍😍👍👍👍👍💖👏
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works

    pagupagu14

    FUJOSHI SAW平穏な時/キスディノ(🍺🍕)
    六章時、ピザ不足のディノにピザトーストを作ってあげるキースの話。くっついてます。
    キャンプ中、限られた時間イチャつくキスディノがみたい。六章時の書きたいネタまだあるからまた書きます。
    平穏な時 キスディノ
     「ピザ…ピザ不足だ…死ぬ、ピザの栄養分が足りなくて餓死する…」
    「そんな大袈裟な」
    なんて笑いながらキースは目の前の親友を見やる。どこか元気がなさそうに見えたディノもこんなことを言えるようになるくらいには回復したか、と安堵しつつシャレにならない言葉を言うものだから重い腰を上げてしまう自分はブラッド以上に甘いのかもしれない、と思って息を吐いた。
    「あれ、キース。どっかいくのか?」
    「ちょっと待ってろ」
    「わわっ」
    ガシガシ、と乱暴にディノの頭を撫でると席を外す。そんな様子をディノは不思議そうにぽかん、と見つめることしか出来なかった。
    ***
     「本物のピザじゃなくて悪ィな」
    そう言って戻ってきたキースが紙皿に乗せてやってきたのは――
    「ピザトーストだ!うわぁっ、キースが作ってくれたのか?」
    「あ、いや…まあ、いつも食ってるモン食えねーのはつらいことだと思うし、お前もその?頑張ってるとは、思うし?」
    素直じゃない言葉を吐露するキースだがそんなキースにディノは嬉しさを前面に押し出した笑顔を零した。
    「ありがとうっ、キース!うまいっ~~ああっ、もうキース!大好きだっ」
    1315