タクトと琴音のとあるワンシーン(全年齢)「…?」
琴音は音楽室に訪れてみると、ピアノを弾いているタクトを発見した
ピアノは好きじゃない、と言っているわりには上手だ
透明感のある音で見惚れてしまった琴音がいる。
琴音はじいっとタクトのピアノを聴いていると…
「…なに?」
「あ…」
彼に気づかれた
「その…ピアノの音を聞いていまして…」
「ふーん?」
琴音はおとなしい、内気でおとなしいため、少し浮いた存在でもある
今どきのの女の子ははっきりと物言う子や活発な女の子のほうが多かったりする
タクトも琴音のような女の子と接するのに少し戸惑うこともあった
「邪魔でしたらごめんなさい…」
「別に邪魔だなんて思わないけどさ」
「え?」
琴音はきょとんとする
「…まぁ、ピアノは好きじゃないけど、真剣に聴いてもらえたのなら悪い気はしないよ」
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