イベントのやつARBホストイベネタ
二郎と三郎に着いていく弟
ただ女装には抵抗があり、地味めな格好をする
ふんわりとした服装に黒髪ロングで瓶底眼鏡みたいなのをかけてる
「ふん。お前も来てたのか」
「あー……うん。ごめんね、止められなくて」
「お前が止めようとしたことぐらい分かる。こんな状態じゃ、聞けるもんも聞けねーよ」
「はは、さすがにいちゃん」
一郎は内心めちゃくちゃ萌えてるけど、仕事中だしこれ以上の騒ぎは起こしたくないから抑える
そんな兄に騒がれなくてよかったと安心する弟
でもやっぱり恥ずかしいからうつむき気味で早く帰りたそう
三郎たちが帰ることになり、弟も一緒に帰る
そのとき一郎は弟の耳元に顔を寄せて弟だけに聞こえる声で言う
「そのままで待ってろ」
言われた弟は驚きと理解不能という感情を混ぜた顔になる
そのときは良からぬことだろうと思って絶対着替えてやると思っていたけど、店を出る間際に一二三に今日の一郎を褒められて嬉しくなり、ちょっとは労ってもいいかなと言う気持ちになる
一郎がスーツのまま家に帰ってくる
「お、ちゃんとそのままで待ってたな。よしよし」
「せっかく、買った服だから、兄ちゃんにも見せてあげてもいいかなって思った、だけ。てか兄ちゃんこそスーツのままじゃん。何で?」
「何か伊弉冉さんが記念にってくれたんだよ」