Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    babibu(ばびぶ)

    ラクガキを投げる場所がほしくて、ポイピク始めてみました。

    Pixiv(二次創作ファンアートメイン)
    https://www.pixiv.net/users/13386631

    カクヨム(一次創作小説メイン)
    https://kakuyomu.jp/users/babibu

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 8

    babibu(ばびぶ)

    ☆quiet follow

    アニメさはん日本上陸って、ホント?
    ホントなら、めちゃくちゃ嬉しいんだけどッ!!!!

    #さはん
    leftHalf
    #アニメさはん
    animatedCrime
    #クズ悪役の自己救済システム
    #svsss
    #穿書自救指南
    wearingABookSelf-helpGuide

    Tap to full screen (size:600x800).Repost is prohibited
    💖💘☺💖💕💕💞💞💯💘💘💚💙❤💗💖
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works

    遭難者

    MOURNING玉蘭と木蓮のはなし
    玉蘭はハクモクレンを指すみたいですが…薄目でお願いします 焦
    「藍湛、知ってたか?玉蘭は東贏で木蓮と呼ばれているそうだ。昔、師姐に教えてもらったんだ。」


    まだ寒さが残る季節。相変わらず美味い天子笑を飲みながら、ほころび始めた白い花弁を見上げる。




    『──阿羨、玉蘭のことを東贏では木蓮というらしいの。』




    そう教えてくれた師姐を思い出す。
    あれは、雲深不知処の座学に参加する少しまえだっただろうか。花の名前をひとつ知ったことで何故そんなに嬉しいのか当時は不思議だったが、あまりにも嬉しそうに笑う師姐見ているとこちらも幸せな気分になったのを覚えている。
    今ならあの時の師姐の気持ちが少しわかる気がする。


    『──違う花なのに、同じ木に使われるなんて不思議ね。』


    「蘭」陵と「蓮」花塢の二つの違う花の名を持つ木がある。まるで両家を繋ぐように感じたのだろうか。普段なら気にならない些細なことに、何やら運命のような縁を感じて嬉しく思ったのだろう。
    いつも優しく俺達を包んでいてくれたけれど、師姐だって幼い少女だったのだ。あの時の師姐は恋をしていたのだと、今ならわかる。


    「木に咲く蓮とは何だか妙だけど、雲深不知処で蓮を見られるとは思ってなかった 1893