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    らいか⛩

    @raikasandesuyo

    25↑腐のもの大好き
    今はK暁の二次創作ばかりの書いてますが新人(?)……。
    2022年に書き始めたばかりなので至らない所が沢山ありますがご了承下さい…。

    リアクションや応援絵文字ありがとうございます。いつも励みにさせて頂いております

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    らいか⛩

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    序盤のディベルで見たレイモンドとアベラルドのPAに激った結果書いてしまったのです…
    レイ→アベ
    いつかレイアベになります

    #レイアベ
    rayaBean

    ディベルの街で休憩となり各々アイテムの確認や好きなことをしにパーティーを解散した。
    アベラルドもレティシアのお供にとついて行こうとしたがレティシアから「街の中なので大丈夫です!」と断られ渋々単独行動を承諾せざるを得なく「分かりました」と伝えその場を離れる。
    実際レティシアに断られたのはアベラルドにとって自分の時間を作れる為不服ではなかった。
    アベラルドは目当ての店に向かい歩き出すがそれを止める者がいた。

    「いたいた、アベラルドこれやるよ」

    アベラルドを止めたのはレイモンドでアベラルドに差し出す手には何かの包みを持っている。
    それを見て訝しげに包みを見たあとレイモンドを見て眉を寄せ口を開く

    「なんだ、貴様か。何のようだ」

    「だからこれやるって、前食ってたろ?」

    その包みの中には前ディベルの街で食べていた時レイモンドに見られた甘いものだった。
    だがあの時は隠せてたはずだとアベラルドは内心慌てつつ「食べてない!」と怒鳴り声を上げる。

    「いいから貰えるもんは貰っとけって」

    そう言うとレイモンドはアベラルドの手に包みを渡して去っていった。
    残されたアベラルドは包みを見て眉を下げた。

    「アベラルド?こんな所にいたの?」

    「姫…あいつが私にこんなものを…」

    困っていた時にレティシアから声が掛かりバッと顔を上げ包みを見せた。

    「ふふっ良かったじゃない。食べないの?」

    「…いえ、姫食べますか?」

    「アベラルドが貰ったんだから貴方が食べなきゃ意味がないと思うわ」

    レティシアはレイモンドが贈り物をした意味を理解したのか頬を少し赤らめながら差し出された包みを首を横に振って断る。
    理解していないアベラルドは首を傾げながら「意味がないとは…」と呟いていた。

    「いつか分かる時が来るはずよ。その時は沢山お祝いさせてね」

    そう言うと楽しそうに去っていった。
    それを見届けながらアベラルドは包みの中身を取り出し口に放る。

    「甘い、な…」

    それは甘味に対してか、自分に芽生え始めたまだ分からない気持ちからなのか、それが分かるのはきっと遠くない未来なのだろう…。
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    らいか⛩

    DONE25日はK暁デーのお題「犬or猫」です

    素敵なお題ありがとうございました!
    とても楽しかったです
    「お、いたいた、俺の話聞いてくれるか?」

    煙草を吸いながら隣に来た中年男は自分に目もくれず話し始めた。
    聞いてくれるか?と言っているが実際返事を聞く前に語り始めているのを見ると聞かないという選択肢はないようで男をジッと見つめる。

    「俺の恋人兼相棒がそこにいるんだが、あいつはやたらと犬や猫に好かれやがる。あの日も…おっと、あの日って言ってもわからんだろうが、簡単に言えば命懸けの共同作業をしたんだよ。で、あの日もあいつは犬を見たらドッグフードを与え猫を見たら撫でたり声をかけたりと俺が引くぐらいさ。つまり恋人さまは根が優しくてなぁ…そこにマレビトも妖怪も寄っちまう程で俺ぁ心配でたまんねぇ。今もマレビトに怯えて逃げてた犬やら猫がマレビトを祓ったお陰なのか戻って来て恋人さまを奪いやがる。正直面白くねぇな。あいつの良さと言えば聞こえはいいが、俺だって…あ、いや、なんでもねぇ。……話を戻すが、俺は犬や猫に好かれねぇ質でな、こっちには来やがらねぇ。俺にとっちゃ良いことだがな。おい、今苦手なんだろとか思っただろ?苦手じゃねぇよ、あいつらが俺を苦手なんだ。そんなに好きなら自分家で飼えばいいだろって言ってみたがたまに触るから良いんだとよ。本当に人並みの好きなのか?まぁ、そこはいい。別に議論するつもりもねぇしな。っと、俺は餌なんて持ってねぇよあっちいけ」
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    リキュール

    DONE日本ゲーム大賞優秀賞おめでとうございます!(遅刻)
    おめでたいと祝われるK暁です。本編後KK生存if、『黒猫』より少し前。
    愛したくて仕方がないが我慢していたKK×子供扱いされたくない暁人のお話。
    吉事あれば腹の内を晒せ「(おや、ちょうどいいところに)」

    ふわりと浮かぶ猫又が調査帰りの僕たちの元にやってきて尻尾を揺らした。暗い路地裏、夜も遅いこともあって人通りはないため、周囲を気にせずに堂々と触れる。耳元を撫でると、顔を擦り寄せうっとりとした表情でにゃぁんと鳴いた。これを人がいるところでやると虚無を撫でるヤバい人になってしまうので注意しなくてはならない。あれは結構恥ずかしい。

    あの夜が明け、消えていた人たちが帰ってきた。街の活気が戻り再び多くの人が行き交う渋谷になってからというもの、気がついた時には既に猫又たちはコンビニや屋台から姿を消していた。まあ人間がいなくなりこれ幸いと店を乗っ取っていただけなので、人が帰ってきてしまえば返さざるを得ず仕方がないと言えばそれまでで。だからもう会うことは無いのかと寂しく思っていたら、人気のない夜道や路地裏でひょこっと顔を出すようになったのだ。驚いたが、またあの可愛らしい鼻歌が聞けると思うと自然と顔が緩んでしまう。彼らはいつも見つけられるわけではない。気紛れに現れて、たまに撫でさせてくれて、掘り出し物を売買する。この気分屋な感じ、猫はいつだって可愛いのだ。
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    りんご

    DONEK暁デー 『いたずら』 そして表題に戻る系。
    そんなつもりなかった二人がその気になる話です。
    せめて飴くらいは手元に置いとけばよかった!「ご飯? お風呂? それとも僕?」
    「オマエ」

    というわけでこの話は終わった。
    「そんな訳ないでしょ! 何考えてんだよKK!!」
    「いや何なんだよオマエ」
    「こっちが何なんだよ だよ!」
    「なんなんなんだよだよだよ」
    「あああ呪文にするなよ…」
    状況を整理するにしても、普通の生活を詳細に描写する程度のことしかできない。今回の依頼はKK単独の小さなものだったので、資料をまとめることで一日を過ごした暁人は、せめて疲れて帰ってくる相棒のためにと彼の自宅にてご飯や風呂の準備をしていた。合鍵を使って堂々と入り、勝手知ったる様子で冷蔵庫を確認し、風呂の栓を抜いておく。暁人があれこれ始めたことで多少は解消されたが、KKのズボラさは相変わらずだ。買うものの算段を付けて、流しに残っていた食器を洗い、一度外へ出る。必要なものを買い足して再び家へ戻り、手早く下ごしらえを始める。疲れている時はとにかく手軽さ手早さを重視したほうがいいだろう。あの面倒くさがりは手の込んだものを食べるくらいなら、そのまま寝かねない。炊飯器のスイッチを押して、玉ねぎと牛肉を切って皿に移しておく。冷蔵庫へいったん入れて、掃除するべく浴室へ向かった。そこからは家主の帰宅まで散らかったものを拾っておく作業だった。
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