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    猫子(ねこ)

    @ndy_14cols

    14色の日常(プチ会話集)を投稿していきます。
    タイトルに◇◆がついているものは今より少し前の話(過去編)
    毎週水曜日更新

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    猫子(ねこ)

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    ◈14色の日常◈
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    #14色の稀石

    姫花「みんな戦闘以外に得意なことって結構あるよね。俺はヘアアレンジも得意だし、歌うのとか?あ、あと写真撮るの。花葉はさぁ、器用じゃん」
    世和「お前の手品とかイカサマとかすごいよな」
    花葉「…なんかそれ俺がいつもイカサマしてるみたいじゃん」
    世和「まあとりあえず器用ってこと」
    花葉「めっちゃテキトーに返された。お前は歌だろ?」
    世和「んー、得意かはわかんねーけど歌うのは好きだよ」
    花葉「わかんねーけどって…お前は普通に歌で食っていけるよ」
    朱優「こいつの場合なんでもできるから得意なことがわかってない」
    花葉「あ、それあるかも」
    世和「俺よりお前らの方が俺のことわかってそう」
    姫花「その歌唱力で得意かはわかんないはマジでふざけてる。前依頼でライブに飛び入り参加とかしてたじゃん」
    朱優「主催側から欠員になったやつのときより盛り上がったと言われたな」
    花葉「すげーな…」
    世和「あー、あれな。ライブに欠員出て足りないからって依頼だったんだよ。でもさ、俺たちが都市伝説?扱いされているような何でも屋でもそれをこなせるやつがいるか分からないのによく来たよな」
    姫花「ここって特定の人しか来れない特殊な結界的なの張ってるんでしょ?それっては俺たちの魔力が関わってるって話だし、それで俺たちにできることってわかってお客さんも来るんじゃないかな」
    朱優「お前にしては筋がいいな」
    姫花「お前にしては…ってまあ朱優に褒められたってことにしとく」
    世和「あ、これはこいつ普通に褒めてるよ」
    姫花「へぇ、そうなんだ?あ、もしかして兄貴と同じタイプ?」
    花葉「あー…それに近いかも」
    朱優「どういうことだ…?」
    世和「お前はもっと素直になれよってこと」
    朱優「お前は素直すぎるからどうにかしろ」
    姫花「んで朱優はさ、タイピングの速度がエグいよね。あれは人間じゃない」
    世和「それな、こいつの報告書書く速度えぐい」
    朱優「慣れれば誰でもできる」
    姫花「俺たちの報告書もその速度で書いて」
    朱優「依頼料はお前の給料から引いていいんだな?」
    姫花「それは勘弁!」
    朱優「なら大人しく自分で書くんだな」
    世和「あとお前の料理めっっっっっちゃ美味いよな」
    花葉「お前が料理当番の日めっちゃ嬉しいもん」
    姫花「あ、兄貴お気に入りのスイーツね」
    朱優「花依斗さんには最高の物を食べてもらいたいからな」
    姫花「兄貴、めっちゃ機嫌悪くても朱優のお菓子は絶対食べるし、食べた後ちょっと機嫌よくなるから毎日餌付けして」
    朱優「毎日やったら効果ないんじゃないか?」
    姫花「だいじょーぶ!朱優のお菓子は美味しいから!」
    世和「家事が当番制って聞いたとき大丈夫かよって思ったけど案外いけてるよな」
    花葉「分担してるから自分のできるやつやればいいってのがいいな」
    朱優「ここは食えないものを出すやつはいないからよかったな」
    姫花「おかげさまで俺の料理スキルも上がった」
    朱優「卵焼きを炭にするやつが何を言っている」
    姫花「た、卵焼き以外に作れるやつあるもん!」
    花葉「あとゲームめっちゃ強いよな」
    朱優「それは趣味の程度だ」
    花葉「いや、めっちゃ強いじゃん。界隈だとちょっと有名人だし」
    姫花「え!?そうなの?サインちょうだい」
    朱優「身内のサインなんていらねえだろ」
    姫花「いるいる!朱優がもーっと有名になっちゃって遠い存在になっちゃう前に!」
    朱優「はぁ…俺の本業は何でも屋だ」
    姫花「あれ、今のはデレた?」
    世和「しっかり何でも屋好きってことだな」
    朱優「あの言葉からどう解釈したらそうなる」
    花葉「おい、朱優〜。なーに嘘ついてんだよ。好きなら素直に好きって言えよ」
    朱優「…お前今カード使ったろ」
    花葉「こういうときに使わなくていつ使うんだよ?」
    姫花「花葉のそのカードほんといいよね〜」
    世和「でもこれって花にしか使えないんだろ?」
    花葉「らしいな?」
    姫花「カードは他の人も使えるんじゃないの?」
    朱優「こいつの嘘を見破る効果は使っている人間の追加効果みたいなものだ。だからこの能力は花葉にしか使えない」
    姫花「へー、そうなんだ。すげー。そういう追加効果?みたいなのって他の武器でもあんの?」
    朱優「ああ。使っている人間と武器の相性によるらしいが」
    姫花「へー、自分だけの特殊スキルってことでしょ?めっちゃかっこよくね!?」
    世和「花以外にもその追加効果?みたいなの使えるやついんの?」
    朱優「さあな。本人にはわからないらしい」
    姫花「ふーん?あ、じゃあ朱優の場合その精密射撃はそれなの?」
    朱優「まあ半分当たりかもな」
    世和「こいつはシンプルに命中率がエグいだけじゃね?」
    朱優「お前には言われたくない」
    世和「え、なんで?」
    朱優「お前喋りながら普通に打ち抜くだろ」
    世和「うん?そうだけど?」
    花葉「お前にフツーに話しながら打っててまじビビったわ。邪魔だったら静かにしてろとか言えよ。朱優みたいに」
    世和「いや、普通に話しながらでも弓は引けるんだから矢も当たるだろ」
    朱優花葉「できねーよ!!!」
    姫花「世和ってほんとなんでもできるよね〜何でも屋は天職じゃん?」
    世和「んー、それはそうかもな?ここ、いろんな依頼あっておもしろいし」
    姫花「追加効果あっても気づいてなさそう」
    朱優「こいつは一生気づかないかもな」
    花葉「そういえば…」
    世和「どうした花?」
    花葉「雪ちゃんたまに予知夢?見るらしいじゃん。雪ちゃんが夢に見た事教えてくれてさ、気をつけろって言われた日って本当にそれが起こるんだよ」
    姫花「あ、俺も言われたことある」
    世和「へー、それ毎回当たんの?」
    花葉姫花「当たる」
    世和「雪音の追加効果?はそれなのか?」
    朱優「武器が関わっていないからなんとも言えんな」
    姫花「単純に雪の特殊能力って感じもするけどね。なんか雪って神秘的?だからそういうのできそう」
    花葉「確かになんか雪ちゃんって神様って感じするよな…。あ、梓白は武器ないけどそういう人は?」
    世和「あいつは強すぎてあれ以上になにかあったらチートだろ」
    朱優「あいつ、猫の言葉わかるだろ。それじゃないか?」
    姫花「ええ、それって元々猫だったからじゃないの?梓白がそう言ってたし」
    花葉「うーん…梓白にも追加効果があるんだったら知りたいな…」
    世和「お前梓白みたいに強くなりたいのは分かるけどさ、それ知ったところでお前の追加効果は嘘見破るやつだろ?」
    花葉「そうだけどさ…なんか吸収できるものはあるかもじゃん」
    姫花「花葉って向上心の塊だよね〜。そういうとこは兄貴に似てるかも」
    世和「花は真面目だもんな〜」
    花葉「ま、真面目じゃねーから!誰だって今より強くなりたいとは思うだろ」
    朱優「あいつに追加効果があったとして、案外しょぼいやつかもな」
    姫花「え、それって普段使ってる魔法が強すぎてってこと?」
    朱優「そうだ」
    世和「…やっぱ猫と話せることだろ」
    花葉「しょぼくない!猫と話せるとかめっちゃいいじゃん!猫かわいいし!!」
    姫花「梓白って猫と話してるときいつも優しそうな顔してるよね」
    世和「な、遊びにくる猫みんな梓白に懐いてるよな」
    朱優「しかも中々に有益な情報を持ってくる」
    姫花「うん、そう考えると猫と話せるのって案外悪くないかも」
    花葉「だろ?」
    世和「じゃ、花もできるようになればいいじゃん。カードかざせば嘘も見破れるし、猫の言ってることもわかる!…的な」
    花葉「追加効果ってそんな何個もホイホイできんの?」
    朱優「さあな。それを試す意味でもやってみるのはいいかもな」
    花葉「え〜…なんか俺実験台みたいでイヤなんですけど…」
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