アナル舐めぐちゅぐちゅ♡と下品な音を立てながら口内を貪り合う。唾液が顎の下まで垂れてシャツを濡らしているが、そんなものはどうでもいい。ただひたすらに欲望のまま舌を絡ませ合い、お互いの唾液を交換し合う。
じゅるっ♡じゅるじゅるるっ♡ぢゅぅっ♡ぷちゅぅッ♡ ぬろぬろぬろっ♡
「んっ、あっ♡」
「はあ、いばらあ…♡」
一瞬だけ唇が離れた隙に酸素を取り入れ、また舌を伸ばし合う。歯列をなぞり上顎を舌先で刺激すると、ジュンから「んぁっ♡」と小さな喘ぎと吐息が漏れる。お返しに、と俺よりも厚くて大きい舌で、口内を余すことなくぐちゃぐちゃにされる。
「いばらぁ、目あけて…?」
「…っ?」
そっと瞼を開けると欲にまみれた金色とぶつかる。俺の事が大好きで、まだキスしかしてないのに頂点に近いほど興奮している事が分かってしまう。多分、俺も今同じ目をしているだろう。ジュンにも同じことが伝わったのか、キスをしながら笑うように目を細めた。痛いほど勃起しているちんこをスラックス越しに擦り付け合い、獣のように腰を振る。
「ちゅっ、じゅるっ♡じゅんッ、みみぃだめっ♡」
「はっ、かわい…♡」
耳の縁を優しくなぞられ、身体中から与えられる快感にぴくぴくと震える。
とろぉ♡っと注ぎ込まれた唾液をゆっくりと味わう。甘くておいしい、ジュンの味がするとろとろの唾液。たっぷり時間をかけて味わってからこくんと飲み込む。
「ジュンのおいしいです…♡」
ジュンとするぐちゃぐちゃのディープキスが好きだ。舌がぬるぬるして、お互いの境目がわからなくなって、酸欠なのか興奮なのか頭がぼーっとしてくる。
ジュンの手がシャツの裾から入り、そっと肌に触れる。少しだけひんやりしていて、火照った肌に心地いい。期待してぴん♡と飛び出した突起に指先が触れる。
「あっ♡んぁっ♡♡んっ♡」
「はあっ…♡かわいい…茨大好き…♡」
ジュンの指が俺の乳首をこりこり♡と弄ぶ。初めはほとんど感じなかった乳首も、ジュンの努力の末、立派な性感帯になってしまった。
シャツを胸までまくりあげ、乳首を口に含まれる。ちゅっちゅっ♡と優しく吸われると、連動して腹の奥がきゅんきゅん♡と疼く。
「んぁっ♡ちくびぃっ♡きもちいっ♡♡」
れろれろれろっ♡ ちゅっちゅちゅっ♡
じゅるるるるるッ♡♡
ちゅこちゅこちゅこ♡ コリコリッ♡♡
右の乳首をちゅぱちゅぱ♡と舐めながら左の乳首をぐりぐり♡こねくり回される。左右で違う感覚が俺を襲い、もっともっと♡と胸を前に押し出してしまう。
「あはっ♡かわいいかわいい茨のピンク乳首、ぷっくりしちゃいましたね♡」
「もうっ…乳首いいから…♡」
「やあだ、もっと茨の乳首可愛がらせてください♡」
「んっ…♡あっ、やっ、やだってば…♡」
じゅッ♡と先程よりも強く吸われ、腰が思わずびくっと跳ねてしまう。
乳首も気持ちいいけれど、乳首じゃなくて、そこじゃなくて…♡
「ジュンっ…他のところっ…♡」
「ん〜?どこ舐めて欲しいんですか?」
「っ…!」
ジュンは楽しそうに、そして意地悪そうに俺に問う。分かりきっているくせに。
出来れば口にしたくない。でも、もう気付かない振りは出来ないくらいアナルがきゅんきゅん♡と疼いてしまっている。もはや苦しいくらいだ。
「ほら、言ってくれないとわからないですよ?ずっと乳首舐めててもいいんですよ俺は♡」
ぐりぃっ♡ ぐりぐりっ♡
唾液でぬるついている乳首を両手で思い切り押し潰される。
「んあッ!♡やっ、やだぁ!♡♡」
ジュンのセックスは良く言えば丁寧、悪く言えばしつこくてねちっこい。このまま俺が口にしない限り、本当にして欲しいことはしてくれない。早くこの苦しみから開放して、ジュンから与えられる快感しか分からなくしてほしい。
「……っ…後ろ…なめてっ…♡」
「後ろ?違うでしょ?ちゃんと言ってください」
「……っ!」
まだ残っているプライドがズタズタにされていく感覚がさらに興奮を高めていく。ジュンもそれが分かっているからこそ、俺を追い詰めていく。
「……ッ…♡ アナル…なめてください…♡」
掠れるほど小さな声でジュンに卑猥な行為を強請る。こんな所を舐められるのが気持ちいいだなんて、知りたくなかった。
初めてされたのはジュンの好奇心からだったと思う。ジュンはセックスの時、全身くまなく舐め尽くす。めちゃくちゃにキスもするし臍や脇だって舌を這わせる。ちんこを舐められ、玉をしゃぶられ、その延長線上にあったのはアナルだった。
いつの間にか、自分の汚いところにジュンの舌が入り込む背徳感と快楽に抗えなくなっていた。
「いいですよお、茨のかわいいアナルぺろぺろしてあげますね♡」
弱々しく強請った姿に満足そうに笑ったジュンは、素早くスラックスと下着を脱がせ、俺の足を胸まで持ち上げた。所謂まんぐり返し、というやつだ。俺のアナルを見て「かわいい♡」とジュンがあんまり愛おしそうに言うもんだから、思わずひくひく♡と切なく震える。
ジュンの綺麗な顔が少しずつ近づき、早く、早くと期待が高まっていく。
俺と目を合わせながらゆっくりと唇を触れさせる。
んちゅっ♡
「♡んあっ♡やっ♡きもちぃ…♡」
ちゅっ♡ ちゅちゅっちゅ♡
れろぉっ♡ れろれろッちゅっ♡
待ち望んだ刺激に身体が喜ぶ。ぴっとりと唇をつけ、丁寧に舌先で皺をなぞられる。縁を円を描くように柔らかく優しく舐められ、ぞわぞわする感覚が全身を襲う。
「うぅ〜ッ!♡んぁ♡あっ♡やぁッ!♡ンンっ!♡」
アナルを舐められてよがり狂っているみっともない姿、誰にも見せられない。こんな恥ずかしい事をしているなんて知られたくない。なのに自分からこの行為を強請るようになってしまった。
固く閉じられていたアナルが柔らかくなり、くぱくぱ♡と開いてくる。ちゅっちゅっ♡と音を立てながら吸われ、それに連動するようにちんこがぴくぴく♡跳ねる。まだ一度も直接触れられていないちんこは、腹につきそうなほど反り返ってだらだらと先走りを垂らしていた。
「ジュンっ♡はやくナカもして…♡」
「いいですよお、茨のかわいいおねだり、きいてあげまね?♡」
ぬぷぅっ♡ ぬぽぬぽっ♡
れるぅ♡ ずちゅっずちゅずぢゅっ♡
両手でぐっと尻たぶを左右に開かれ、ジュンの熱い舌がずぷぅ♡っと侵入してくる。少しずつ少しずつ暴かれていく俺のアナル。腸壁と舌が擦れ合い、中を掻き回すようにぐるっと動く。
舌では本当に欲しい奥には届かないし質量も足りない。でもそのもどかしさがいい。何しろあの漣ジュンが俺のこんなところを舐めていること、舐めながら興奮していることに体の奥から熱くなる。
「あっ♡♡んひっ!♡あ〜ッ!♡はっ♡それよわいからあッ♡それすきっ!すきです♡♡」
とめどなく溢れるはしたない喘ぎ声。こんな下品な甘い声、自分から出ているなんて信じたくないけれど、それさえも興奮材料になる。ジュンから与えられる快感から逃げられないし、逃げるつもりもないが、思わず反射的に腰が引けてしまう。
「ダメですよ〜茨?腰、ちゃんとあげておかないとぺろぺろしてあげられませんよ?♡」
ジュンが俺の手を取り、自分で足を持ち上げさせる。こんな浅ましい格好をさせられて、なんて屈辱だろう。けれどやめてほしくない。もっともっと、もっとほじって欲しい♡ この背徳感と快楽を知ってしまったら、もう引き返せない。
「やだ…♡ごめんなさい…♡ジュンの舌でいかせて…♡」
「え〜?別に怒ってないから謝らないでくださいよ、茨って本当にえっちですねぇ♡」
ぬちゅぅっ♡ ぐぽぐぽッ♡♡
ぐりゅッ♡ぐりゅりゅりゅっ♡
先程までの優しい動きから打って変わって、グポグポッ♡と激しくピストンされる。ぬろろろッ♡と舌が抜かれる感覚とぐちゅうッ♡と押し込まれる感覚で頭がおかしくなる。卑猥な水音が部屋に響き、聴覚もジュンに犯されていく。
「それっ、それぇっ♡ もっと♡もっとおれのあなるほじって気持ちよくしてえ♡♡」
れろっれろれろれろっ♡
ぐちゅぐちゅっ♡ ぢゅるっぢゅるるる♡
ジュンの舌をきゅんきゅん♡締め付けているのが自分でもわかる。
どんどん激しさを増す舌の動きに思考回路が途切れてきて、気持ちいいことしかわからない。だめだ、もう限界♡快楽に、ジュンに、溺れていく…♡
「あぅっ♡んん♡んあっ♡それだめぇ♡ぁ、あぁ、もっ、だめっ!♡イクっ、イクっ、いくからぁっ、いくっいくいくッ!!♡♡♡」
びゅくっ♡びゅるるるるるッ♡びゅッ♡びゅびゅッ♡
頭が真っ白になり、尿道から勢いよく精液が飛び出る。ちんこには一度も触れられていないのに、アナルだけの刺激で達せるようになってしまった。ジュンによって、ジュンの舌によって変えられてしまった淫乱な俺の体。
「はあっ、んあっ♡♡はあ…♡♡」
体から力が抜け、脱力感に襲われる。激しく射精した余韻でヘコヘコ♡と無様に腰を揺らしてしまう。重い瞼をあげてジュンの顔を見ると、満足そうに、でもまだまだ足りないといった様子で目を光らせている。
「あはっ、俺にアナル舐められるの本当に好きですよね♡俺も茨のアナル舐めるの大好きなんですよ、最高に興奮する♡」
ジュンが見せつけるように臍に溜まった濃い精液をぺろっ♡と舌にのせる。ジュンのピンク色の舌に俺が出したどろりとした白い固まりが映えていやらしい。一度発散された興奮が、また背筋を這い上がってくる感覚がした。