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    #ジュン茨

    junThorn纯茨

    𓆚𓆘ヌʓ 𓆘𓆚

    MAIKINGただのギャグです。
    150日後くらいにジばになる予定。
    前略、100日後に絶対あんたを抱きます。七種茨は画策していた。
    一体どうやってあの男、漣ジュンを抱こうかと。


    【前略、100日後に絶対あんたを抱きます。】


    さてさて。この話のヒロイン、漣ジュンは過去に宣っていた。

    『 やっぱり王道展開ってアツいっすよね 』

    主人公、七種茨は考えた。

    ( ならば最も王道の攻略法でいきましょう )

    と。


    これは報告という形にはなるが、主人公である七種茨は漣ジュンに心底めたくそ惚れている。ちなみに二人は同い年、同じアイドルユニットEdenの構成メンバーである。そう、たったそれだけの関係。それが如何にして色恋沙汰に至ったかと言えば、その理由は単純。これまでの人生において損得抜きの関係などは犬の糞以下として蹴散らしてきた茨にとっては、ユニット単位で何かと紆余曲折を経てきた結果とはいえ現在、自分に掛け値無しの信頼を預けてきてくれるSo Purely Angelなジュンの存在というのは最早唯一無二と言ってもまったく過言ではなく。友情愛情慕情劣情もろもろすっ飛ばした走り幅跳びにも近く、まあまあ包み隠さず今の茨の心情を吐露するとすれば、「ジュンかわいい」「大好き」「付き合いたい」「セックスしたい」、以上、解散。ということであり。
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    es_jbhw

    DONE刑事ジ×天才詐欺師いばの追いかけっこ
    書きたいところだけ書いたので雰囲気で読んでください。
    キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン ジュンが務める警察署へ指名手配犯の目撃情報が入って三十分。それまではまったく動きのなかった事件がやっと動き始めたことで、ジュンは目を通していた書類をその場にほっぽり出し、上役が制止する声も今日ばかりは聞こえぬふりをして現場に向かった。
     漣ジュンは警察官一年目のドがつくほどの新人だ。しかしその勤勉さから同僚や上司からの信頼は厚く、現在は操作二課で詐欺犯罪全般を担当している。中でも彼が熱を上げているのは、ここ数年で何件も全国各所で詐欺犯罪を繰り返している七種茨に関する事件だ。その手口は見事なまでに大胆巧妙であり、また指名手配となっているものの彼は変装のプロでもあり、その素顔を見たものは誰もいない。偽名や肩書きを数えきれないほど手にしており、一か所に留まることもないためその所在を掴むことすら困難とされてきた。ジュンはそんな犯罪者に、簡単に言ってしまえば固執していた。自分でもなぜだかはわからない。けれど、人を騙し続け、嘘で塗り固められた茨の人生を――彼の本当の姿を、ジュンは見てみたいと思っていた。
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    ogata

    DONE20230924 ジュン茨新刊(全年齢・文庫・P32・しおりつき ¥300)の全文です。
    『kiss,kiss,kiss, 』の続きにあたります。
    二人がホテルに泊まった日、茨がみた夢の話です。
    夢なので、捏造設定を大いに含む妄想短編のようなものです。
    (ifアイドルじゃなかったパロ・ジュン茨両片思い同居)
    夢なので、話が断片的でまとまりなくぽんぽん飛びます。悲恋注意報発令中。
    Paradigm Shift    * * * *


    「ねえ茨、まだ寝るんですかぁ?」
     額にツンツンという感触を感じて目が覚めた。
     ブラインドの細い隙間からこぼれる朝の光を背に、金の大きな双眸が茨を捉えている。もう一度目を閉じると、どうしようもなく大きな欠伸があふれた。
    「……何時ですか」
    「あ、起きましたね。朝の七時です。ブラインド開けますよぉ」
     言うか言わないかの間に、眩しい光が寝室に差し込んでくる。
     ジュンはTシャツに短パンのラフな姿で、すでに出かける準備を済ませていた。
    「朝ラン行こうって約束したでしょう。忘れてました?」
     眼鏡を掛け、見慣れた景色が視覚に入ると、脳は倍速で覚醒を始める。
    「ええ、忘れてませんよ。ですが、家を出るまでにはもう少し時間があるでしょう。十分間に合います、大丈夫です」
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    ・中夜

    DONEHAPPY JUNIBA DAY!

    茨さんほとんど出てこない同棲ジば。
    掃除洗濯をしたのは昨日なのにシーツを替えたのは今朝、が本作のポイントです。
    日々は続くから(やっぱり帰って来なかったな……)
     ヘッドボードの明かりを消した後も手放せないでいるスマホを開いて、閉じて、もう何十回も目にしたデジタル時計の時刻にため息をついた。うつ伏せに押し潰している枕へ顔を埋め、意味もなくウンヌン唸ってみる。けれど、どれだけ待ってみたってオレの右手が微かなバイブを告げることはないし、煌々と現れたロック画面の通知に眩しく目を眇めることもない。残り数分で日付を跨ごうかというこの時間に誰からも連絡が来ないなんて、当たり前の話ではあるんだろうけど。その一般的には非常識とも言える連絡を、オレはかれこれ2時間もソワソワと期待してしまっているのだった。
    「……茨」
     待ち侘びている方が馬鹿げてるのはわかっている。そもそも今日は帰れないって、だから昨日の内にお祝いしておきましょうって。端からそういう話だったのだ。帰れない今日の代わりに、茨はオレの好きなメニューを沢山夕飯に出してくれたし、オレだって茨が朝から料理に集中できるように洗濯から何からその他すべての雑事をせっせと片付けた。夕方普段より早めのご馳走に、2人で作った苺タルトも平らげて、余った料理も1粒も無くなったお皿も仲良く片付けた後ソファーに並んで触れ合って……昨日まで、ううん、ついさっき。風呂から上がってベッドに入るまで、本当になんの不満もなかったはずなのに。
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