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    千瞑(senbei)

    @yumesenbe

    夢小説になる前のあらすじやメモ。
    かきかけ。自己完結したらくがき置き場。

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    千瞑(senbei)

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    進撃の巨人 ジャン視点夢

    マルコの幼馴染
    弱視の子で黒髪。瞳の色は灰色。
    東洋人の血が入ってる。
    なんとなくぼんやりとしか見えない

    #AOT
    #進撃の夢
    #ジャン・キルシュタイン
    jeanKirstein.

    マルコ死亡を伝えに行くジャンまだ訓練兵だったころ、
    あいつは「ぼくになにかあったら彼女に知らせてほしい。ジャンを頼るように言ってあるから」と言っていた。

    そんな日は来ないと思っていた。

    マルコの幼馴染の家に迷わずにこれたのも
    出てきた女の子がマルコの幼馴染の女の子だということも
    弱視で目が見えないことも

    知っている。

    オレたちはお互いにマルコから話を聞いていた。
    会ったことはないけどお互いを知っていた。

    だから、すぐにわかった。
    自分の説明はそれほどいらなかった。

    だけど、何をしに来たかそれを彼女に伝えることを躊躇した。

    なんていえばいい?

    大事な子だと言っていた。
    いつも一緒にいることが当たり前だったと。
    言葉にしなくても悩んでるのか悲しんでるのかがわかるのだと。

    そんな相手になんて、言えばいい?

    「………」

    焦点の合わない不安げな顔がオレを見ている。

    突然家に来たのがマルコでなくてなぜオレなのか?
    見えない目で何かを感じ取っているのかもしれない。

    正直言いたくない。

    だけど、あいつから頼まれている。
    誰よりも、親よりも一番に伝えてほしいと。

    ちくしょう。言うんだ。言えよ!はやく!さぁ。
    言わなきゃならない。

    「マルコは…」と、彼女が先に声を発した。

    その続きを言わせるのか?

    あいつの大事な幼馴染にそれを言わせるのか?
    違うだろ。

    グッとこぶしを握って勇気をかき集めて、口にした。

    「マルコは、死んだ」と。

    口にしてから、自分に嫌気がさした
    オレは馬鹿か?もっと伝え方ってもんがあるだろう!

    調査兵団の上の人なら、エルヴィン団長なら、リヴァイ兵長なら…、
    もっとうまく伝えられたかもしれない。

    だけど、これしか知らない。
    ほかにどういえばいいかわからない。

    「巨人に…喰われたと聞いてる」

    灰色の瞳が揺れた。

    目をそらしたかった。
    だけど、それはできない。

    炎の中にある骨の燃えカスが逃げ出すことを許してくれない。

    「知らせてくれて、あり…が…っ、」

    言葉が切れて灰色の瞳に涙が溜まった。
    泣いてしまう。

    そう思ったら、自然と手が伸びて彼女を抱きしめていた。
    そっと、壊れないように。







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    千瞑(senbei)

    DOODLE一次創作。ファンタジーもの。
    一次創作メモ赤の一族の当主ゴウカでないと意味がないのだ。あんな最低なやつほっとけよとレンジは言うが。ゴウカは最低なんかじゃないよ。当主としてあなたやみんなを守ってるんだよ。それをみんな知らないだけ。心配させないように隠してる。当主になりたいならそれを知っておかなきゃ。ゴウカは責任の塊だから。おそらく代替わりのときに初めて話すのだろう。自分がそうだったように。そんなのごめんだ。来て。ゴウカがなぜああなったかを知りたいならね。アンタ大丈夫なのか?白の一族だろ?私には効かない。浄化の風をまとっているわたしに集まってきた小さな魑魅魍魎が消える。

    また来たよ。帰れお前のできることはもうないそいつと幸せになれ。できないよ。この子がレンジが次の継承者なんでしょう?だったらどうした。そいつはお前が好きだろちょうどいいじゃないか祝言をさっさと上げろ。そんなの嬉しくない。1人で全部背負われて全然嬉しくない。そいつの嫁になれ。わたしはあなたがいい。俺は役立たずだ。そいつの代にはもう力なんてなくなる。それでもいい。話して。次の継承者に。何も知らないまま継承させないで。第二のあなたなんか見たくない。やめろ。おいお前らこいつを連れて行け。ここはお前には危険だ。当主命令だ従え。惚れた女が身体張ってんのに逃げるなんてありえねえ。2本の炎の竜巻。出番だよ。2人でこの壁を壊して。やめろ。お前も一緒に狙われるんだぞ。それでいいよ。今は私を理解してくれる人もいるし全部よりもあなたとはんぶんこがいい。やめろ、嫌だよ。だって私はあなたが大好きだからやめてあげない。もう私を払いのける力も残ってないゴウカに口づけをした。
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    MEMO妄想小説その3

    迷子のシキ(植物園管理棟に住み込み中)とジェイドのお話。
    長編のお話の中の一部分です。わかりづらくてごめんなさい。

    not監督生です。
    その晩は、なかなか寝付けなかった。
    昼休みの時間に眠ってしまったせいだろうか。それともロウドが言った言葉がシキを不安にさせているからだろうか。机の上に置いた時計は、11時を指していた。シキはベットから起き上がると椅子に掛けてあった上着を取ると羽織り部屋を出た。

    シキが寝泊まりしている場所は植物園の中にある小さな管理棟であった。部屋は2つあり入って直ぐは事務所で机や椅子があり何か問題事や調べ物がある時は植物園を管理している5人のドワーフ達が集まり話し合う。廊下を挟んだ奥にある部屋は居住スペースになっており小さいながらもお風呂と洗面台もあった。シキはその部屋を借りて暮らしていた。手前の廊下にはミニキッチンとトイレもあったので1人生活していくには十分であった。植物園の管理責任者であるドワーフのロウドがシキの面倒を見てくれており、仕事、生活のアドバイスを時折してくれた。ここで仕事をしているドワーフ達は魔法も使えるらしく、事務所兼シキの部屋は外からは見えなくなっており外部の人間が入って来ることがないように防衛魔法が張られてあった。

    植物園の中は薄暗く静かで、いつも聞こえてくる虫の音も葉擦れの 1382