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    as_a_hir

    @as_a_hir
    ※たまにらくがきしたくなる時があります
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    as_a_hir

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    べったーで連載してた、葬博48手チャレンジできるかな(仮題)の1話を改稿したもの。
    この話より先は大体R18ですが、どちらかというともだもだ系の話です。多分。
    純粋な続きは過去投稿分の改稿が終わってからになります。全50話予定。

    ##葬博
    ##連載

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    DOODLE銀博未来捏造、ナチュラルに結婚してる銀博がいちゃついてるだけの話
     旦那様が長年の猛アタックの末にようやく迎えられた奥様は、今までずっとロドスという企業の陸上艦でテラ全土を飛び回る生活をなさっていたらしい。そんな方ですから心配になってしまうのです。イェラグの長い冬、家から出ることすら難しい雪と氷しかない長い冬に退屈してしまわれるのではないかと。

    「まさか仕事が忙しすぎて執務室にこもってたら、退屈すぎて仕事に逃避した人間だと思われていたとはね……」
    「彼女たちも悪気があったわけではないのですが」
    「うん、純粋に心配してくれただけなのはわかってるよ」
     ただ因果関係が逆なだけで。苦笑するマッターホルンから受け取ったカップにほっと一息をついて、私は朝から座りっぱなしだった椅子の上でうーんと伸びをした。ぱきぱきと鳴る背骨にさすがに根を詰めすぎただろうか、いやいやロドスではこのくらいは日常茶飯事だったしと首を振っていると、すかさず追加のお茶請けが並べられる。昔は一部の神殿関係者や巫女しか口にすることができなかったという伝統菓子は、舌が痺れるほどの甘さなのに花の上品な香りが鼻に抜ける。これが必要だったってことは昔から彼女たちも激務だったのだろう。なら大丈夫。問題ない。マッターホルンのため息を無視しながら二つ目に手を伸ばしつつ、目下の心配事について話を続ける。
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