たいとるみてい 成長if 庄乱「庄ちゃんが嫉妬してくれないぃ〜?」
「う、うん。」
授業が終わった五年は組の教室では、きり丸によるお悩み相談会が開かれていた。相談者は親友である乱太郎で、結構深刻そうな顔をしていたのでどんなことを相談してくるのだろうと息を飲んでいたきり丸が乱太郎から放たれた言葉に思わず拍子抜けしてしまった。
その悩みというのは、庄左ヱ門が乱太郎に対して嫉妬をしてくれないという悩みだった。
「え?庄左ヱ門に嫉妬されたいの?」
「うん……。きり丸、どうしたら庄ちゃんにやきもち妬かせられると思う?」
「えぇー……、そんなこと言われてもなー。」
「頼むよ〜ぉ。きりちゃんなら、いい方法思いつくかなあって思って。」
「うーん、考えはあるけどよ…。」
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