「ただいま〜」
「!!あにき、おかえり」とたとた走ってくる
「(双葉の髪がぴょんぴょんしてる…お腹すいてるのかな)ただいま。今日は土産があるぞ」
「新しい金平糖か!?」
「わー、目を輝かせてくれてるところ申し訳ないがコレな」
「なんだせんべいか」
(あからさまにガッカリしちゃった)
「んしょ!」袋ベリベリ
(でも食べるんだ…食いしん坊め)
「もぐもぐ。うん!しょっぱいやつもたまには良いよな!」
「(凄い勢いで食べてる…)うまいか?」
「うんめえ!」
「そうか、よかった。じゃあゆっくり食べろよ。俺はそろそろ仕事に…」
「え!!!!」
「え?」
「あにき、もう行っちゃうのか…」
「…もしかして寂しいの?」
「ばっ!ちげえし!」
「ふーん?あっそう。じゃあ俺、夜にはまた戻って来るからそれまでお留守番よろしく」
1956