🌟術後の病状と日常日記・アンチにされた経験談日記🌟これまでの経過～

病院嫌いの私が病院へ行ったのは私のリアルを知ってるらしい？アンチのおかげ。アンチ～私の命助かったぞーありがと～ｗｗ
2025年3月に境界悪性腫瘍で子宮全摘出手術をする。
一回目の初の術後定期健診→異常なし
抗がん治療が望ましいとの診断結果だったが、抗がん剤も受けずに喫煙をしながら今のところ普通に生活している。
生理や貧血がない事がこんなに楽な事なんだと感動し術後のQOLが格段に上がる。術後すぐに自分が手術で摘出したのを忘れるくらいには普通に生活できている。
術後で細かい部分の体力や体調が戻りにくいため日記をつけることにしました。日常日記のほうが多くなるかも

補足の登場人物
たまに出てくるアンチ（ネットストーカー）は約8年くらい前からネット上（当時のついったー時代から）でストーカーしてくる暇人。そいつのツイート内容が私のリアルを知ってるようなツイートをアンチが度々していた。しかもアンチ本人じゃなくて知り合いか、複垢使ってストーカー行為をしてるそうで。

心地の良い存在。館内の明かりが落ち、スクリーンに映画のタイトルが映し出される。
隣に座るスティーブの気配が、いつもよりも近くに感じられて、バッキーは思わず背筋を正した。


（くそ、さっきの“デート”って言葉が……）

冗談だとわかってる。あの場の流れでの軽口だった。
けれど、頭の中にはその一言がこびりついて離れない。
別に、深い意味なんかない。スティーブにとってはただの言葉遊びのつもりだったはずだ。


――なのに、なんで変に意識してんだ、俺。


映画が進むにつれ、スクリーンの中では登場人物たちの関係や物語が動いているというのに、バッキーの集中は一向に定まらなかった。
時折、ポップコーンの袋がカサリと鳴る。スティーブが何気なく飲み物を口に運ぶ仕草にも、妙に神経が向いてしまう。

味のしないコーヒー映画の上映は夕方からだったけど、待ち合わせは少し早めに駅前。
スティーブの提案だった。

「上映前にどっかでコーヒーでも飲もう」って。

別に断る理由もなかったし、正直、自分でもこの日をちょっと楽しみにしていた。

冬休みが終わって、また寮に戻ってきて。
毎日顔を合わせて話してるのに――
なんだろうな、この気持ち。


（ただ親友と、映画観に行くだけだろ）


心の中で何度目かの自己ツッコミをしてから、集合場所へと足を運ぶ。


すると――

「あっ、バッキー！」

駅前で手を振って待っていたスティーブは、優しげなキャラメル色をしたコートを着ていて、首にはあの日、自分が贈ったマフラーを巻いていた。


（……気に入ってくれて本当によかった）

胸の奥が、少しだけ、ほんの少しだけあったかくなる。