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MAIKING冴→凛で冴に肛門の拡張を迫られる凛の話。【冴凛】肛門は4センチ程度しか開かない 長年不仲が続いていたが、日本初のワールドカップ優勝を機にようやく永久凍土並みに凍り付いた関係が改善された実の兄、糸師冴の言葉に凛は困惑していた。 不快にならない程度の喧騒の中、ボックス席の向かいに座ってコーヒーを飲む冴に意を決して告げる。
「ごめん兄貴、今のちゃんと聞き取れなかった。もう一回言って?」
「……」
「兄貴?」
「兄ちゃん」
「え?」
「二人のときは『兄ちゃん』って言う約束だっただろ」
「いや、でもここ外だし……」
「周りに知り合い居ないんだから問題ないだろうが」
そう言うと、冴は椅子に大きくふんぞり返ってそっぽを向く。確かに知り合いどころか周りに日本人すら居ないため、凛が日本語で何か言おうとも理解されることは無いだろう。それでも成人した今、幼い頃のように「兄ちゃん」と呼ぶのはどうにも気恥ずかしかった。
1204「ごめん兄貴、今のちゃんと聞き取れなかった。もう一回言って?」
「……」
「兄貴?」
「兄ちゃん」
「え?」
「二人のときは『兄ちゃん』って言う約束だっただろ」
「いや、でもここ外だし……」
「周りに知り合い居ないんだから問題ないだろうが」
そう言うと、冴は椅子に大きくふんぞり返ってそっぽを向く。確かに知り合いどころか周りに日本人すら居ないため、凛が日本語で何か言おうとも理解されることは無いだろう。それでも成人した今、幼い頃のように「兄ちゃん」と呼ぶのはどうにも気恥ずかしかった。