クローン
PROGRESS【🧡&💛】いないいない……ばあ!初めてお兄ちゃんになるミスタの話
#ラ兄弟
弟が生まれた。名前はルカ。
俺の初めての弟。
今まで俺には兄が三人いて、俺が一番年下だった。俺が弟だったのに今日から俺は、お兄ちゃん。
お兄ちゃんってどうすればいいんだ?
「可愛いな」
「ほっぺがプニプニだ」
「あっ!あくびした!」
兄達はルカを代わる代わる抱っこし、笑顔を見せている。俺はそれを少しだけ離れた所で立って見ていた。ルカを抱っこしたシュウが言う。
「ミスタも抱っこする?」
今まで俺に向いていたものが全部ルカに注がれている。やっと向いたものもルカを通して。今思えばバカな事を言ったと思う。でも思った事が口をついて出てしまった。
「......俺とルカ、どっちが大事?」
一瞬静まり返った部屋。アイクが突然立ち上がり、俺を強く抱きしめた。泣き出したルカをシュウがあやし、ヴォックスは俺の頭に手を乗せた。
1964俺の初めての弟。
今まで俺には兄が三人いて、俺が一番年下だった。俺が弟だったのに今日から俺は、お兄ちゃん。
お兄ちゃんってどうすればいいんだ?
「可愛いな」
「ほっぺがプニプニだ」
「あっ!あくびした!」
兄達はルカを代わる代わる抱っこし、笑顔を見せている。俺はそれを少しだけ離れた所で立って見ていた。ルカを抱っこしたシュウが言う。
「ミスタも抱っこする?」
今まで俺に向いていたものが全部ルカに注がれている。やっと向いたものもルカを通して。今思えばバカな事を言ったと思う。でも思った事が口をついて出てしまった。
「......俺とルカ、どっちが大事?」
一瞬静まり返った部屋。アイクが突然立ち上がり、俺を強く抱きしめた。泣き出したルカをシュウがあやし、ヴォックスは俺の頭に手を乗せた。
ppponpo_ko
PROGRESSまだ半分くらいコマ割りすらしてないけどペン入れしちゃうコマ割り苦手で泣く同じような絵ばっかり描いてる基本寝起きかご飯食べてる
印刷するかわからないけどもしするならこの線の細さで耐えれるのだろうか...
syoppai__ne
PROGRESS9月新刊予定の作品の序章部分「……ん、てん……"貂"ってば!」
「……ん?」
真っ暗だった。頬が触れている感触が硬い。机か何かに突っ伏している。顔を上げると、眠っていたからか視界が霞んでいたので何度か瞬きしてから目を擦る。目の前にいる人物はもうすっかり見慣れた顔だった。サラサラと綺麗な赤毛が顔の左側から吹いてくる爽やかな風に揺れて顔に少し張り付いている。
「……練牙さん?」
まず視界に入って来たもののその名を口にする。でも、段々周りが見えて来て、何かがおかしいことに気づく。目の前の練牙さんはなぜかブレザーの学生服を着ている。――あす高の制服じゃないな。どこのだ?オレたちなんかドラマとか撮影してたっけ。学生服を着た練牙さんは椅子の横に足を投げ出すようにして横向きに座って、オレを振り向いている。
3998「……ん?」
真っ暗だった。頬が触れている感触が硬い。机か何かに突っ伏している。顔を上げると、眠っていたからか視界が霞んでいたので何度か瞬きしてから目を擦る。目の前にいる人物はもうすっかり見慣れた顔だった。サラサラと綺麗な赤毛が顔の左側から吹いてくる爽やかな風に揺れて顔に少し張り付いている。
「……練牙さん?」
まず視界に入って来たもののその名を口にする。でも、段々周りが見えて来て、何かがおかしいことに気づく。目の前の練牙さんはなぜかブレザーの学生服を着ている。――あす高の制服じゃないな。どこのだ?オレたちなんかドラマとか撮影してたっけ。学生服を着た練牙さんは椅子の横に足を投げ出すようにして横向きに座って、オレを振り向いている。
koebicharo
PROGRESS線画清書中!!✨昨日ずーっと調整してた…。
時間かけすぎの割りに…ってなりがちだから
遠くから見る、しっかり時間を置いて見る
ことに注意する…。
何より…じっくりねっとり推しを観察しながら
推しを描ける幸せな時間を噛み締める🥴💓
suzuka_lily
PROGRESS※試合結果が分かる内容が含まれていますのでワンクッション※ポセアム原作軸編ネーム進捗。第2話の6P目と8P目です
さらさら~っと進んで4P分終わった!良い調子です~~ 2
りん🐱
PROGRESS雑高大前提の怪異×高坂導入部分のみ
このあとめくるめくすけべの段になります
後ろの正面だぁれ「高坂さん、山法師の噂ってご存知ですか?」
任務の待機中、やたら大きく赤い月を眺める諸泉が、突如思い出したように高坂へ問う。
山法師とは、桜が散る頃に満開を迎える樹木だ。
十字の手裏剣のような形の白い花を咲かせるが、正しくは花びらではなく総苞片 、つまりガクの部分が変化したものらしい。ふと、幼い頃の甘く懐かしい記憶が蘇る。
『ははうえ見てください、あそこにきれいな花が』
『ふふ、あれはお花に見えますが本当は違うのですよ。まるで忍びの擬態のようですね』
『しのび…とてもりっぱで、まるでちちうえみたいです!』
うんと幼い頃、母に手を引かれ山へ入ったことがある。
繋いだ手のぬくもりや、優しく微笑む母、山全体を包む生命力溢れる新緑の匂い…ついこの間のことのように鮮明に思い出せるのは、自ら離れることを決意した敬愛する家族との、数少ない大切な思い出だからだ。
1380任務の待機中、やたら大きく赤い月を眺める諸泉が、突如思い出したように高坂へ問う。
山法師とは、桜が散る頃に満開を迎える樹木だ。
十字の手裏剣のような形の白い花を咲かせるが、正しくは花びらではなく総苞片 、つまりガクの部分が変化したものらしい。ふと、幼い頃の甘く懐かしい記憶が蘇る。
『ははうえ見てください、あそこにきれいな花が』
『ふふ、あれはお花に見えますが本当は違うのですよ。まるで忍びの擬態のようですね』
『しのび…とてもりっぱで、まるでちちうえみたいです!』
うんと幼い頃、母に手を引かれ山へ入ったことがある。
繋いだ手のぬくもりや、優しく微笑む母、山全体を包む生命力溢れる新緑の匂い…ついこの間のことのように鮮明に思い出せるのは、自ら離れることを決意した敬愛する家族との、数少ない大切な思い出だからだ。