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    bach_otamama

    CAN’T MAKEシェンウーとヴリトラ。東方イベの2年くらい前の時間軸。
    生産ラインはチユヴリも好きです。
    シェンヴリ……の手前。軽い接触があります。
    なんかこう、お互いのことを良く知っていて隣にいるって関係が好きでして
    あと、毒姫概念のヴリトラめっちゃ刺さりました。
    タイトルはラテン語で「私が触れる」です。一人称単数なので、この一語でも確か「私が触れる」という意味になるはず……多分。
    tango 家臣が肖像画を差し出す。絵の中の娘は微笑み、ふくよかな体をゆったりとした服に包んでいる。
    「これは?」
    「ご紹介をいただきました。多くの子をなす家系の娘です」
    別の肖像画ではほっそりとたおやかな娘が艶やかに微笑んでいる。
    「この娘は、近隣でも美しいと評判だそうです」
    「シェンウー様、クルマ様はまだ幼いのです。もしまた流行り病が起きれば……」
    シェンウーの父はすでに亡く、先だっての流行り病で亡くなった後妻との間にもクルマしか子がいなかった。継母の葬儀を終えたばかりとはいえ早く妻を娶り、子をなしてほしいという家臣の気持ちはわかる。分家もあるとはいえ、直系の方がより継承の儀の成功率が高い。しかし、まだ亡きひとの面影がシェンウーの胸の奥には宿っている。
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    Arasawa

    CAN’T MAKE素敵なフォロワーななせさん(@7sejujutsu5)とお互いに書きたい設定を出しあって制限時間1.5時間(笑)で書けるとこまで書く企画やりました!

    出した設定
    ・夏の風物詩
    ・顔色

    参加者大募集中ですので、もし希望される方みえましたらななせさんか粗沢までお気軽にどうぞ🥰次回開催日は未定です🥰

    2022/09/26
    怪我人一名※捏造
    ※参考にしない

    今日の任務は一級術師七海さんと補助監督である私の二人きりだ。いつも通り、私が下ろした帳に七海さんが入り任務を遂行して私はその間涼しい車内で待機する……はずだけど、今日は自分自身のステップアップがしたくてこっそり帳の内側で見学する気でいる。七海さんにバレたら大目玉を食らうのは確実だけれど、戦いが終わる前に車に戻れば問題ないだろう。今日の呪霊は愚鈍だと聞いているから普段よりは危なくないはず。愚鈍だけれど、術式を使うから一級呪霊に分類されたのだ。

    一級術師と一級呪霊との戦いに巻き込まれたらひとたまりもないのはよくわかってるから、帳の内側と言っても帳にくっつくほどギリギリの内側に来た。本当は高いところで見学したいけれど、七海さんはあの物静かな雰囲気に対して派手に破壊するフシがあるので泣く泣く断念した。決して邪魔にはならないだろう場所を探して戦う七海さんを見つめる。
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