夜の海月真夜中、兄さんの呻き声で目が覚めた。
「……ッう、…ギぃ…っ…」
時々このひとは、ぼくたちとはちがう世界の夢をみるらしい。
細く丸い少女の肩を揺り動かし、起こしてやる。
「…ッあ、……て、テオ…？」
「うん、うなされてたよ、兄さん」
「……っはぁ、はー………、そう、ですね、そうです、ゴッホは、ゴッホは…夢を、見ていました、夢、だった…」
まだ少し震えている両手を包み込んで、あやすように揺らしてやる。
「そんなに夢見が悪いなら、お医者様に薬でも出してもらったほうがいいんじゃない？」
ふぁ、と欠伸を噛み殺しながら問いかける。中途半端に起こされたせいで、ぼくはまだ少し眠い。

震える声が怖々と呟く。
「…テオ、テオは、海と空は、似ていると思いますか？」

もしもアベンジャーズのヒーロー達が、ダンロンの世界線だったらスティーブ・ロジャース
・超高校級の希望
実際は肉体改造させられ強制的に『希望』として祭り上げられた元軍人

トニー・スターク
・超高校級のエンジニア
最年少にして数々の賞を受賞している天才。記憶を消されてるがヴィジョンを作った人物

ブルース・バナー
・超高校級の物理学者
もう1人の自分であるハルクの記憶を消されている

ナターシャ・ロマノフ
・超高校級のスパイ

ソー・オーディンソン
・超高校級の戦士

クリント・バートン
・超高校級の弓道家
世界大会で最年少で優勝。弓矢をいつも持ち歩いている

バッキー・バーンズ
・超高校級の殺し屋
スティーブの親友。洗脳により殺し屋として活動

ロキ
・超高校級の詐欺師
ソーの弟。状況を引っ掻き回すのが趣味

サム・ウィルソン