卒業後、マドル家を除籍されるんじゃなくて政略結婚させられそうになるワース♀ちゃんの話



ワースの卒業後の進路が決まって、最後のテストも終わり、授業も大体落ち着いてきた時期

ある日実家に呼び出されるワース。
卒業後は除籍されるという話はすでに父親からされている。卒業後の進路は除籍されたあとなので親に「進学する」としか話していないが…。除籍される無価値な自分に何の用があるのだろうと困惑するワース。

父親の部屋に呼ばれて言われた話は「除籍はせずにとある裕福な貴族のところに嫁げ」と言うこと
卒業後の進路が決まっているのに、何を言っているんだと思っていると「もう決まったことだ。お前の卒業後の進学先には入学しないと連絡してある」と言われて頭が真っ白になる。

幼少月山月妄想ツッキー、○○の秘密シリーズ読破してる。で、その知識を山口にひけらかす。山口はもちろん知らないのでツッキーすげー！✨️と称賛の眼差しを向ける……今までは母や兄に話してたけど、どこか慈しむような眼差しが納得出来なかったため、純粋な山口の眼差しに大満足するツッキーいたら可愛い。てか借りすぎて司書さんから報告受けてたら可愛い
例：月島くん、秘密シリーズの最新巻入ったよ〜！

月山が何をして遊んでたかあまり想像出来ないけど、基本ゲームかな……月島家たくさんありそう(偏見)
でも時間ちゃんと守りそうだからやり込みとかはしなそ〜。Wiiとかやってる……？？私は大乱闘くらいしか分からない……モンハンとかやるのかなぁ！？？？(ゲーム詳しくない人のため、これ以上語れない)

紅「良いものをあげるよ。手を出してごらん。」
　そう言われ、蛇は素直に手のひらを龍に向けて差し出す。すると、ころっと小さな貝が一つ龍の手から蛇の手へと落ちてきた。
「なんだ―――紅、か？」
　番である龍の顔と、己の手の上の二枚貝。それらを交互に見て蛇は言う。はまぐりの貝の外側には小さな梅の花が描かれている。中を確認するまでもない。間違いなく、これはよく見る紅である。だが何故―――。
「どこぞで手に入れた？町に下りねば、このようなものは手に入るまい。」
「そうだ。大変だったよ。人に紛れて……紅屋に行くだなんて。肝が冷えたさ。人の姿になるのも久方ぶりだったしね。」
　そう蛇に語るうちにも龍の顔色は段々と悪くなっていく。まさにげんなりといった表情だ。気の毒になり、蛇は腕を差し伸べた。遠慮なく身を預けてきた龍を抱きとめ、労をねぎらうように背中を擦ってやる。