青(あお/青沼工郎)
PAST22冬本「夫婦生活は長い会話である。其ノ参」より再録、一番の防災は常日頃の準備と訓練マンガです(設定)六代目様就任後、第二子抱えて第三子妊娠中の奥さんさすがに教壇や受付所に立たせられず、時短勤務で資料室司書や託児所手伝い等をさせられている。
数年前に流行ったイギリスマフィアの心臓マッサージの動画が大好きでそのオマージュと、自分でも覚えるために描いてみたのでした
_rikuko_
PAST[再掲]昨日リポストさせてもらった樹さんのお話が、去年描かせてもらったお話と同じ世界線との事なので、再掲してみますお話読んで、ジェラーゴかわいいな描きたいなと思って描いてました 2
tang_brmy
PAST⚠️パソスト公開前に書いたので公式の設定と齟齬がありますhttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=25044306 の続きのふたりのおはなしというか、起承転結の起に当たるはなし。
なので、衣都ちゃんが出て来ない吏衣都です。出て来るのは吏来さんとミカさんだけ。
「その日」に思いを巡らす吏来さんを捏造しました。
on that day「あら、吏来。いらっしゃい」
「お疲れ」
勝手知ったる何とやら。ジム帰りにAporiaに寄った吏来は、案内されるより先にカウンターの隅の席に腰を下ろす。
「いつもの?」
「うん、お願い」
おしぼりを手渡しながらオーダーを確認したミカが、何かにあてられたように目を細めた。
「機嫌がよさそうね」
「わかる?」
「それはもう。詳しく教えて……と言いたいところだけど、聞くまでもなくお嬢のことなんでしょ」
首を横に振って肩をすくめるミカに、吏来は口の端を上げて答えとする。
(お嬢のこと貰う約束した――とは、流石に言えないよな)
たとえ親友と言えど、衣都を良く知る相手に詳しい話をするつもりはない。ただ、彼女とうまく行っているのが伝わればいいと、曖昧に濁す。ミカもその辺りの機微には聡いので、それ以上は何も聞かずに笑って、吏来の酒を作り始めた。
3692「お疲れ」
勝手知ったる何とやら。ジム帰りにAporiaに寄った吏来は、案内されるより先にカウンターの隅の席に腰を下ろす。
「いつもの?」
「うん、お願い」
おしぼりを手渡しながらオーダーを確認したミカが、何かにあてられたように目を細めた。
「機嫌がよさそうね」
「わかる?」
「それはもう。詳しく教えて……と言いたいところだけど、聞くまでもなくお嬢のことなんでしょ」
首を横に振って肩をすくめるミカに、吏来は口の端を上げて答えとする。
(お嬢のこと貰う約束した――とは、流石に言えないよな)
たとえ親友と言えど、衣都を良く知る相手に詳しい話をするつもりはない。ただ、彼女とうまく行っているのが伝わればいいと、曖昧に濁す。ミカもその辺りの機微には聡いので、それ以上は何も聞かずに笑って、吏来の酒を作り始めた。