Tamakazula_cho
MOURNING転生現パロひぜなん拙作「そうしつつ」と同一人物(?)
それをパキリと折ったのでそれをパキリと折ったので
その人は、桜の咲く頃、出会い頭にこう言ってきたのだ。
「ひさしぶりだね。いきなりだけど、僕と付き合ってほしい」
冗談じゃねえよ、なんだいきなり、そもそもおれとあんたは初対面のはずだ、と喉元から出かけた罵声は行き場をなくして空気の中に溶けていった。そのひとは恐ろしいほどに整った顔を歪めていて、切れ長の目からころりと一粒涙が落ちるのを見てしまったからだ。ねえ、肥前くん、と彼の唇から蚊の鳴くような声がこぼれ落ちた。
その男は南海太郎朝尊と名乗った。
幼い時から生まれ持った鋭い目つきとなぜか一部分だけ真っ赤な髪の毛を恐れる人間は多く、学校という狭くて陰鬱なところでは遠巻きにされる事がほとんどだった。元々社交的な性格を持ち合わせていなかった肥前はいつの間にか一人でいることが普通となっていた。それについては何も思わなかったし、周囲も何も言わなかった。もちろん話しかけられれば返事はするし、無闇に喧嘩などをすることもない。特に好かれることもないが、特に邪険にされることもない。学生として日々を過ごす分には、十分だった。
2110その人は、桜の咲く頃、出会い頭にこう言ってきたのだ。
「ひさしぶりだね。いきなりだけど、僕と付き合ってほしい」
冗談じゃねえよ、なんだいきなり、そもそもおれとあんたは初対面のはずだ、と喉元から出かけた罵声は行き場をなくして空気の中に溶けていった。そのひとは恐ろしいほどに整った顔を歪めていて、切れ長の目からころりと一粒涙が落ちるのを見てしまったからだ。ねえ、肥前くん、と彼の唇から蚊の鳴くような声がこぼれ落ちた。
その男は南海太郎朝尊と名乗った。
幼い時から生まれ持った鋭い目つきとなぜか一部分だけ真っ赤な髪の毛を恐れる人間は多く、学校という狭くて陰鬱なところでは遠巻きにされる事がほとんどだった。元々社交的な性格を持ち合わせていなかった肥前はいつの間にか一人でいることが普通となっていた。それについては何も思わなかったし、周囲も何も言わなかった。もちろん話しかけられれば返事はするし、無闇に喧嘩などをすることもない。特に好かれることもないが、特に邪険にされることもない。学生として日々を過ごす分には、十分だった。
tofu102_284
MOURNING奉えるボツイラスト・
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構図を参考にした写真がベトナムの写真スタジオで撮られたものらしいとわかり、Facebookを通じてコンタクトを試みるも1か月経っても音沙汰なし
そうこうするうちモチベーションがなくなってしまいお蔵入りとなりましたので、ここにひっそりupします
tuyuji_0724
MOURNING書き込み量過去一です、アホなんか距離感アウトなのでFAタグつけてあげる未来は来ないと思います ただ塗りは過去一の出来を叩き出してしまったので、それこそ依頼サンプルとかでは載せそう
パラサウロロフス
MOURNING大ボスの中の人のアクション見たら、すごい興奮してしまって、代弁して貰ったThe world is your oyster 王九は大哥に出会って、世界が何で出来ているかを知った。
世界はお菓子で出来ている。
イスはクッキーとウエハースで出来ていて、ビール瓶は飴細工で出来ている。人の腹からはイチゴジャムが出るし、そもそもが人の体は馬拉糕にシガレットチョコを指したものにすぎない。
お前は見たことがあるか?人の腕があんなに軽い音をたてて折れるのを。まるで、新しいクッキーのCMみたいにパリパリ折れるんだ。丁寧に擬音語のところは強調するように身振りを交え説明すると、王九は再現するように男の腕を曲がらない方向に曲げた。そいつはヤク中で、不遜にも大哥の薬を盗みに来た。勿論すぐに捕まって、大哥にさっさと始末しておけと言われたので、なんとなく話をしたい王九が貰い受けたのだ。
1085世界はお菓子で出来ている。
イスはクッキーとウエハースで出来ていて、ビール瓶は飴細工で出来ている。人の腹からはイチゴジャムが出るし、そもそもが人の体は馬拉糕にシガレットチョコを指したものにすぎない。
お前は見たことがあるか?人の腕があんなに軽い音をたてて折れるのを。まるで、新しいクッキーのCMみたいにパリパリ折れるんだ。丁寧に擬音語のところは強調するように身振りを交え説明すると、王九は再現するように男の腕を曲がらない方向に曲げた。そいつはヤク中で、不遜にも大哥の薬を盗みに来た。勿論すぐに捕まって、大哥にさっさと始末しておけと言われたので、なんとなく話をしたい王九が貰い受けたのだ。
ちまき
MOURNINGステバキ。学パロ。第10.5話片思いスティーブ×無自覚バッキー
【休日、二人で映画を見に行く話。ssエピローグ】
また今度…寮の部屋に戻った二人は、それぞれの棚に荷物を置くと、自然と明日の授業の準備に取り掛かっていた。
ふと、教科書を鞄にしまいながら、バッキーがぽつりとこぼした。
「……また映画、行こうな」
視線は教科書のページに落としたまま。
でもその声は、どこかほんの少しだけ、照れくさそうで。
そんなバッキーの何気ないひと言。けれどそれは、確かな“希望”だった。
期待してもいいのかな、なんて。
そんな気持ちが、胸の奥で小さく灯る。
(また――君と過ごせる時間があるなら)
少しだけ、前を向ける気がした。
その夜、スティーブは眠りにつくまで、バッキーの無邪気な笑顔を思い出しては、ひとりで何度も頬をゆるめていた。
312ふと、教科書を鞄にしまいながら、バッキーがぽつりとこぼした。
「……また映画、行こうな」
視線は教科書のページに落としたまま。
でもその声は、どこかほんの少しだけ、照れくさそうで。
そんなバッキーの何気ないひと言。けれどそれは、確かな“希望”だった。
期待してもいいのかな、なんて。
そんな気持ちが、胸の奥で小さく灯る。
(また――君と過ごせる時間があるなら)
少しだけ、前を向ける気がした。
その夜、スティーブは眠りにつくまで、バッキーの無邪気な笑顔を思い出しては、ひとりで何度も頬をゆるめていた。
ちまき
MOURNINGステバキ。学パロ。第10話片思いスティーブ×無自覚バッキー
【休日、二人で映画を見に行く話。その3】
ちょい長め。
ポップコーンペアセット、コーラ2つでアップルパイを食べ終えカフェを後にしたふたりは自然と並んで歩き出す。さっきまでの軽口も落ち着き、ちょっとした沈黙が心地いい。
「映画館、こっちで合ってたっけ?」とバッキーが尋ねれば、スティーブが少し得意げにうなずく。
「うん。ほら、あそこにポスター見えてきた」
遠目にも分かるほど大きく貼り出されたクラシック映画のポスターに、バッキーはふっと笑った。
「授業で観たとき、途中ちょっと寝てたよな。俺」
「うん。でも今日の君は、ちゃんと最後まで起きててくれそうだ」
「どうだろな、途中で寝たら肩貸してくれよ?」
冗談混じりに言ったバッキーに、スティーブは少しだけ頬を赤らめながら、
「……いいけど、君が先に俺の肩に寄りかかっても、起こさないからな」
1366「映画館、こっちで合ってたっけ?」とバッキーが尋ねれば、スティーブが少し得意げにうなずく。
「うん。ほら、あそこにポスター見えてきた」
遠目にも分かるほど大きく貼り出されたクラシック映画のポスターに、バッキーはふっと笑った。
「授業で観たとき、途中ちょっと寝てたよな。俺」
「うん。でも今日の君は、ちゃんと最後まで起きててくれそうだ」
「どうだろな、途中で寝たら肩貸してくれよ?」
冗談混じりに言ったバッキーに、スティーブは少しだけ頬を赤らめながら、
「……いいけど、君が先に俺の肩に寄りかかっても、起こさないからな」
kinoconohito
MOURNING【この文章には以下の要素が含まれます】あるはいぜんの夢女
か〜ゔぇに対する感情移入
強い言葉
解釈
思想
ネガティブな感情
アルハイゼンの夢女を辞めたい夢女を辞めたい。わたしは本気だ。
この話をすると身の回りの全員に「無理だと思う」「夢女やめてなんになるの?NEO夢女?」「がんばれ♡がんばれ♡」「きのこさんから夢女取ったら何が残るんですか?」と言われる。わたしも正直そう思うが最後の一人は暴言だ!失礼な奴め。わたしもそう思うけど。
しかしそれでも夢女を辞めたい。辞めたさが天元突破して今こんなのを書くに至っている。助けて欲しい。どう考えてもブログみたいな文体でうだうだと自らの異常な感情について書くよりも夢小説を書いた方が世界のみんな(わたしを含む)も幸せになれるのに……
だがそんなことを言って救われるような段階はとうに過ぎている。
最早この真剣な嘆きをみなさんインターネットの笑い物コンテンツにするくらいしか報われる方法がない。
13422この話をすると身の回りの全員に「無理だと思う」「夢女やめてなんになるの?NEO夢女?」「がんばれ♡がんばれ♡」「きのこさんから夢女取ったら何が残るんですか?」と言われる。わたしも正直そう思うが最後の一人は暴言だ!失礼な奴め。わたしもそう思うけど。
しかしそれでも夢女を辞めたい。辞めたさが天元突破して今こんなのを書くに至っている。助けて欲しい。どう考えてもブログみたいな文体でうだうだと自らの異常な感情について書くよりも夢小説を書いた方が世界のみんな(わたしを含む)も幸せになれるのに……
だがそんなことを言って救われるような段階はとうに過ぎている。
最早この真剣な嘆きをみなさんインターネットの笑い物コンテンツにするくらいしか報われる方法がない。