yuki_asami_
MOURNINGCall of Cthulhu - Moonnight Eyes≫ HO2 ギャンブラー 叶野 月無 ( ウンノ ツキナシ )
▼ 立ち絵 / 差分 C差分 10
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MOURNING・桜の樹の下には(梶井基次郎)に多大なる影響を受けて書いた作品ですので、未読の方は短編なのでぜひ! 青空文庫にあります。・一時間に間に合わず尻切れトンボです
・鳳が変な悩み方しています 1062
bois
MOURNINGレイチュリワンウィーク#46の「オール・イン」漫画、実は最初に考えた落ちネタはこっちだったのですが、ちょっと考えないと意味がわかりにくいのとインパクトという点で没になりました。描き終わってたので、せっかくだしでここで供養wLs9Lh
MOURNING月下美人(仮)ディナーの後、オスカーの自慢の庭園をふたりで散歩していた。
満月に照らし出された夜の庭園は真昼程も明るく、小径に敷かれた白い石が白銀の様に光を放っていた。
庭園のバラ達は夜の冷ややかな空気の下でも、その庭の主の髪の様に燃える真紅の花弁を誇らしげに開いている。
木製のパーゴラに巻き付いた、豊かなつるバラを先に立って眺めながら歩いていた所で、ふと視線を感じて振り返る。
彼と目が合った。
オスカーはリュミエールのみを真っ直ぐに見つめていたのだった。それに気付くと急に面映い様な心持ちになる。
彼は歩み寄ってリュミエールの前に立ち、胸に垂れ落ちた髪束を指で触れた。
「美しい花は数あれど比べるべくもない。俺が真実求めているのは清楚で控えめな一輪の青い花だけだ」
1403満月に照らし出された夜の庭園は真昼程も明るく、小径に敷かれた白い石が白銀の様に光を放っていた。
庭園のバラ達は夜の冷ややかな空気の下でも、その庭の主の髪の様に燃える真紅の花弁を誇らしげに開いている。
木製のパーゴラに巻き付いた、豊かなつるバラを先に立って眺めながら歩いていた所で、ふと視線を感じて振り返る。
彼と目が合った。
オスカーはリュミエールのみを真っ直ぐに見つめていたのだった。それに気付くと急に面映い様な心持ちになる。
彼は歩み寄ってリュミエールの前に立ち、胸に垂れ落ちた髪束を指で触れた。
「美しい花は数あれど比べるべくもない。俺が真実求めているのは清楚で控えめな一輪の青い花だけだ」