あの子
ymmsr_lk
DONE前に描いた、あの子にあげたらどんな顔をするだろうか。のアンサー的な絵…Blue skyで掲げたら「見たい」とコメントを頂いて描こうと思った絵。
見たいってのは…🌸の反応が見たい、って意味で合ってるのだろうか…(今更)
言われて(なるほど💡そういうのもアリか!)と気付きを得られました。
思いつきもしなかった…
ありがとうございました!!✨🙏🏻
あかしょーーーーーーー
DONE #9 外野守備にいる彼を描いてみましたこだわりは頭です。後ろ姿でも「あの子だ!」って分かるようになるまで何度もやり直しましたが、何時間もこの絵を見つめた私には客観視できなくなっているので、時間を置いて確認してみます。
本当はここまで本気で色を塗るつもりはなくただの落書きの予定でした。
転生の毛玉
DOODLE【ヌビアの子】トゥニャとエルベの話です眠れぬ夜も悪くないとぅるっとぅ。
トゥニャの持つ携帯電話が、そんなメッセージ着信の音を立てた。
「ん?」
トゥニャはゲームをポーズ画面に切り替えると、椅子を軋ませながら携帯電話に手を伸ばす。
音に機敏なトゥニャが通知音を入れたままにしている相手というのは、そう多くはない。研究所からの緊急マークの付いたメッセージか、余程仲の良いヌビアの子か、のどちらかだ。トゥニャが携帯電話を取ると、そこには後者を示す名前が表示されていた。
「【記憶】男」
トゥニャは表示された『エルベ』の代わりに、その男が持つ物の名前を呟く。ボタンを一つ押して、メッセージ画面を開いた。
『トゥニャ、今起きてるか?』
トゥニャはそのメッセージを読んでから、時計を見上げた。指し示している時刻は既に2時を回っている。なるほど、ヌビアの子は、普通は夜型になどなりようがない。研究員身分の基本出勤時間が9時から17時なのだから、当たり前だ。とはいえ、ネットゲームの世界に身を投げることを趣味としているトゥニャにとっては、今はまだまだゴールデンタイムだ。
4081トゥニャの持つ携帯電話が、そんなメッセージ着信の音を立てた。
「ん?」
トゥニャはゲームをポーズ画面に切り替えると、椅子を軋ませながら携帯電話に手を伸ばす。
音に機敏なトゥニャが通知音を入れたままにしている相手というのは、そう多くはない。研究所からの緊急マークの付いたメッセージか、余程仲の良いヌビアの子か、のどちらかだ。トゥニャが携帯電話を取ると、そこには後者を示す名前が表示されていた。
「【記憶】男」
トゥニャは表示された『エルベ』の代わりに、その男が持つ物の名前を呟く。ボタンを一つ押して、メッセージ画面を開いた。
『トゥニャ、今起きてるか?』
トゥニャはそのメッセージを読んでから、時計を見上げた。指し示している時刻は既に2時を回っている。なるほど、ヌビアの子は、普通は夜型になどなりようがない。研究員身分の基本出勤時間が9時から17時なのだから、当たり前だ。とはいえ、ネットゲームの世界に身を投げることを趣味としているトゥニャにとっては、今はまだまだゴールデンタイムだ。
may_2ba
DONEそせ誕-----
そせさんお誕生日おめでとうございます!
海のプリンス初めて描いたのですがめちゃくちゃ楽しんで描いたのが画面からダダ漏れである 楽しかったです
今年は公式さんの動向にずっとそわそわしきりなんだろうな……と思いつつ2024年も楽しく愛をこめてあの子たちをお祝いしていきたいです。エイエイオッ!
転生の毛玉
DOODLE【ヌビアの子】12月26日!ハンザお誕生日おめでとう!誕生日がここなのを忘れて前にクリスマスネタを入れてしまったせいで妙に苦労しました 自滅です
ハンザ誕「「ハンザくんお誕生日おめでとーっ♡」」
「……感謝する」
ハンザは、半分呆然とした心地ながらも、カリスマ双子にそう返事をした。
ここは、居住区内にある集合住宅。ハンザの住まう部屋の入口である。
12月26日、午前8時、カリスマ双子がいきなり押しかけてきた。かと思えば誕生日祝の文句とともにプレゼントを押し付けてきたのであった。
「これね、ハンドクリームなの」
「ハンザくん、手が荒れてるみたいだったから」
「香りはないから、安心してね」
「もし気に入ったら教えて!どこで買ったか教えてあげるねっ♡」
双子は入れ代わり立ち代わり、ハンザに言葉を掛ける。ハンザはそれに相槌さえ入れる暇なく、ともかくと頷きを繰り返す。
「「じゃっ、アイちゃんとテーネからのプレゼントでした!素敵な一年になりますように♡それから、良いお年をっ♡」」
3053「……感謝する」
ハンザは、半分呆然とした心地ながらも、カリスマ双子にそう返事をした。
ここは、居住区内にある集合住宅。ハンザの住まう部屋の入口である。
12月26日、午前8時、カリスマ双子がいきなり押しかけてきた。かと思えば誕生日祝の文句とともにプレゼントを押し付けてきたのであった。
「これね、ハンドクリームなの」
「ハンザくん、手が荒れてるみたいだったから」
「香りはないから、安心してね」
「もし気に入ったら教えて!どこで買ったか教えてあげるねっ♡」
双子は入れ代わり立ち代わり、ハンザに言葉を掛ける。ハンザはそれに相槌さえ入れる暇なく、ともかくと頷きを繰り返す。
「「じゃっ、アイちゃんとテーネからのプレゼントでした!素敵な一年になりますように♡それから、良いお年をっ♡」」
転生の毛玉
DOODLE【ヌビアの子】エルベとラナークの話高校生組は妙にこじらせているので可愛い(親馬鹿)
メリクリを君と居住区の端、研究所区域に入ろうというエリアを駆け抜ける二つの足音。夜明けの『ヌビア学研究所』に、けたたましく響いた。
「はっ、はっ…」
「ひぃ、……」
冷たい空気が鼻の中に流れ込むと、痛んで仕方がない。もう少し防寒をしてから部屋を出ればよかったと思う。エルベは大丈夫だろうか、と顔を上げた時だった。
「あー!くそっ!なんでクリスマスまで学校あるんだよ!」
叫びながら、エルベは猛然と走る。やや速度が上がる。オレは、それを必死に追いかけた。息を切らしながら、からから笑う。
「休みにして欲しいなぁ、ホンマに!」
「全くだよ!」
ぜえはあと白い息を吐く。時計を見れば、一限の始業時刻、つまり8時15分まで、あと10分だった。
1715「はっ、はっ…」
「ひぃ、……」
冷たい空気が鼻の中に流れ込むと、痛んで仕方がない。もう少し防寒をしてから部屋を出ればよかったと思う。エルベは大丈夫だろうか、と顔を上げた時だった。
「あー!くそっ!なんでクリスマスまで学校あるんだよ!」
叫びながら、エルベは猛然と走る。やや速度が上がる。オレは、それを必死に追いかけた。息を切らしながら、からから笑う。
「休みにして欲しいなぁ、ホンマに!」
「全くだよ!」
ぜえはあと白い息を吐く。時計を見れば、一限の始業時刻、つまり8時15分まで、あと10分だった。
やみなべ
DOODLEアニメでてで衣装のらむさんと先生見たかった~!関係無いけど最近しぶはまステの曲聴きながら通勤してて
謎時空らむさんず会議でさまさまにでけえ感情を持っちゃったらむさんいるのが発覚するんだろなとか妄想してた
さまさまの話題でめっちゃ怒りつつ他の人の話題になったとき「は?さまときの方が強いんだけど?」みたいに言う感じの…何か個性とかそういうのの芽生え…あの子だけにある感情…的な…
らむさんず会議て何?
転生の毛玉
DOODLE【創作】ヌビアの子またハンザくんの話。ハンザくんで描きたいものが多すぎる 出演はアイール
たるもの・かくあれ「あ」
それは偶然だった。
広い食堂とはいえ、机や椅子が所狭しと並んでいる以上、通路は広くはない。二人の身体同士がぶつかり、その一人、アイールが顔を上げる。
「すまない」
そう答えたのは、世界にほんの13人しか仲間のない【ヌビアの子】の仲間のひとり、ハンザだった。白米と魚と味噌汁、今日のランチのBセットの盆を持っている。
「こっちこそごめんね」
アイールが持っている盆の上には、トーストと、サラダと、サイドのおかず。ランチのCセットだ。
「ハンザくん、ご飯一緒に食べて良い?」
「……私で良ければ、構わん」
「かまわない、構わない」
アイールはルンルンとした調子でハンザの隣の席を取る。制服、或いは軍服じみた坊主の大男と、ロリィタ服を身にまとった水色髪の少女────その実、少年なわけだが────が並んで座っているというのは、嫌でも目を引く。特にこのヌビア学研究所の中において、オッドアイが二人並んでいるというのは嫌でも【ヌビアの子】同士のつながりを示す。視線を鬱陶しく感じながらも、ハンザは律儀に「いただきます」と礼儀を示した。
2393それは偶然だった。
広い食堂とはいえ、机や椅子が所狭しと並んでいる以上、通路は広くはない。二人の身体同士がぶつかり、その一人、アイールが顔を上げる。
「すまない」
そう答えたのは、世界にほんの13人しか仲間のない【ヌビアの子】の仲間のひとり、ハンザだった。白米と魚と味噌汁、今日のランチのBセットの盆を持っている。
「こっちこそごめんね」
アイールが持っている盆の上には、トーストと、サラダと、サイドのおかず。ランチのCセットだ。
「ハンザくん、ご飯一緒に食べて良い?」
「……私で良ければ、構わん」
「かまわない、構わない」
アイールはルンルンとした調子でハンザの隣の席を取る。制服、或いは軍服じみた坊主の大男と、ロリィタ服を身にまとった水色髪の少女────その実、少年なわけだが────が並んで座っているというのは、嫌でも目を引く。特にこのヌビア学研究所の中において、オッドアイが二人並んでいるというのは嫌でも【ヌビアの子】同士のつながりを示す。視線を鬱陶しく感じながらも、ハンザは律儀に「いただきます」と礼儀を示した。
転生の毛玉
DOODLE【創作】イトコ兄妹の話、ヌビアの子シリーズです
ハンザからあの子に向ける矢印の話でもある
空欄やがて満つ「ハンザは、年末はどうしますか?」
二人で帰路を歩いていたとき、従妹────リヨンは突然、俺にそう尋ねてきた。顔を見れば、夕焼けの中、まっすぐ俺を見上げている。
「年末」
「ええ」
鸚鵡返しに呟くと、リヨンは首を傾けて同意を示した。それから、思い出し笑いを含みながら続ける。
「今日、図書館に行ったらラサさんと会ったんです。それで、クリスマスから年末にかけての話になったんです」
「クリスマス……」
俺はまた鸚鵡返しをした。クリスマスという行事は、俺達の地元では無いも同然の行事だ。『異国で行われている行事』に等しく、遠くの騒ぎを新聞の時事の面で聞きかじる程度に留まっている。
特に、俺達の家において、その行事が取り上げられることは皆無に等しい。
2576二人で帰路を歩いていたとき、従妹────リヨンは突然、俺にそう尋ねてきた。顔を見れば、夕焼けの中、まっすぐ俺を見上げている。
「年末」
「ええ」
鸚鵡返しに呟くと、リヨンは首を傾けて同意を示した。それから、思い出し笑いを含みながら続ける。
「今日、図書館に行ったらラサさんと会ったんです。それで、クリスマスから年末にかけての話になったんです」
「クリスマス……」
俺はまた鸚鵡返しをした。クリスマスという行事は、俺達の地元では無いも同然の行事だ。『異国で行われている行事』に等しく、遠くの騒ぎを新聞の時事の面で聞きかじる程度に留まっている。
特に、俺達の家において、その行事が取り上げられることは皆無に等しい。