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    こたつ

    tknk_bl

    MOURNING年末に書いたこたつでまったりする現パロ猗窩煉です。完結の予定がないけどみかん食う猗窩煉見て欲しいのでアップします。めちゃめちゃ中途半端に終わってます。年の暮れ、午後3時頃。ストーブで十分に温まった居間の中央に置かれたこたつに、2人は向かい合って座っていた。

    年末の特番をぼんやりと眺めながら、特に内容の無い会話を繰り返して時が過ぎて行く。時折微睡んでは意識を取り戻して、またテレビを眺める。

    そんな穏やかで何気ない日常が何よりの非日常だった。だからこそ、こうして時間を消費してしまうことがどこか惜しくも感じる。

    何か仕掛けてやりたくて、猗窩座は突然こたつから這い出て立ち上がった。
    杏寿郎は相変わらずテレビで流れているお笑い番組に時々ふふ、と笑い声を漏らしながら眠そうに目をこすっていた。

    動かないとわかると、この場で仕掛けてやるしかなくなる。杏寿郎が座って潜り込んでいる横にわざわざ並んで座った。

    「……何をしてるんだ」

    「何がだ」

    欠伸をひとつしながら、狭い、と身を寄せるが、それを好機とばかりに体をねじ込んで居座る。

    「……なんでこっちに来るんだ」

    「この方が温い」

    そう言いながら、ぴたりと身を寄せ合う形で同じ位置に納まる。足元だけでなく、密着したところから広がるお互いの温もりで全身が温かくなってくる。

    しばらくはそう 1817

    sayutaba18

    DONE初りつレオに挑戦!
    こたつでゴロゴロ。
    「うぅ~寒い……寒過ぎる……この刺激で霊感も浮かぶかも! って思ったけど強風と共に音楽も消えていった……耳がちぎれそう! あ、ちぎれちゃったらくっつく? 耳がなくなっちゃったら耳なし芳一? とにかく世界の損失だ……」
    「なにぶつぶつ言ってるの『王さま』~? こっちにおいでよ」
    「あ、リッツおはよう! こんな所にいたのか。どうりで開いてると思った」
    「そうそう。ちょっとだけスタジオに寝に来たの。こたつあったかいよ~」
    「こたつで寝てたらセナとかスオ~に怒られるぞ~」
    「ふふ、でも今は真面目な人たちはいないから。ねぇ~『王さま』?」
     朝から珍しく登校したものの、学園内に降り積もる新鮮な雪をぎゅっぎゅと踏みしめて歩いていたら、その音が面白くて、ペンを取り出し、メモ帳に音符を並べていた。しかしものの五分もすると手はかじかんで動かなくなるし、おまけに風が強くて目も開けていられず、作曲どころじゃなくなったので、どうにかこうにか暖を取ろうとセナハウスへとたどり着いたのだった。
    「あったかい……身に染みる……」
     凛月の隣に座り、こたつへ手足を入れると、冷えきった末端にじんわりと暖かさを感じた。
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