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    しゅが

    naibro594

    DONE🔧工房ダンムル(⏰🌇)夏祭りお仕事の話。若干ロジャグレを含む。
    鯖の話で出た「しましょう」(決定事項)が好きです

    途中で食べてるのはドネルケバブ🥙
    ロジャは屋台で買い食いしまくるし従業員達にもたくさん食べさせます。グはさらにあーんつき。組んでるイシュが真面目にしてください!って言ってそう。
    Candy Love Bind工房からは少し離れたK社の巣へと続く検査場の前、いつもよりさらに増してオレンジ色に照らし出されたこの区で最も大きく治安のマシな裏路地。
    <わ……やっぱりまだ夜はちょっと涼しいね>
    路地を満たす灯りは暖かくとも、吹いた夜風はまだ幾分冷たいものだ。深い意味もなく出た言葉に隣の男が上着を脱ごうとする気配を感じ、ダンテは慌ててそれを制止した。
    <そこまでじゃないよ! ありがとう、ムルソー>
    インナーにもある程度は丈夫な加工が施されているけれども、やはり重ね着の方が安全だ。この工房の武器は大抵がエンジンを回し火花を散らすものだから、自らの得物からも敵の攻撃からも身を守るものは多い方が良い。
    予定された勤務区域まではもうすぐだ。喧騒に近づけば道の両端にたち並ぶ屋台に、浴衣姿で走り回る子供の姿。今見えているのは上澄みといえどこんなところは巣も裏路地もそう変わらないのだな、とダンテの見えない口角が上がる。
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    60_chu

    DOODLE過去作

    Pと諸星きらりちゃん

    THEムッシュビ♂トさん(@monsiurbeat_2)の「大人しゅがきらりあむ」に寄稿させていただいた一篇の再録です。佐藤心、諸星きらり、夢見りあむの三人のイメージソングのEPと三篇の小説が収録された一枚+一冊です。私は諸星きらりちゃんの小説を担当しました。配信に合わせた再録となっております。
    ハロウィンのハピハピなきらりちゃんとPのお話になっております!よろし
    ゴーストはかく語りき シーツを被った小さな幽霊たちがオレンジと紫に染められた部屋を駆け回っている。きゃっきゃっとさんざめく声がそこにいるみんなの頬をほころばせた。目線の下から聞こえる楽しくてたまらないという笑い声をBGMに幽霊よりは大きな女の子たちは、モールやお菓子を手にパーティーの準備を続けているみたい。
     こら、危ないよ。まだ準備終わってないよ。
     そんな風に口々に注意する台詞もどこか甘やかで、叱ると言うよりは鬼ごっこに熱中し過ぎないように呼びかけているって感じ。
     あ、申し遅れました。私、おばけです。シーツではなくてハロウィンの。私にとっては今日はお盆のようなものなので、こうして「この世」に帰ってきて楽しんでいる人を眺めているんです。ここには素敵な女の子がたくさんいてとても素晴らしいですね。
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    ふくろ

    CAN’T MAKEボツです

    思春期の青少年らしからぬ超絶怒涛のぴゅあぴゅあ物語目指してみたかった。多分付き合ってない。
    捏造有り/原作設定の誤りが有るかも?(ボツだから許して…)/レイン視点

    設定→試験前の勉強に病んだマッシュが実家に帰りたいと言い出したようで……的な感じ


    所でアニメでレインくんに実家に帰る話をしていたのは、レインくんからの許可を貰うためですか??それともただの報告ですか??
    事ある毎に求められるようになってしまったこの男、マッシュ·バーンデッドはどうやらハグが好きなようだ。


    事のきっかけは確かあの時だ。
    あれは確か、再び訪れた実家への帰省の報告を受けた時だ。


    「明日実家にカエリタイデス」
    「お前……試験前だぞ」
    「帰らせてクダサイ」


    マッシュにしては珍しく涙を滝のように流しながら懇願してきたのだ。口調こそはいつもと変わらなかったがそこまで泣かれてしまっては突き放すのも不憫だと判断しやむを得ず許可した、オレはそこまで融通の利かない男ではない。


    ……所で、その焼け焦げたアフロヘアーには触れない方が良いか?


    気になって思わず撫でてやると不思議な事に何時もの髪型に戻った。同時に撫でられた事に驚いたのか、滝のような涙も一気に枯れた。だが可哀想なほどに泣き腫らした目元にかつての弟を思わせ、ついその身体を抱きしめてしまったのだ。
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