Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    とりあえず

    七 瀬

    DONEこの傷痕ごと愛してくれ祭開催おめでとうございます!
    展示作品2つめ、鬼水でございます。タイトルそのままの話です。
    幽霊族のこと等捏造いっぱいあります。
    転生水木くん(小学生)が不審人物にストーカー行為をされる描写、傷を負わされる描写あります。閲覧にはご注意下さい。
    急いで書いたので低クオリティです。とりあえず鬼水ならなんでも摂取したい心の広ーい方向けでございます。
    転生水木くんが鬼太郎と再会した話とこれからの話○月○日(晴)

    今日はびっくりすることがあった!柔道のけい古から帰るのがおそくなってしまったんだけどがい灯が切れてやがって、帰り道がいつもより暗くてちょっと…べつにこわくないけどちょっとだけいやだなと思ってたら、とつぜん明るくなってびっくりした。そしたら青っぽい火が空中にあらわれた。すごくびっくりしたけどなんかべつにこわいとは思わなかった。なんでかは分からないけど。それで、その火がおれをじっと見てたからおれも見かえして、つるべ火か……って言ったらニコッと笑った。つるべ火は図書室のようかい図かんで見たからしってたけどカオがあったのは知らなかったな。図かんの絵にはカオはなかったから。つるべ火はどうしてか知らないけどやたらうれしそうにニコニコしてた。そのまま家まで明るくしてくれてた。ありがとう。でもなんで親切にしてくれたんだ?
    6529

    suisoo___

    MAIKING双子ちゃんバースデー、途中までなんですがこんな感じの話をアップ予定です🩵💛

    タイトルが本日バースデーの超時空シンデレラの曲からいただいたのでちょっとだけ…🤟

    無印砂漠→無印宇宙→運命クレタ後→自由前の時系列で、とりあえず無印砂漠編になります

    ZEROが公開されるまでに出したかった話なので、間に合って良かった……
    流星にまたがって(双子話/無印) ふと目が覚めてしまったカガリは、外の空気を吸いに寝床から出て夜の砂漠を歩いていた。昼間の焼けつくような熱をすっかり手放し、冷え込むような静けさに包まれている。月の光は頼りなく、風が吹くたびにサラサラと砂が音を立て視界をゆっくりと削る。


     そろそろ戻ろうかと踵を返そうとした所、視界の端に人影を見つけた。

     「……ん?あいつ、確か……」

     薄暗い月明かりの中を、誰かがふらふらと歩いていた。カガリは目を凝らした。制服の裾が風に揺れている。その歩き方はどこか現実から切り離されたように頼りない。細身の身体、ブラウンの髪。見覚えのある少年。
     
     「あんな所で何してるんだ……?」
     思わず足を動かしていた。戦闘がようやく終わりみんなが寝静まった時間に、何故か夜の砂漠を歩いていた。帰る場所があるはずなのに、何故。
    3386

    asano5han

    PROGRESS6月に行われるGSMBでお出ししたい兄弟の過去捏造本の進捗です。幼少期〜はば学入学に至るまでを描きたいと思っています。
    とりあえず、ADVのような一人称視点のこんな雰囲気の本、出した〜い!!
    ケツ叩きの意味も込めて公開します。
    多少推敲しましたが、まだベタ打ち状態なので文章色々おかしいです。すみません。
    進捗サンプル 人間は、嫌な記憶の方が鮮明に残りやすいらしい。どこかで、そんな話を聞いたことがある。
     だから、だろうか。
     ルカが家に来た日のことは、今でもよく覚えている。
     
     黒いランドセルを背負い、俺の両親に付き添われ玄関に佇む幼いルカは、俯きがちに申し訳なさそうな顔をしていた。
     シン……と静まり返った玄関は、扉一枚を隔てて外の世界から切り離されてしまったように、冷たくて重い空気が漂っていた。
     ほんの数秒前、扉が開いていた時に見えた外の世界は、春の日差しが地面を暖かく照らしていた。柔らかな風が木の葉を揺らし、遠くから小鳥の鳴き声が聞こえてくるような、そんな麗らかな景色が広がっていた。
     それなのに。扉を閉めただけで、ここだけがその世界から取り残されたみたいに重く、重く、沈んでいる。まるで誰かが泣いたあとみたいな、冷たい空気だった。
    3840