ろろ
noko_xlaris
PROGRESSろろろみお部屋の進捗ネタバレないから誰でも見れるけど、ロトあだ相方はまだ見ちゃダメです!完成したらそっち見て!!
白いのはラフだからなんだけど、めっちゃ良くない?
私この部屋すき!
pass: k
AllBlue193
PROGRESS10/27発行予定のプロローグ・第一章の一部です。物語を通してのメインCPはngisですが、第一章の序盤はかなりrnis要素が強めです。
~現時点での注意事項~
・キャラクターの架空の親戚が出てくる
・諸事情でrnちゃんの出身地が鎌倉ではありません。
10/27新刊チラ見せ進捗*プロローグ*
ザザン……ザザン……。
逢魔時、島の空は夕闇に包まれた。
わずかな夕陽の残影を映すばかりの暗い海の波打ち際に向かって、吸い寄せられるように歩みを進めた。草履を脱いで、冷たく湿った砂浜に足跡を残す。
パチャ……チャプ、チャプ……。ザザン……ザザン……。
寄せては消える波が、素足を砂ごと浚っては戻っていった。砂だけが海に連れられて、俺の生白い足は浜辺に沈んだまま、動かない。立っているだけの水死体だな、と自嘲するのは何度目だろうか。
そんな俺を、ミャァーオ、マーオ、と頭上のウミネコが寄ってたかって笑いものにした。睨み返す気力もなく、ただ廃棄されて役目を失った澪標のように立ち尽くす俺の肩に、一羽のカモメが留まった。
33659ザザン……ザザン……。
逢魔時、島の空は夕闇に包まれた。
わずかな夕陽の残影を映すばかりの暗い海の波打ち際に向かって、吸い寄せられるように歩みを進めた。草履を脱いで、冷たく湿った砂浜に足跡を残す。
パチャ……チャプ、チャプ……。ザザン……ザザン……。
寄せては消える波が、素足を砂ごと浚っては戻っていった。砂だけが海に連れられて、俺の生白い足は浜辺に沈んだまま、動かない。立っているだけの水死体だな、と自嘲するのは何度目だろうか。
そんな俺を、ミャァーオ、マーオ、と頭上のウミネコが寄ってたかって笑いものにした。睨み返す気力もなく、ただ廃棄されて役目を失った澪標のように立ち尽くす俺の肩に、一羽のカモメが留まった。
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TRAINING尽くしたいSub攻め副会長×Dom受けロロ会長※副くんが攻めです
※攻めが攻めっぽくないです
※NBC夏服にオリジナル要素あり
NBC夏服事変!「……ん……」
少しの蒸し暑さが、肌に触れる。ゆっくりと目を開けて、隣に寝そべる彼の額にかかった前髪をそっと撫でた。
「ふふ、ふわふわしてる」
いつもは整えられた、真っ直ぐな白い髪。気温が上がってきて汗ばむ季節になると、こうして少し癖が出てしまうらしい。
彼———ロロ・フランム会長と、パートナーになってから知った事だ。
「それにしても……夏服かぁ。嬉しいな」
ノーブルベルカレッジは、今日から夏服に衣替え。実は昨日、僕と会長は一足先に袖を通していた。朝慌てて引っ張り出してくるよりも、先に用意しておいた方がやっぱり安心だからね。それに生徒会の一員として、僕達は生徒のお手本にならなくてはいけないもの。
夏服姿のロロ会長……凄く、素敵だったな。勿論いつもの会長服は威厳があって、ロロ会長の風格にとてもよく似合っているけれど。夏用のポロシャツは一般生徒と同じものになる。
6335少しの蒸し暑さが、肌に触れる。ゆっくりと目を開けて、隣に寝そべる彼の額にかかった前髪をそっと撫でた。
「ふふ、ふわふわしてる」
いつもは整えられた、真っ直ぐな白い髪。気温が上がってきて汗ばむ季節になると、こうして少し癖が出てしまうらしい。
彼———ロロ・フランム会長と、パートナーになってから知った事だ。
「それにしても……夏服かぁ。嬉しいな」
ノーブルベルカレッジは、今日から夏服に衣替え。実は昨日、僕と会長は一足先に袖を通していた。朝慌てて引っ張り出してくるよりも、先に用意しておいた方がやっぱり安心だからね。それに生徒会の一員として、僕達は生徒のお手本にならなくてはいけないもの。
夏服姿のロロ会長……凄く、素敵だったな。勿論いつもの会長服は威厳があって、ロロ会長の風格にとてもよく似合っているけれど。夏用のポロシャツは一般生徒と同じものになる。
ねこもり
DONE淫魔×悪魔のつむ夏。悪魔の館×ドミナントのイメージです。※プロローグのみ
※これからハード系調教エロにしていきたい予定
※人を選ぶ話になっていくと思います
※不定期更新になるはずの続きもの/本文は適宜微調整していきます 5948
るべ🐾
DONEプロローグ~二章登場人物とシグフィン幼児期設定です。↓R18本編小説↓
https://www.alphapolis.co.jp/novel/980405512/932881693
↓R18漫画↓
https://www.pixiv.net/artworks/120856298 4
osayoTRPG
DONEキルキルイキル通過1周年記念絵千紗ちゃん描いてもらったー!わーい!
構図はフリーのやつお借りしてます。自分で考えられるようになりたいね…
悲しいですが…私にはデザインセンスがありません…ぽろろん…迷走したのでぜんぶのせる
もう1年経ったってことに驚き…時は早い
二人に幸あれ 3
hinaterukure
DOODLEレムマツ出合い話プロローグです。今回全然絡んでませんが、自宅七つの大罪が出張ってます。やえすさん宅七つの大罪のマツリちゃんとミンミンちゃんお借りしました!天狗と牛と怠惰な町①「……さて、貴様らに今回集まってもらったのは他でもない」
傲慢城にある“会議の間”。黄金と宝石で飾られた仰々しい玉座に座りふんぞり返っている小男……傲慢の王・オゴリーは、集まった面々を見渡す。
「もはや言うまでもないだろうが……我々が人間界に悪魔を送り込み、人間と契約を交わし“負の感情”を集める理由はわかっているな?」
すると、一人が気怠そうに手を挙げる。
「いや〜、簡単すぎる質問っすわww人間の“負の感情”はボクたち悪魔を強める……けど、それだけじゃなくて、ボクたちが生活するのに必要なエネルギー源にもなるから……だよね?」
「そう、その通り。貴様にしては完璧な答えだ、序列4位」
アイマスクをつけた太った男……怠惰の王・レムは、会議中にも関わらず堂々とゲームをしている。それをわざわざ指摘する者がいないということは、寛容なのか、もしくは諦められているのか……おそらく後者だろう。
4469傲慢城にある“会議の間”。黄金と宝石で飾られた仰々しい玉座に座りふんぞり返っている小男……傲慢の王・オゴリーは、集まった面々を見渡す。
「もはや言うまでもないだろうが……我々が人間界に悪魔を送り込み、人間と契約を交わし“負の感情”を集める理由はわかっているな?」
すると、一人が気怠そうに手を挙げる。
「いや〜、簡単すぎる質問っすわww人間の“負の感情”はボクたち悪魔を強める……けど、それだけじゃなくて、ボクたちが生活するのに必要なエネルギー源にもなるから……だよね?」
「そう、その通り。貴様にしては完璧な答えだ、序列4位」
アイマスクをつけた太った男……怠惰の王・レムは、会議中にも関わらず堂々とゲームをしている。それをわざわざ指摘する者がいないということは、寛容なのか、もしくは諦められているのか……おそらく後者だろう。
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TRAININGアズロロ小説……ですがロロくん出てきません💦すみません……!本編に入れようかと思ってカットした場面。ジェイド時点です。
貴方の世界を 夜。
ラウンジの方で作業しているとやや乱暴気味にドアが開けられた。僕とフロイドが同時に振り向く。案の定、彼がため息を吐きながら入ってきた。
「まだ残っていたんですか」
「えぇ。例のマルシェで出すメニューの考案を」
「あぁ……期限までまだ時間があるから、あまり焦らなくて良い。僕も案出したいし」
「かしこまりました」
僕は頷き、ノートを閉じた。もとよりそんな気がしていたので、さほど真剣には考えていない。
「てかアズールまだ起きてたの?明日早いんでしょ」
「荷物の準備をしていたんだ。忘れ物でもあったら困るだろう」
ラウンジのソファに倒れ込み、またため息。どうやら今回の相手には少々手を焼いているらしい。
文字通り———この堅物な友人の、胸の、奥底を焼くような人間がいるようなのだ。
1703ラウンジの方で作業しているとやや乱暴気味にドアが開けられた。僕とフロイドが同時に振り向く。案の定、彼がため息を吐きながら入ってきた。
「まだ残っていたんですか」
「えぇ。例のマルシェで出すメニューの考案を」
「あぁ……期限までまだ時間があるから、あまり焦らなくて良い。僕も案出したいし」
「かしこまりました」
僕は頷き、ノートを閉じた。もとよりそんな気がしていたので、さほど真剣には考えていない。
「てかアズールまだ起きてたの?明日早いんでしょ」
「荷物の準備をしていたんだ。忘れ物でもあったら困るだろう」
ラウンジのソファに倒れ込み、またため息。どうやら今回の相手には少々手を焼いているらしい。
文字通り———この堅物な友人の、胸の、奥底を焼くような人間がいるようなのだ。
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TRAINING海に行くアズロロ その後の小話イベント用展示小説となります
☆全年齢
☆時間軸がちょっと曖昧
☆なんでも許せる方向け
旅の後味 長い一日が終わる。
『———いいですか。明日でも良いので、必ず一度病院へ行ってください。何か身体に支障がありましたら僕までご連絡を。絶対ですからね。くれぐれも自己判断はやめて下さい』
何度も念を押して、彼はあの学園へと帰っていった。赤くなった目を隠すよう、眼鏡の位置を直して振り返らずに行ってしまった。
銀色の髪が揺れ、列車の扉が閉まる。
それが見えなくなるまで、私は彼を見送ったのだった。
「……はぁ」
流石に疲れが出たのか、自身の部屋に着くなり私は荷物を放り出してベッドに身体を投げる。今日は、服の皺を気にする必要も無い。仰向けになって天井を見上げ、一人ため息をついた。
「泣かせてしまった」
目を瞑る。控えめな銀色の瞳から、暖かな雫がはらはらと降っていた。いつもの、凛としていてどこか踏み込まれる事を拒むような、挑戦的な表情を歪ませて。
909『———いいですか。明日でも良いので、必ず一度病院へ行ってください。何か身体に支障がありましたら僕までご連絡を。絶対ですからね。くれぐれも自己判断はやめて下さい』
何度も念を押して、彼はあの学園へと帰っていった。赤くなった目を隠すよう、眼鏡の位置を直して振り返らずに行ってしまった。
銀色の髪が揺れ、列車の扉が閉まる。
それが見えなくなるまで、私は彼を見送ったのだった。
「……はぁ」
流石に疲れが出たのか、自身の部屋に着くなり私は荷物を放り出してベッドに身体を投げる。今日は、服の皺を気にする必要も無い。仰向けになって天井を見上げ、一人ため息をついた。
「泣かせてしまった」
目を瞑る。控えめな銀色の瞳から、暖かな雫がはらはらと降っていた。いつもの、凛としていてどこか踏み込まれる事を拒むような、挑戦的な表情を歪ませて。
4hp4hczWQLBKo4K
DONE海に行くアズロロイベント用展示小説となります
☆全年齢
☆時間軸がちょっと曖昧
☆何でも大丈夫な方向け
ひと夏に溺れる 僕は、必ず。
世界統べる、偉大な魔法士になる。誰にも馬鹿にされず、堂々と胸を張って生きられるように。
その為に、僕は———……
***
「これはこれは!ノーブルベルカレッジからはるばるお越しいただいた、ロロ・フランムさんではありませんか!」
その姿を見るや否や、僕は声のトーンを一回り、いや二回りほど高くする。花の街で見た豪華絢爛な制服では無く、見慣れたジャケットに身を包んだ彼は居心地悪そうに肩を震わせた。
「……あ、あぁ、君は」
「そうです!交流会では大変お世話になりましたアズール・ア—シェングロットです。いやぁ覚えていただいたなんて、なんと光栄な事か!」
彼が逃げる前に、その細い手をがしっと掴む。ぶんぶんと縦に振りながら、交渉で培ったトークスキルを遺憾なく発揮し相手に喋らせる隙を与えない。
16236世界統べる、偉大な魔法士になる。誰にも馬鹿にされず、堂々と胸を張って生きられるように。
その為に、僕は———……
***
「これはこれは!ノーブルベルカレッジからはるばるお越しいただいた、ロロ・フランムさんではありませんか!」
その姿を見るや否や、僕は声のトーンを一回り、いや二回りほど高くする。花の街で見た豪華絢爛な制服では無く、見慣れたジャケットに身を包んだ彼は居心地悪そうに肩を震わせた。
「……あ、あぁ、君は」
「そうです!交流会では大変お世話になりましたアズール・ア—シェングロットです。いやぁ覚えていただいたなんて、なんと光栄な事か!」
彼が逃げる前に、その細い手をがしっと掴む。ぶんぶんと縦に振りながら、交渉で培ったトークスキルを遺憾なく発揮し相手に喋らせる隙を与えない。