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    イラン

    つがる

    MEMO「またたびアイランド」の観光ガイドブックを作ろう!
    名所、食べ物、建築、歴史、伝統、暮らし…。
    夢の国の歴史をまた民のみんなと一緒に夢想し、やがて本にする配信企画のメモです。
    配信内で俺が書き綴ったものをいつでも読めるようにここに置いておくね。
    君もアイランドの歴史を紐解くひとりとなれ!
    配信のたびに更新していきます!【考えたいこと(メモ)】
    ・本にしたとき特典しおりに汽車の切符みたいなやつ、ほしい またたびアイランドへご案内!的な
    ・TRPGメンバーたちのなじみの場所(お気に入りスポット)
    ・観光名所
    ・うめつがの仕事場・学校
    ・定番おみやげ
    ・各月の祭事、宗教観



    〇食事
    ・パサランモサラン焼き
    小麦を練って作った生地に甘いみそを塗った食べ物。スタミナ満点。
    西の地域で食べられている。

    ・モサランパサラン焼き
    同じく小麦を練った生地にとんかつソースを塗った食べ物。ごはんのおかずになる。
    東の地域で食べられることが多い。

    ・花蜜りんご
    人間と同じくらいのサイズのドデカりんご。食っても食っても無くならない。

    ・またたびキウイ
    大量発生している。水分補給がてら、いつ食べてもいい。ニャン力車の巨猫族が仕事中にかじりついたりすることもある。
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    小柴 小太郎(カンナ)

    SPUR METOV。ユリレイ、ユリシュヴァ。前編。
    かつて泥酔してシュヴァーンにダミュロンの面影を見た放蕩貴族ミルバンの思い出話がきっかけでいらん騒動になりつつ、過労死寸前のシュヴァーンが面会謝絶になったり、ユーリに世話を焼かれたりする話。
    友と呼ぶにはあまりにも 前編.


     アレクセイ・ディノイアの死亡報告から程なくして、騎士団長代行としてフレン・シーフォの名前が挙がってきた。その時はまだ即位こそしていなかったが、実質的には皇帝代行として実務をこなし始めていたヨーデルがそれを承認し、評議会も21歳の若輩者が団長代行ならばアレクセイよりも扱いやすいだろうと見ていたのだが……。
    「またあの男か……シュヴァーン・オルトレイン!」
    「死に損ないの分際で、小賢しい!」
     とんでもない誤算だった。
     ヨーデルにつく尊称が殿下から陛下へと変わり、その直後にフレンの肩書きである騎士団長代理から代理の2文字が取り外された。魔導器の恩恵を失ったテルカ・リュミレースに立て続けに慶事を起こすことで、混乱し萎縮する帝国民を活気づけようという初歩的な方法であることは誰の目にも明らかで、評議会も表立っては反対しなかったのである。
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