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    イン

    シオクマ

    MEMO※あたなる🗼コラボの二次創作メモです。CP要素無し。リコリスメインで、カオマ+自由くん
    ※口調、一人称、名前の呼び方、性格がご本人様とは異なる可能性が300%ございます。

    ※オリジナル設定詰め込みまくっています。完全無欠のハピエン厨によるハッピーエンドですが、何でも許せる人向け。
    ※ジャッジアイズとロスジャとコナン映画が好きです。警察と公安をなんだと思ってるんだ…?状態です。
    【澄空に咲く、明日の太陽とともに】(それは)

    (わたしの人生で、一番初めに優しくしてくれたあなたたちとの)


    (『はじめまして』と『さよなら』の夜噺)




     次第に初夏の気配を孕み始めた昼間の太陽の空気も、沈んでしまえば途端になりを潜める。地上250mにある東京タワーのトップデッキは寒いくらいだ。
     涼しい夜風に、僕のアイボリーの外套が揺れる。
     熱帯夜は、未だ遠い。


    「怪盗リコリス」


     滑舌の良い、凛と張った爽やかな声が僕の背を軽く叩いた。
     今の彼の声には、これまで幾度となく追われてきた際に投げつけられたような棘はない。この穏やかな声音が、生来のものなのだろう。
     驚くことはない。選択を委ねたのは紛う方無き僕だ。仰ぎ見ていた月から視線を外し、背後を振り返る。
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    たぶんしょうきだ

    PROGRESSハァーッ口調トレスが分からねえ! でもノリと勢いでパチパチしちゃう!! なぜなら私は邪悪だから!!! 三周目やってる最中じゃないんですか?
    やっとトロ部分目前まで来てるんるんなので一回ポイしちゃう あと個人discordでやれるのはせいぜい3k字くらいまでとわかりました もっとミニマムにやれ 馬鹿
    @2025.6.14現在、10k超えほぼ確定して爆笑 このカニ野郎がよ
    (スケッチ/途中)「わあっ! 参った、参った!」
     柔らかな草地にねじ伏せられて、シフランがばたつきながら言いました。その細い手首をまとめて掴み、小さな背中に膝まで乗せて、ほとんど押し倒すように押しつけているのはイサボーです。
     突然のことに驚かれたとは思いますが、しかしご心配には及びません。なぜなら今は、空にさんさんとお天道さんも輝いています。彼らがいる芝生の広場だって、宿屋のちょっと裏手のところにある公園です。それにほら、少し遠巻きにするあたりから、ちゃんとオディールが見ています。彼女は善しと言わんばかりに頷くと、たっぷりと息を吸い込んで言いました。
    「そこまで!」
     彼女らしい、実によく通る声でした。イザボーは一つまばたきをして、それからやっと全身の力を緩めることが出来ました。
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