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    カレル

    hiim723

    DOODLE「好きを伝えてそれでおしまい」
    お互い言葉不足すぎて、上手く行きそうでなぜか上手く行かないココイヌ
    好きな子の告白に浮かれるポンコツノノコイと、何にも期待してないからその先なんて全然考えてなイーヌによる、すれ違いギャグのつもりです。
    好きを伝えてそれでおしまい黒龍の縄張りを荒らす新興チームのアジトに乗り込み、ひと暴れしておおよそ決着が着いた時だった。相手チームのボスの胸ぐらを掴んでその顔をボコボコに殴り続けていた特攻隊長が、ふと何かを思い出したように手を止めた。どうかしたのか、とそちらに目を向けると、青くてキラキラと光る瞳と目が合う。薄ピンク色の唇がそっと開く。彼は聞き心地の良い声で、しかし割と大きめな音でオレをまっすぐ見ながら言葉を発した。

    「好きだ、ココ」

    何を言われたのかすぐには理解できなくて、倒した相手を踏みつけていた足が止まる。
    思わず足をどかして身体を彼の方へ向け直し、真正面から顔をまじまじと見つめてしまった。相変わらず人形みたいに綺麗な顔は表情が読めないままだ。頬についた赤い血は返り血だろうか。口元が切れているのは誰かに殴られたのだろうか、帰ったら手当てしてやるからな。どうせ服の下も殴られて打ち身やあざがあるんだろう、オマエは隊長なのにいつも自分が一番前を突っ切っていくから。その姿に憧れてついていくヤツが多いんだ、特攻隊には。
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    yasuismylife6

    DONEこのあと抱く、抱かれると思いながらもそれを態度に出さないように努めているリョヤスです。
    Nさんの神イラストを見て、書く手を止められませんでした。めちゃくちゃに三次創作です(ありがたい事に掲載の許可を頂きました……本当にありがとうございます✨)
    続きは……あり……ま…………す‼️🫵🚨
    熱帯夜の前準備[テレビを見るときは、部屋を明るくして画面から離れて見てね!]


    幼い時から何度も見て聞いてきたその言葉。
    テレビの画面から好きなキャラクターの声でも、大きなテロップでも、そして母の口からも。

    だけど、言われれば言われるほど掟を破りたくなるのが子供の性分で。
    いや、それは大人でも、そうかもしれない。

    「ねぇ、今日オレんちで映画観ない?」
    部屋真っ暗にして、テレビつけてさ。そう言ってちょっと意地悪そうに笑う安田を見て、宮城は浮ついた心を抑えながら頷いた。

    酒が飲める年齢になった二人は高校生の時から、恋人として付き合っている。
    互いに別の大学に通い、バスケと勉学で忙しい日々を送っていた。
    ありがたいことに、それぞれの大学が近くにあるので途中まで一緒に帰ったり、一人暮らしのアパートへ遊びに行ったりと楽しいキャンパスライフを過ごせている。
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