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    クルト

    ofu_chiamido

    DONE大大大×♾遅刻したクリスマスサンタパロのちあみど。先輩がサンタで翠くんは普通の子。話の関係で翠くんはアイドルしません。
    ⚠️翠くんの年齢操作あり(幼稚園→高一)、モブ出る、高峯家捏造
    以下世界観的なもの
    ・サンタが実在する世界
    ・サンタは歳の取り方が人とは違う
    ・子どもがサンタを信じなくると、サンタはその子の家に入れなくなる
    ・サンタには担当する子どもがいる。最初は一人から担当
    いちばん欲しいのは、君の温もり 君の初めての担当はこの家に今年産まれた子だと、しんしんと冷え込む空からその家を覗き込んで、チアキは顔をほころばせた。
    ぷくぷくしたバラ色の頬と、やわらかなオリーブグリーンの髪色。穏やかな寝顔で眠っている。隣でベビーベッドを覗き込んで、ぴょんぴょんと跳ねているのはその子の兄だろうか。その傍に父親と母親がいて、兄の方を見て「飛び跳ねたら起きちゃうでしょ」と母親が注意する。
    と、不意に眠っていた赤ん坊がパチッ、と目を開けたかと思うと、どんどん顔が歪み始めた。
    「ふあああぁあぁああぁっ!!」
    母親が慌ててその子を抱き上げ、父親が兄を叱る。
    「ほら、起きちゃったじゃないか。悪いことしたからサンタさん来ないかもしれないぞ」
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    ゆうら

    DONEうさかど※現パロ(記憶あり)学生×学芸員(1日目)博物館に勤めてる門倉さんと館長の鶴見さんが学生時代からの親友で、そこに博物館実習生として宇佐美君がやってくるというお話。絶対モメる!楽しそ!読みたい!よし自家発電だ!というノリで書いてます…取りあえず出来たとこまで…
    長編やってみたくて挑戦中/導入の為うさかど要素薄め
    ※博物館関連の設定は、結構曖昧なので予めご了承ください
    博物館のひと(1)

    俺は関東のとある市立博物館で働く学芸員だ。
    俺には物心ついたときから、前世の記憶があった。
    前世で俺は、網走監獄の看守部長だった。
    そして土方さんの一派として金塊争奪戦の最中に身を置いた。
    前世の仲間には、会えてはいない。
    しかし、探すようなことはしていない。
    懐かしむ気持ちはどうしてもあって、博物館に勤めるきっかけも、そこにあるといっても過言じゃなかった。

    若い頃は会いたいと思っていた。
    土方さんには特に…。
    きっかけになればと新選組の事を調べ、学び、大学で研究する程、若い俺はこだわっていたのだと思う。

    彼の出身地でもなければ、活躍した京都でもない。
    はたまた、最後の地とされる北海道でもない。
    関東の東に位置するこの市立博物館で働いているのは、今の俺に残された小さな願望なのかもしれない。
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