コジロウ
零藤すいか
DONEリクエスト企画でいただいたリクエスト、『コジロウ(アニポケ)とおとなのおねえさん(XY)とユウリ(鎧の孤島の道着時)とリコの4人で仲良しトーク(頂いた資料通りの服)』です。
リクエストありがとうございました!
http://togekyun02.blog34.fc2.com/blog-entry-1071.html
kudouhikaru
DONE夢でこんな小説を読んでいたのでともかく写経したかった。サカキ様とコジロウのvsモブステゴロ。流血注意。
誤字修正。
星を見ていた 路地裏に、荒い息遣いが響いている。サカキとコジロウの二人は、それぞれ膝立ちでアスファルトに座り込んでいた。預け合っている互いの背が激しく上下するのを肌で感じる。
足元には、ポケモンバトルではなく凶器や肉弾戦で、サカキに奇襲をかけた男達が転がっている。数の多さに、無傷の勝利という訳にはいかず、共に返り血で血濡れていた。
頭部から頬に伝い落ちる血を拳でぐいと拭いながら、サカキが言った。
「スマンな。ロケット団の首領ともあろうものが、不甲斐ない」
「い、いえ」
とは言うものの、コジロウとてそれなりに貢献したつもりだが、拳や足技で男達のほとんどを沈めたのはサカキだ。
「帰って、傷の手当てをしよう。行くぞ」
二人で地を踏み締め立ち上がる。サカキに肩を貸しながら、オレだって頑張ったけど、ぼろぼろのサカキ様を見たら、マトリやムサシ、ニャースに怒られるんだろうなあと想像しながら、コジロウは天を仰いだ。
412足元には、ポケモンバトルではなく凶器や肉弾戦で、サカキに奇襲をかけた男達が転がっている。数の多さに、無傷の勝利という訳にはいかず、共に返り血で血濡れていた。
頭部から頬に伝い落ちる血を拳でぐいと拭いながら、サカキが言った。
「スマンな。ロケット団の首領ともあろうものが、不甲斐ない」
「い、いえ」
とは言うものの、コジロウとてそれなりに貢献したつもりだが、拳や足技で男達のほとんどを沈めたのはサカキだ。
「帰って、傷の手当てをしよう。行くぞ」
二人で地を踏み締め立ち上がる。サカキに肩を貸しながら、オレだって頑張ったけど、ぼろぼろのサカキ様を見たら、マトリやムサシ、ニャースに怒られるんだろうなあと想像しながら、コジロウは天を仰いだ。
yowailobster
DOODLE20211029 デレキ 捏造爆盛り原型皆無パロディ 行為の匂わせ でもファンタジーなら無問題やったね童話好きだからもだけどデレキ 本編のある意味好IFがちらほらあるとこが大好き 見つけられたことで自分を見失わずに済んだレキ一回離れられてるカオルとコジロウ主人を止められた犬 一回壊れたから生まれるものもあると思うからどっちが良いかは何ともだけど本編以上にモラルが低下すると世界が平和になるの面白い
ハッピーエンドはずっと先 昔々のお話です。あるところに名前のない王子様とお姫様。ただきれいなお城で繰り広げられるはたのしいばかりの物語。ラストは当然お約束、二人はいつまでも幸せにsし%あ鸞-^pわ>sえlに??
昔々――いえ。これは今から始まるお話。王子様にはあの子を据えて、それで終わりの物語。寂しいお城で王様があなたのことを待っている。逃げないで。目を逸らさないで。無かったことになんてしないで。
どうか恐れないで。お決まりの酷い結末を共に受け入れてくださいな。
これも社会勉強と雪の国から送り出され早数か月。
新しく出会えた大切な相手と滑る日々は楽しく、美味しい食事にフォークも止まらない。最高の環境だ。これで暇でさえなければ。武闘会もめっきり減ったことで本当に仕事が無くなってしまった。食べてばかり、世話されてばかりの環境は楽だが居心地が悪い。
44638昔々――いえ。これは今から始まるお話。王子様にはあの子を据えて、それで終わりの物語。寂しいお城で王様があなたのことを待っている。逃げないで。目を逸らさないで。無かったことになんてしないで。
どうか恐れないで。お決まりの酷い結末を共に受け入れてくださいな。
これも社会勉強と雪の国から送り出され早数か月。
新しく出会えた大切な相手と滑る日々は楽しく、美味しい食事にフォークも止まらない。最高の環境だ。これで暇でさえなければ。武闘会もめっきり減ったことで本当に仕事が無くなってしまった。食べてばかり、世話されてばかりの環境は楽だが居心地が悪い。
Say0_robo
DONE【エアスケブ】長らくお待たせしました!申し訳ございません……。「コジロウ、おとなのおねえさん、ユウリ、リコの仲良しトークのイラスト」です。
私もポケモンにはお世話になったことがあるなので、懐かしい気持ちで描いていました( *´艸`)
念のためjpegとpngの2枚を載せていますが、殆ど変わらないと思います(苦笑)
最後になりますが、ご依頼ありがとうございました! 2
kudouhikaru
PASTママとミヤモトちゃんの一件があるので、ムサシのことを密かに妹分として大切にしているサカキ様が見たかった、などと供述しており。もしも、ムサシのパートナーとしてコジロウを見初めたのがサカキ様だったら。
ムサシ不在のコジムサ。
ピクシブより再掲。
神のはかりごと「ムサシちゃん」
弓なりに反った赤い房の束を凝った編み込みに結い上げた少女が、不思議そうにこちらを振り返る。その表情を見て、サカキは違う、と確信した。
ここは、ある高級ホテルの立食形式によるビュッフェレストランの会場だった。母が興した財閥ーーロケットコンツェルンをいずれ継ぐ身ではあるが、まだ十四歳であるサカキとしては、こういう上流階級の人間しか集まらない立食形式のパーティーは堅苦しさと息苦しさしか感じない。サカキの家に専属で仕えている料理長が提供してくれる食事の方がいくらもマシだ。が、「これも社会勉強よ」と母に強制的に連れてこられては、まだ幼いサカキに拒否権など存在しない。何せ食事を共にする相手は母の仕事相手ばかりだ。適当に愛想と笑顔を売っておいた方がいい、とはサカキにもわかっている。飲み物を選んで歩いている道すがら、ふと、すれ違った少女が母の親友兼部下である女性の娘とよく似ていた。母が女性ーーミヤモトから貰った写真を一度見せられただけだがーー、よく覚えている。名をムサシ。
5325弓なりに反った赤い房の束を凝った編み込みに結い上げた少女が、不思議そうにこちらを振り返る。その表情を見て、サカキは違う、と確信した。
ここは、ある高級ホテルの立食形式によるビュッフェレストランの会場だった。母が興した財閥ーーロケットコンツェルンをいずれ継ぐ身ではあるが、まだ十四歳であるサカキとしては、こういう上流階級の人間しか集まらない立食形式のパーティーは堅苦しさと息苦しさしか感じない。サカキの家に専属で仕えている料理長が提供してくれる食事の方がいくらもマシだ。が、「これも社会勉強よ」と母に強制的に連れてこられては、まだ幼いサカキに拒否権など存在しない。何せ食事を共にする相手は母の仕事相手ばかりだ。適当に愛想と笑顔を売っておいた方がいい、とはサカキにもわかっている。飲み物を選んで歩いている道すがら、ふと、すれ違った少女が母の親友兼部下である女性の娘とよく似ていた。母が女性ーーミヤモトから貰った写真を一度見せられただけだがーー、よく覚えている。名をムサシ。
mitsu_ame
DONEジョーチェリワンドロ。第13回お題『ピアス』『教室』『眼鏡』お借りしました。片想いこじらせこじろうくん。
未成年飲酒の描写を含みます。(それを推奨するものではありません)
ファーストピアス.
放課後の教室は西日が射し込んで妙に明るい。窓際の、一番後ろの席。開けっ放しの窓から入る風で真っ白のレースカーテンとクリーム色のカーテンがぶわっと膨らんでは元に戻るのを繰り返す。風と一緒に校庭からどこかの部活のかけ声が入ってくる。だから余計、室内は切り取られたみたいに静かだった。
「こじろー?」
はっとする。薫がいた。
机を挟んで相向かい。正面を向いたままの椅子の、背もたれを抱えるような恰好で行儀悪く座る。前屈みになる分目線が下がってこちらを少し見上げるような恰好だ。括った後ろ髪と長い前髪。隙間から見える目付きは鋭い。
ガラも悪けりゃ口も悪く、素行だって悪かったくせ、このキツい三白眼に眼鏡が乗ると、不思議と賢そう、上品そう、となるのだから印象操作ってのはタチが悪い。このタヌキめ。
1944放課後の教室は西日が射し込んで妙に明るい。窓際の、一番後ろの席。開けっ放しの窓から入る風で真っ白のレースカーテンとクリーム色のカーテンがぶわっと膨らんでは元に戻るのを繰り返す。風と一緒に校庭からどこかの部活のかけ声が入ってくる。だから余計、室内は切り取られたみたいに静かだった。
「こじろー?」
はっとする。薫がいた。
机を挟んで相向かい。正面を向いたままの椅子の、背もたれを抱えるような恰好で行儀悪く座る。前屈みになる分目線が下がってこちらを少し見上げるような恰好だ。括った後ろ髪と長い前髪。隙間から見える目付きは鋭い。
ガラも悪けりゃ口も悪く、素行だって悪かったくせ、このキツい三白眼に眼鏡が乗ると、不思議と賢そう、上品そう、となるのだから印象操作ってのはタチが悪い。このタヌキめ。
ゆゆしきゆく
MAIKINGジョーチェリ、途中…書き終わるといいなぁ大人の拗らせた両片思いはめんどくさいよね
こじろうだけに
「…アダム、元気にしてっかな」
ふと俺は懐かしい名前を口に出した。
アダムに別れを告げられてから一年半が経っていた。
最初は落ち込んでいた薫も徐々に元気を取り戻していて、そんな薫にアダムの名前を出すのは最低だなと思ったけど言葉は取り消さなかった。
あの後高校を卒業した俺たちはそれぞれ大学と専門学校に進学して、別々の道を歩き出していたけど、夜になったらボードをもっていつもの場所に集うのは今も昔と変わらない。
「……」
薫は何も答えなかった。
けど、その目は悲しげに伏せられていた。
「薫、話があるんだ」
俺の言葉で凹んでる薫、悲しんでる薫、今すぐ抱きしめてやりたいくらいだ。
でも、それはダメだ。
だって俺たちは幼馴染だから。
2001ふと俺は懐かしい名前を口に出した。
アダムに別れを告げられてから一年半が経っていた。
最初は落ち込んでいた薫も徐々に元気を取り戻していて、そんな薫にアダムの名前を出すのは最低だなと思ったけど言葉は取り消さなかった。
あの後高校を卒業した俺たちはそれぞれ大学と専門学校に進学して、別々の道を歩き出していたけど、夜になったらボードをもっていつもの場所に集うのは今も昔と変わらない。
「……」
薫は何も答えなかった。
けど、その目は悲しげに伏せられていた。
「薫、話があるんだ」
俺の言葉で凹んでる薫、悲しんでる薫、今すぐ抱きしめてやりたいくらいだ。
でも、それはダメだ。
だって俺たちは幼馴染だから。
zofuku3
MOURNINGアニポケ コジロウくん。こんなのも描いてたらしい、いつの間に。
サントアンヌ号の衣装かわいいですよねー
ちょぉ〜のコギャルもw
コイキング売りの親父とのファーストコンタクトも素晴らしい…