サンズ
むくげ
DOODLE遺跡出ないぞフリと扉の向こうの謎のモンスターサンズのサンフリになりそうな落書き。気が向いたら続くぞい。コンコン。突然背中のほうから響いた硬い音にフリスクは小さく悲鳴を上げかけて、必死にそれを飲み込んだ。
恐る恐る振り向くと、そこには大きくて見るからに重そうな扉がある。この扉を開けてはいけないとトリエルから厳しく言いつけられているため、日頃は近づくこともない。
ただ今日はたまたまトリエルが外に買い物に出かけている日で、留守番中のフリスクは本を読むことにも絵を描くことにも飽きてしまった。
ここで暮らし始めてからしばらく経つが、隅から隅まで探検しつくしたとは言えない。そう、本当にたまたま、今日は好奇心が勝ってしまったのだ。いつもはチラリと盗み見るだけの階段の下に行ってみようと思い立ってしまうほどに。
口を両手で押さえたままフリスクは慎重に後ずさる。確かに音が聞こえた。
1029恐る恐る振り向くと、そこには大きくて見るからに重そうな扉がある。この扉を開けてはいけないとトリエルから厳しく言いつけられているため、日頃は近づくこともない。
ただ今日はたまたまトリエルが外に買い物に出かけている日で、留守番中のフリスクは本を読むことにも絵を描くことにも飽きてしまった。
ここで暮らし始めてからしばらく経つが、隅から隅まで探検しつくしたとは言えない。そう、本当にたまたま、今日は好奇心が勝ってしまったのだ。いつもはチラリと盗み見るだけの階段の下に行ってみようと思い立ってしまうほどに。
口を両手で押さえたままフリスクは慎重に後ずさる。確かに音が聞こえた。
Ⓝ手ブロ作品
MOURNING11/11ネタ。リメイクをしようとしていた形跡があったので、そちらも残しておきます。
ネタ内でサンズがパピルスの事を「クールでドライ」と表現しているコマがありますが、何とゲーム内でスケルトンは「生暖かくてべっちょっとしている(?)」という事が判明。
正反対で笑ってしまいました。 78
Tomiryo_sansUT
MOURNING一人で遊ぶサンズ(意味深)パピサン気味?結構前に書いていましたが、羞恥心に負けて以来ずっと放置していました。もう書く気力も無いのでここに扶養します。
語彙力はありません。素人です。それでもいい方はどうぞ。
いつかまた絵なり小説なり描きたい。 721
やみなべ
DOODLEアニメでてで衣装のらむさんと先生見たかった~!関係無いけど最近しぶはまステの曲聴きながら通勤してて
謎時空らむさんず会議でさまさまにでけえ感情を持っちゃったらむさんいるのが発覚するんだろなとか妄想してた
さまさまの話題でめっちゃ怒りつつ他の人の話題になったとき「は?さまときの方が強いんだけど?」みたいに言う感じの…何か個性とかそういうのの芽生え…あの子だけにある感情…的な…
らむさんず会議て何?
むくげ
DONEPixivにUPしたサンフリ小説「Banksia rose」のビター版。展開はあまり変わりませんがセリフと心情がちょっと違う。サンズがもう少し冷たくドライです。Banksia rose(bitter)午後の日差しがレースのカーテンでやわらげられ、リビングの床にひだまりを作っている。その特等席、この時間一番暖かく明るい窓のそばに置かれた大きなクッション。その真ん中に、小さな窪み。
クッションのそばに座り込んで項垂れる背中に、サンズは強い既視感を覚えた。
「フリスク」
声をかけても振り向かない。フリスクは、クッションで気持ちよさそうに眠る、眠ったように事切れている小さな猫を繰り返し撫でながら、声もなく泣いてた。
「…やり直したなら分かるだろ。そいつはもう、寿命なんだ」
「やり直した」という言葉に肩を揺らしたフリスクが、ようやくノロノロと振り返る。
涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった顔に3枚重ねのティッシュを押し付けあれやこれやを拭き取っても、赤く腫れた瞼の隙間からはとめどなく涙がこぼれ落ちて止まらない。
4994クッションのそばに座り込んで項垂れる背中に、サンズは強い既視感を覚えた。
「フリスク」
声をかけても振り向かない。フリスクは、クッションで気持ちよさそうに眠る、眠ったように事切れている小さな猫を繰り返し撫でながら、声もなく泣いてた。
「…やり直したなら分かるだろ。そいつはもう、寿命なんだ」
「やり直した」という言葉に肩を揺らしたフリスクが、ようやくノロノロと振り返る。
涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった顔に3枚重ねのティッシュを押し付けあれやこれやを拭き取っても、赤く腫れた瞼の隙間からはとめどなく涙がこぼれ落ちて止まらない。
むくげ
DOODLEリクエストしているのだけど、自分でもサンズにフラるフリを書きたくなってフラれるところまで書いた文章落書き… サンズに振られた。
フリスクは傘の下で震える息を吐いた。
今にも雪になりそうな冷たい雨に打たれ、白い息はすぐに掻き消えてしまう。
誰もが家路を急ぐ早足で横を通り過ぎていくのが今はとてもありがたい。傘の中を覗き込まれては「何もない」と言い訳できないほど酷い顔をしているに違いなかった。
これまでも、今回も、フリスクは真剣だった。
タイミングは確かに少し唐突だったかもしれない。なんてことない、ムードがあったわけでもない。ただ、いつも通りにサンズのホットドッグ屋台を通りかかった時、目が合った瞬間にサンズの眼窩が柔らかく弛んだから。
いつものミトンの手をあげて「よう、今帰り?」と声をかけてくれたから。
それが監視の目的や、警戒の色がない、本当に親しみの込められたものだとその瞬間に分かったから。
1610フリスクは傘の下で震える息を吐いた。
今にも雪になりそうな冷たい雨に打たれ、白い息はすぐに掻き消えてしまう。
誰もが家路を急ぐ早足で横を通り過ぎていくのが今はとてもありがたい。傘の中を覗き込まれては「何もない」と言い訳できないほど酷い顔をしているに違いなかった。
これまでも、今回も、フリスクは真剣だった。
タイミングは確かに少し唐突だったかもしれない。なんてことない、ムードがあったわけでもない。ただ、いつも通りにサンズのホットドッグ屋台を通りかかった時、目が合った瞬間にサンズの眼窩が柔らかく弛んだから。
いつものミトンの手をあげて「よう、今帰り?」と声をかけてくれたから。
それが監視の目的や、警戒の色がない、本当に親しみの込められたものだとその瞬間に分かったから。
nbsk_pk
DOODLE岳博ギャグ、自分のもちもちロングぬいぐるみに嫉妬する重岳さんの話。博さんずっと寝てます。絶対もちもちロングおにい抱き枕寝心地最高なんだよな…180センチのライバル 重岳は破顔した。必ず、この眼前の愛おしいつがいを抱きしめてやらねばならぬと決意した。重岳は人という生き物が好きだ。重岳は武人である。拳を鍛え、千年もの年月を人の中で過ごしてきた。けれども、おのれのつがいが重岳を模したもちもちロングぬいぐるみを抱きかかえて、すやすやと寝台の上で丸くなっていることについては人一倍に敏感であった。
「失礼、ドクターはどちらに」
「ドクターでしたら、仮眠をとると私室へ」
あと一時間くらいでお戻りになると思いますが、と教えてくれた事務オペレーターに礼を伝え、重岳はくるりと踵を返した。向かう先はもちろん、先ほど教えてもらった通り、ドクターの私室である。
この一か月ばかり、重岳とドクターはすれ違いの生活が続いていた。ドクターが出張から戻ってきたかと思えば重岳が艦外訓練へと発ち、短い訓練ののちに帰艦すれば今度はドクターが緊急の呼び出しですでに艦を離れた後という始末で、顔を見ることはおろか声を聞くことすら難しかったここ最近の状況に、流石の重岳であっても堪えるものがあったのだ。いや流石のなどと見栄を張ったところで虚しいだけだろう、なにせ二人は恋仲になってまだ幾ばくも無い、出来立てほやほやのカップルであったので。
2835「失礼、ドクターはどちらに」
「ドクターでしたら、仮眠をとると私室へ」
あと一時間くらいでお戻りになると思いますが、と教えてくれた事務オペレーターに礼を伝え、重岳はくるりと踵を返した。向かう先はもちろん、先ほど教えてもらった通り、ドクターの私室である。
この一か月ばかり、重岳とドクターはすれ違いの生活が続いていた。ドクターが出張から戻ってきたかと思えば重岳が艦外訓練へと発ち、短い訓練ののちに帰艦すれば今度はドクターが緊急の呼び出しですでに艦を離れた後という始末で、顔を見ることはおろか声を聞くことすら難しかったここ最近の状況に、流石の重岳であっても堪えるものがあったのだ。いや流石のなどと見栄を張ったところで虚しいだけだろう、なにせ二人は恋仲になってまだ幾ばくも無い、出来立てほやほやのカップルであったので。
わーらびーセンヤ
DOODLEてきとうアーミー説明しよう!てきとうアーミーとは、軍事知識一切無しでてきとうに描かれた メイドさんズのセルフ二次創作軍隊パロディである。無知無知とムチムチのてきとう百合が趣旨
百合じゃないかもしれない 45
むくげ
DOODLEもうちょっとちゃんと肉付けしたらSSになりそうな落書きの口説きサンフリ。前半は前に途中までUPしてたものの手直し。フリちゃんはサンズの恋愛対象に自分がなるわけないわな〜と拗らせ片想いをしてます。
「オイラがアンタに惚れるのは、そんなにおかしいこと?」
「お、おかしいっていうか…」
「オーケーわかった。じゃあ相手がアンタじゃないとしよう。オイラが惚れた相手に無碍に扱われて、それでもめげずに口説いてるのに更に逃げられてる様子を見たらさ、気の毒に思わない?」
フリスクは確かにサンズに恋心を抱いているが、それ以前に強い親愛の情がある。サンズの望みは出来うる限り叶えば良いと心の底から思っている。
彼が地下世界の繰り返す時間の中で気力をすり潰され、期待することや希望を持つことに疲れていたことを思えば、彼が再び望みをもつことや求めることがどれだけのことか。
完全に理解することはできずとも想像はできるからだ。
2034「お、おかしいっていうか…」
「オーケーわかった。じゃあ相手がアンタじゃないとしよう。オイラが惚れた相手に無碍に扱われて、それでもめげずに口説いてるのに更に逃げられてる様子を見たらさ、気の毒に思わない?」
フリスクは確かにサンズに恋心を抱いているが、それ以前に強い親愛の情がある。サンズの望みは出来うる限り叶えば良いと心の底から思っている。
彼が地下世界の繰り返す時間の中で気力をすり潰され、期待することや希望を持つことに疲れていたことを思えば、彼が再び望みをもつことや求めることがどれだけのことか。
完全に理解することはできずとも想像はできるからだ。