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    シフト

    phchien

    MEMO実は、最初書いていた龍狐AU。
    力の源である尻尾を幾つも封印された魏嬰が座学に行って藍忘機と出会い、亀(…)を倒すために封印の一つを解く、と言う話でした。虞美人の言う封印は、母が子供を守るための、一度だけ蘇る力でした。それを温情のシフトし、もっとふわっとしたの書こうぜ、と書いたのがアレ…全然ふわっとしてないですね。
    もう一つの龍狐AU 古来より、賢君の世に顕れる九つの尾を持つ狐は邪気を退け、瑞獣と崇められていた。その一方で太平を乱すケダモノとして忌み嫌われた。神獣が犇めくこの修真界においてさえ、九尾狐は滅多に見ない。もともとの数が少ないうえに彼らは奔放に過ごすので群れることがない為だ。
     最も若い九尾狐は蔵敷散人と言った。抱山散人の弟子であると言う噂だが何故、かの仙人はあの厄禍を世に放ったのかとのちに多くの者が嘆いた。若く見目麗しい蔵色散人は五大世家を悉く袖に振って雲夢の家僕に嫁ぎ、姿を消した。
     そして子供をひとり残して、夫とともに果てたと言う。

     浮浪児となっていた子をようやく見つけ、蓮花塢に連れ帰った江楓眠は途方に暮れていた。数年間も独りで生き抜いてきた子は随分薄汚れて弱っていたけれど、健康状態には問題がない。ちゃんとした環境に置けば、遅れた分をすぐに取り戻して健やかに育つと思われた。
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    Hyoki

    MOURNINGソロぐだを書きたかったやつ
    事故レイシフトしちゃった立香ちゃんがソロモンに歌を歌います
    ※ショタモンが出てきます
    ※SEKAI NO OWARIの『すべてが壊れた夜に』『深い森』『不死鳥』『花鳥風月』がイメージになってます
    花鳥風月小さい頃、よく聞いていた歌が脳内で何度も再生される。だいたいこの歌が再生されるのは自分が辛い、不安だと思った時だ。事故で何時かも分からない世界に飛ばされ、乾燥した大地の街に一人。知り合いなんている訳もなく、ただ何もわからないままとぼとぼ歩くしかない。人混みで埃立つ大路を抜け、小さな泉のある方へと歩みを進めた。ここなら人も少ないし状況整理が出来る。何たって寝床に着いて目を閉じたら急にこの世界に飛ばされていたのだ。まずは情報を集めなければいけない。
    立香は脳内に流れる歌を口遊ながら靴を脱いで泉に足を浸す。この国は暑い。カラリとした暑さから地中海周辺、特にその東の方だろうかなんて目安を付ける。今の立香にできることは情報収集しかない。しかし、騒然としているこの都市ではそれも難しかった。戦争中なのかはたまた国内で争いが起きているのか皆慌ただしく歩き回っていた。これでは情報収集どころではないと察知した立香は咄嗟に判断し、街外れの泉へとやってきたのだ。ふと街の方を振り返れば大きな宮殿のようなものが目につく。あれは、なんだろうか。
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    Haruto9000

    DONE「ランサーのクー・フーリンが女性だったら」妄想、第5話。
    ※FGO第1部のみの情報で書いていたので、設定ズレなどはご容赦ください。

    【あらすじ】
    オルタの自分と決定的に仲が悪くなったランサー。ギスギスした2人に、マスターやキャスターは頭を痛めていた。
    ある日、ランサーたちは素材集めのレイシフトに出ることになる。
    雪山で順調にエネミーを倒していくが、突如、巨大なスプリガンが襲ってきた!
    ミラーリング #5(カルデア編) 初めて会ったときのおまえは、小さな小さな子犬だった。
     だが、子犬はあっという間に俺が望んだ全てを手に入れた。
     そんな子犬が、俺は憎くて憎くて仕方なかった。
     だが、嗚呼、そんな俺の心の内も知らず、おまえはなんと無邪気に笑いかけてきたことだろう。
     その小さな体が抱えるものの大きさを知り、どれほど心傷んだことだろう。
     二人で競い、技を磨き合う一瞬が、どれほど楽しかったことだろう。
     あんなに懐かしく輝く日々が、今はなんと遠いことだろう!
     空はこんなにも晴れているのに、俺の顔には雨が止まない。
     さあ、そんなに泣かないでくれ。
     愛しい愛しい、俺の妹。

    ✳︎✳︎✳︎

     種火を与えられて強くなったランサーは、髪の毛をバッサリと切ってしまった。
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