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    ジラ

    なすずみ

    PAST果物、20歳以上で出会ったからめちゃくちゃいじらしい感じになってるけど、16歳くらいで出会ってたら檸がほんの一瞬殺すの躊躇ったのを蜜が見咎めて、腕を引っ掴んで刺殺させたりして、感情の処理してから動けるはずだったのを邪魔された檸がきっちりグーパンでお返ししたりして大変だったと思う

    これ(過去ツイ一部)
    ◯果物 十代で出会ってるパターン九九さえまだ教わっていないだろう幼さにも関わらず、泣くことにも飽きたような、大人びているというには憂と諦めを内包した目をしていた少年は、檸檬を前に瞬きをした。見るからに荒っぽそうな青年を見て、既に目の前で家族を殺された少年は確かに光を目に宿した。彼が拠り所にしている朧げな記憶と重なりでもしたのだろうか。甘えを含んだ希望とも、哀願とも異なるその表情は檸檬にとってイレギュラーで、コンマ数秒程度の僅かな躊躇いを生んだ。
    蜜柑は見逃さなかった。
    檸檬がほんの小さく息を飲み、すばやく唇を噛んで呼吸を整えようとした瞬間、蜜柑はその右腕を掴んで突き出させた。反応出来なかった檸檬の手に握られたナイフは加えられた力の向きに従って少年の心臓を貫き、的確に鼓動を止める。少年が崩れ落ちるより早く、檸檬はナイフから手を離し、腕を振り解く反動を利用して蜜柑の腹部を蹴り上げた。咳き込んだ蜜柑が受け身を取らなかったのがわざとなのかどうか知らないがそんなことはどうでもいい。身体を起こしたところへ歩み寄り、シャツの首元を捻り上げて頬に拳を打ち込んだ。このまま首を折ってやろうと思った。
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    gureiyama

    DONE注意⚠️現代まで生きる神仙⑨
    いつものようにかっこいい神仙も可愛い神仙もいません
    ⑨ですが
    ・2人が現代まで生きてマンション暮らしをしている
    ・白米という名の猫と同居している
    それだけをご理解いただければ読めます、と思います

    長生き神仙は日々くだらないことでわーわー言っててほしい
    無邪気な赤ちゃんというか御老体というか
    はじあしゅにエントリーしたくてがんばった…うちの阿絮、なかなか恥じらわない
    OPTを君に…永遠と呼ぶには短いけれど。
    一つの生をながくながくながくながく……周子舒は生きている。
    長く生きて世の中の大体のことは知っているような気がする。
    もともと知的好奇心は旺盛なほうだから本をよく読むし、知己と二人、世界の隅々に旅をしてたくさんのものを見てきたし。
    それでも生きることに飽きた、なんて思わないのは、世界というものは絶えず進化を続けているからだ。
    大きな進化といえば、近年ではIT関連が代表だろう。
    世界が変わるぞ、と知己と語りあった。そしてその通りになった。
    小さな進化にいたっては枚挙にいとまがない。
    人間というものは、喜怒哀楽に忠実な生き物だから。それを満たすために努力を惜しまない。
    そんなことを考えながら、色白の相棒を撫でた。
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    麦茶丸

    PROGRESS次回が長いので今回短め。好きな癖に向けられる好意を受け取れない、でも以前の関係にも戻ろうとは思わない。片思いこじらせぐしゃぐしゃ立香です。

    この立香のイメージは、がさつで面倒臭がり。見なりも適当。女の子として生きるというより、生きるのに精一杯なイメージ。

    次回そんな子がカドックのために、ちょっとだけ手間をかけます。どことは言えませんがキスする予定です。
    片思いカドックと決めた今後の方針。その元で立香はあれから数日変わらない日々を過ごしていた。

    朝起きて、朝の素材集め。昼にはレポート。眠くなったらトレーニングをして、夜の素材集めを終えて眠りにつく。

    そんなルーティンともいえる動きは思考の余力を与えるもので、方針を立てたその翌日からずっとカドックのこと考えていた。

    (会いたい)

    そう思うのは自然なこと。立香はカドックが好きなのだから。
    あれだけ本人の前では会いたくないと言っても、いざ会えない日が続くと会いたいと思うのだ。

    (今日は、1回も見てない)

    食堂で少しだけ見る姿。廊下で遠くに見える姿。そんな小さな背中に視線を注ぐも、それでは少し足りないと思う今日この頃。もう背中を眺めるだけでは満たされないのだ。
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