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    スカイ

    コカ中

    DOODLE剣の人柱Ⅰの続きです。
    ⚠️ゼル伝時系列だとスカイウォードソード以前の神代の時代にあたるため、オリジナル設定しかありません。
    ⚠️そもそも剣の人柱自体、本編スカイウォードソードと似て非なる話という設定なのでなんでもありです。
    以上を踏まえ、大丈夫!という方のみご覧下さい。
    剣の人柱Ⅱ私と、この世界に生きる全ての人間へ、戒めのために綴る。

    ***

    「また民が暴動を起こしました!」
    男が部屋で職務をこなしていると、一人の騎士がやってきてそう言った。
    「またか。どうせ今日も同じなんだろう?」
    男は大きくため息をついた。


    神主家が治めるハイリアの地は、ここ十年程で興された隣国ローレリアに時間をかけて脅かされていた。
    ローレリアとはある一人の男によって興された小国であり、その男の出自や国が出来上がった経緯、周囲を巻き込み成長していく力の源など、その殆どが謎に包まれていた。
    ローレリアは至って小国ではあるが、時間が経つ毎に着々と力を増していった。次々と隣国を巻き込み、少しづつではあるが大きく成長しているのである。もはや、未だ侵攻されていない国は周囲でハイリアだけという危険な状況に立たされていた。そのため神主家は民衆に税を課し、軍事費と防衛費の工面に当てているのである。
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    まるこ

    DONEマンダロリアンの二次創作
    30代ディン・ジャリン×20代ルーク・スカイウォーカー

    みすみさん(@mismi_0108)とのオフ会で出たお題(アソーカ+アルコール)のdinlukeです
    現代パロかつ、映画トレインスポッティングの一部パロディでもあります

    設定年齢口調は独自設定。ディンさんがルークに振り回されています
    同時にボソカbosokaとアニパドもいます!
    ※誤字脱字は見つけ次第直します
    ようこそ、我が家へ 同僚の友人のバンドがクラブでライブをするというからついてきたが、俺は今断らなかった自分を密かに恨んでいた。クラブはダウンタウンにある昔ながらのバーの地下にあり、若い客の熱気と騒音とアルコールや汗や煙草による悪臭に満ちていた。換気扇などもはや一つも機能していないのか、煙草の煙が薄暗い天井に溜まり、会場はステージを中心にフロア内をパタパタと照らす照明の光を受けて薄ぼんやりと白んでいる。人の多い場所は苦手だ。さらに言うと、騒がしいのも得意じゃない。しかし、せっかくの同僚のボ=カターンの誘いであるし、時には息抜きも必要だと思ってついてきた。家に帰れば現実が待っている。もちろん、その現実を大切に思っているが、床に散らかった子どものおもちゃや溜まりに溜まった洗濯物、埃をかぶった本やBDやDVD、賞味期限ぎりぎりの調味料や子どもが好きな甘いお菓子、アルファベット型のショートパスタでいっぱいの食品棚、割れないプラスチックの食器、そんなものを思うと時々無性に叫びだしたくなる。子どもを疎ましく思ったことは一度もない。あの子を愛している。でもかつて整理整頓された部屋で、読書や映画鑑賞にゆっくり時間を割いていた数年前を思うと、今の自分の身動きが取れない様子に息が詰まる。息子が学校の同級生宅にお泊り会で家を留守にすることになった時、小躍りしそうになるほど嬉しかった。久しぶりに取れた一人の時間を満喫するつもりだった。しかし、結局仕事が押して午後休は潰れ、いつもの通り定時を大幅に過ぎてやっと職場を後にできた。今さら家に帰って部屋を掃除したり、本を読んだりする時間はない。むしろ一食分の夕食を作るのが手間だった。そもそもあの子がいないんじゃ、中途半端な時間にいそいそと家に帰っても仕方がない。どこかで適当に食事を済ませようとかと頭を悩ませていると、同じように残業上がりのボが「まだいるなんて珍しい。いつもなら仕事が終わったら一目散に帰るのに」と話しかけてきた。彼女は俺の事情を知ると、今夜恋人とダウンタウンで外食してからライブに行くことになっている、せっかくだから一緒にどうだと誘ってきた。
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