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    スタート

    yotou_ga

    PROGRESS五月の新刊になる予定のもの。ひょんなことから現代の北欧に向かうことになったジュナカルとマスターとマルタ姐さん(裁)がわちゃわちゃする話。1.5部時空と思われる。Oollt

    1.

    「と、言うわけでだ立香ちゃん。君には北欧に行ってもらうことになった。それも特異点のじゃない、現代の北欧だ。じゃ、グッドラック!」
    「待って? まってダ・ヴィンチちゃん、ちゃんと順を追って説明して!」
     人理保証機関フィニス・カルデア。その管制室に藤丸立香の叫び声がこだました。
     何しろ管制室に呼び出され、一も二も無く告げられたのが冒頭の台詞である。というわけも何もない。人理修復からこちら、確かに微小特異点やら亜種特異点やらの修復に駆り出されてはいるが、流石に説明なしで北ヨーロッパに送り込まれる理由などさっぱり分からないのである。しかも特異点ではないと来た。
     狼狽える立香に、カルデア技術顧問、レオナルド・ダ・ヴィンチは悪戯げに微笑んでみせた。
    「勿論冗談さ。ちゃんと説明するよ」
    「よ、良かった……」
     ほっと胸を撫で下ろす立香。たまたま管制室にいたサーヴァントたちは呆れ顔でダ・ヴィンチを見るが、当の天才はまるでどこ吹く風である。
    「さっきも言ったけど、今回の任務は特異点修復ではない。実は魔術協会からの依頼でね」
    「協会から……?」
    「そうだ。まあつまるところ、どう 9968

    liligoman

    MEMO『とあるカルデアととあるカルデアのマスターと道満。』※CPでありません。
    (一枚絵の予定だったけどメモっていたら長くなっちゃったので絵に起こすの諦めたネタです。)


    新米マスターの俺に蘆屋道満を連れているフレンドが出来た。
    彼女と道満の関係は長く、彼のことを語り合える友人が欲しかったらしく今度お互いの道満を連れて会いたいと願い出てきた。

    「と、言うことだから一緒に来てほしいんだ」

    自分も道満と一緒に人理修正に励む一カルデアのマスターだ。彼は頼れるパートナーで何度も助けられてる。

    「承知致しました。マイマスター」

    そんな彼の勇姿を語り合えるのなら願ってもいないことだった。

    「いってらっしゃい先輩」
    「いってきますマシュ」


    ーーーーー


    「マスター、あの方がマスターの『ふれんど』とやらですかな」
    「うん…多分…」

    普段交わることのない並行世界の人間同士が会えるのはどこの空間からも切り離された孤立した白い空間。特別な人間でしか来られない場所のようで時間の進みも歪んでいるとダ・ヴィンチちゃんが言っていたっけ。
    自分から少し距離のある場所に女の子と大柄の男が立っていた。身長差があるせいか男の方が余計大きく見え何もない白い空間でそれは余計に強調される錯覚が起きた。だがすぐにそれは錯覚でないことが証明された。

    「あ、いたいた!顔を会わせるのは 7254