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    スタート

    もろごりら

    PROGRESS全然書けてないです。チマチマ進めます。
    左馬刻が両目右腕右脚を失った状態からスタートしますので身体欠損注意。
    何でも許せる人向け。
    左馬刻が目を覚ますとそこは真っ暗だった。真夜中に目覚めちまったかとも思ったが、何かがいつもと違っている。ここが自分の部屋ならば例え真夜中であっても窓は南向きにある為カーテンの隙間から月明かりがうっすら差し込んでいるはずだ。しかし今は何も見えない。本当の暗闇だった。

    なら、ここはどこだ?

    耳を澄ましてみる。ポツポツと雨の音が聞こえる。あぁ、だから月の光が届いていないのか。
    他の音も探る。部屋から遠い場所で、誰かの足音が聞こえた気がした。
    周りの匂いを嗅いでみた。薬品と血が混ざったような匂い。これは嗅ぎ慣れた匂いだ。それにこの部屋の空気…。もしやと思い枕に鼻を埋める。
    やっぱり。
    枕からは自分の匂いがした。良かった。てことはここは俺の家の俺の部屋か。ならばベッドサイドランプが右側にあるはず。それをつければこの気色悪ぃ暗闇もなくなるは、ずっ…
    押せない。スイッチを押すために伸ばした右腕は何にも触れないまま空を切った。おかしい。動かした感覚がいつもと違う。右腕の存在は感じるが、実態を感じない。失っ…?
    いやいやまさか。落ち着け。枕と部屋の匂いで自室だと勘違いしたが、ここが全く知らない場 6126

    yotou_ga

    PROGRESS五月の新刊になる予定のもの。ひょんなことから現代の北欧に向かうことになったジュナカルとマスターとマルタ姐さん(裁)がわちゃわちゃする話。1.5部時空と思われる。Oollt

    1.

    「と、言うわけでだ立香ちゃん。君には北欧に行ってもらうことになった。それも特異点のじゃない、現代の北欧だ。じゃ、グッドラック!」
    「待って? まってダ・ヴィンチちゃん、ちゃんと順を追って説明して!」
     人理保証機関フィニス・カルデア。その管制室に藤丸立香の叫び声がこだました。
     何しろ管制室に呼び出され、一も二も無く告げられたのが冒頭の台詞である。というわけも何もない。人理修復からこちら、確かに微小特異点やら亜種特異点やらの修復に駆り出されてはいるが、流石に説明なしで北ヨーロッパに送り込まれる理由などさっぱり分からないのである。しかも特異点ではないと来た。
     狼狽える立香に、カルデア技術顧問、レオナルド・ダ・ヴィンチは悪戯げに微笑んでみせた。
    「勿論冗談さ。ちゃんと説明するよ」
    「よ、良かった……」
     ほっと胸を撫で下ろす立香。たまたま管制室にいたサーヴァントたちは呆れ顔でダ・ヴィンチを見るが、当の天才はまるでどこ吹く風である。
    「さっきも言ったけど、今回の任務は特異点修復ではない。実は魔術協会からの依頼でね」
    「協会から……?」
    「そうだ。まあつまるところ、どう 9968

    liligoman

    MEMO『とあるカルデアととあるカルデアのマスターと道満。』※CPでありません。
    (一枚絵の予定だったけどメモっていたら長くなっちゃったので絵に起こすの諦めたネタです。)


    新米マスターの俺に蘆屋道満を連れているフレンドが出来た。
    彼女と道満の関係は長く、彼のことを語り合える友人が欲しかったらしく今度お互いの道満を連れて会いたいと願い出てきた。

    「と、言うことだから一緒に来てほしいんだ」

    自分も道満と一緒に人理修正に励む一カルデアのマスターだ。彼は頼れるパートナーで何度も助けられてる。

    「承知致しました。マイマスター」

    そんな彼の勇姿を語り合えるのなら願ってもいないことだった。

    「いってらっしゃい先輩」
    「いってきますマシュ」


    ーーーーー


    「マスター、あの方がマスターの『ふれんど』とやらですかな」
    「うん…多分…」

    普段交わることのない並行世界の人間同士が会えるのはどこの空間からも切り離された孤立した白い空間。特別な人間でしか来られない場所のようで時間の進みも歪んでいるとダ・ヴィンチちゃんが言っていたっけ。
    自分から少し距離のある場所に女の子と大柄の男が立っていた。身長差があるせいか男の方が余計大きく見え何もない白い空間でそれは余計に強調される錯覚が起きた。だがすぐにそれは錯覚でないことが証明された。

    「あ、いたいた!顔を会わせるのは 7254