ハテノ村
四 季
MAIKINGお盆休みにリンゼル二次創作をupする予定だったのですが、他人様のリンゼル二次創作小説読んだり、ティアキンで遊んだり、寝たり食べたりするのに忙しくってェ……🍀ブレワイ〜ティアキンに至るまでのハテノ村リンゼル(書きかけ)。
(仮)fu ru sa to「貴方の故郷は、どんな所ですか」
姫の問いかけに、騎士はいつだったか、バーチ平原で姫にカエルを勧められた時のように、驚きに目を丸くした。
【fu ru sa to】
春の気配を感じさせる風に、雪割草や福寿草が吹かれてそよいでいる。万年雪を戴くラネール山から村に時折吹き下ろす風にも、心なしか、ほのかに暖かな春の匂いが混じり始めた。
雪深いハイラルの東の果てにある村に訪れる短い春は、だからこそ萌え出る生命の、眩しいようなきらめきがそこかしこに満ち溢れていた。
清らかな雪解け水が流れる川に架かる橋の先の村外れにある一軒家では、家主である少女が窓を大きく開け放って、春の空気を胸いっぱいに吸い込んでいた。
「ああ、春ですね……!」
3827姫の問いかけに、騎士はいつだったか、バーチ平原で姫にカエルを勧められた時のように、驚きに目を丸くした。
【fu ru sa to】
春の気配を感じさせる風に、雪割草や福寿草が吹かれてそよいでいる。万年雪を戴くラネール山から村に時折吹き下ろす風にも、心なしか、ほのかに暖かな春の匂いが混じり始めた。
雪深いハイラルの東の果てにある村に訪れる短い春は、だからこそ萌え出る生命の、眩しいようなきらめきがそこかしこに満ち溢れていた。
清らかな雪解け水が流れる川に架かる橋の先の村外れにある一軒家では、家主である少女が窓を大きく開け放って、春の空気を胸いっぱいに吸い込んでいた。
「ああ、春ですね……!」
四 季
MAIKINGティアキン発売前に書き始めたブレワイ百年前ifラブコメ。この頃自分の中で、偽装婚姻ネタが流行していたものと思われます(ティアキンでハテノ村のお家とか井戸とか龍の泪とか見てそれどころではなくなった)。
タイトルもラブコメとついていたので、多分ラブコメになる予定。
(でもティアキンのラウソニ+姫を書き始めてしまった💦)
ブレワイリンゼル百年if設定ラブコメ「リンク。
私と婚約して下さいませんか?」
ゼルダ姫から告げられたその言葉に、退魔の騎士にして救国の勇者と称えられるリンクは、目を丸くした。
※
平和な昼下がりのハイラル城。その中で、離塔にある姫の研究室だけが、妙な緊張感で満ちていた。
やがて、室内に、こほん、と小さな空咳の音が響く。その音に、しばし思考を止めていたリンクの意識が引き戻された。
ハイラル王家を陰で支えるシーカー族らしく、ゼルダの後ろに控えて空咳をしたのは、執政補佐官のインパだった。普段は明朗快活なインパだが、今日この時ばかりはどこか気の毒そうな顔で、戸惑っているリンクの方へ視線を向けた。
「その、姫様。
もう少し詳しく説明してあげた方が……」
3967私と婚約して下さいませんか?」
ゼルダ姫から告げられたその言葉に、退魔の騎士にして救国の勇者と称えられるリンクは、目を丸くした。
※
平和な昼下がりのハイラル城。その中で、離塔にある姫の研究室だけが、妙な緊張感で満ちていた。
やがて、室内に、こほん、と小さな空咳の音が響く。その音に、しばし思考を止めていたリンクの意識が引き戻された。
ハイラル王家を陰で支えるシーカー族らしく、ゼルダの後ろに控えて空咳をしたのは、執政補佐官のインパだった。普段は明朗快活なインパだが、今日この時ばかりはどこか気の毒そうな顔で、戸惑っているリンクの方へ視線を向けた。
「その、姫様。
もう少し詳しく説明してあげた方が……」
四 季
DOODLEティアキンクリアしました〜〜!!!!!!!🎉🎉といっても、ストーリーを終えただけでこれからが本番なんですが……。
そして初のティアキンタグでの投稿です。
totkで再び旅に出る前を書いていますが、龍の泪コンプした時に書き始めたものなので、totkのハテノ村に関する記述があります☺️ 5120
Na0
DONE個人的解釈ハテノ村の最後です。ハテノに姫様と暮らせる回生はどんなかとずっと悩みながら、徒然筆を進めていましたが続編前にたどり着けて満足です。
それはきっとあなたとおなじ 1111
リンクとゼルダが外に出ると、もう空は群青色が濃くなっていた。茜色の稜線が空と横たわる大地の境目で、遠くをのぞめばゲルドの神獣。足元には長閑な農村。見上げれば薄雲棚引く夜空には、もう無数の星々が瞬き始めている。
手を繋いで、暗い夜道を歩く。遠くにポツリ、ポツリと青い炎が灯るが足元は薄暗い。確かめる様にリンクが先に。その後をゼルダが続く。
常に背後の海から冷たい風が吹いていたが、急に強い風が吹き抜けた。一瞬、虫の音が止み、青草も一斉に騒ぎだす。さらに長く伸ばした金の髪を絡めてさらおうとするので、ゼルダは髪を抑え胸元のケープを掻き抱いた。首をすくめて寒さに耐えていたが、風はふいに止んだ。背後から肩を手に抱き寄せて、リンクが彼女を守っていた。
3728リンクとゼルダが外に出ると、もう空は群青色が濃くなっていた。茜色の稜線が空と横たわる大地の境目で、遠くをのぞめばゲルドの神獣。足元には長閑な農村。見上げれば薄雲棚引く夜空には、もう無数の星々が瞬き始めている。
手を繋いで、暗い夜道を歩く。遠くにポツリ、ポツリと青い炎が灯るが足元は薄暗い。確かめる様にリンクが先に。その後をゼルダが続く。
常に背後の海から冷たい風が吹いていたが、急に強い風が吹き抜けた。一瞬、虫の音が止み、青草も一斉に騒ぎだす。さらに長く伸ばした金の髪を絡めてさらおうとするので、ゼルダは髪を抑え胸元のケープを掻き抱いた。首をすくめて寒さに耐えていたが、風はふいに止んだ。背後から肩を手に抱き寄せて、リンクが彼女を守っていた。
Na0
DONE妄想ハテノ村√。しばらくリンクと村人でしたが、今回は王道の姫様とプルアとシモン。やっとリンクとゼルダがいちゃつきはじめます。終わらなかったので、あと一回続きます。それはきっとあなたとおなじ 1010
「姫様、そろそろ終いにしましょう」
陽の傾きを見て、プルアが言った。穏やかな夕暮れ前の一時、彼女の一声でシモンがお湯を沸かし始めるのが日課だった。
もちろん研究所は研究第一。24時間、実験機が止まる事はない。実験と実験の合間が人らしい生活の時間になるのが常だったが、ゼルダが通いの日。リンクがそろそろ迎えに来ようかという時間には、ゆっくりと向き合って一時を過ごす。
「どうぞ」
「ありがとう、シモン。いい香り。今日はハイラル草に……ポカポカハーブですか?」
「正解です。今日は風が冷たいですから。どうぞごゆっくり」
「いただきます」と、一言。ゼルダのほっと寛ぐ横顔に満足気に笑うと、シモンはそっと離れて自分の持ち場に戻る。それもまた日課だった。
4588「姫様、そろそろ終いにしましょう」
陽の傾きを見て、プルアが言った。穏やかな夕暮れ前の一時、彼女の一声でシモンがお湯を沸かし始めるのが日課だった。
もちろん研究所は研究第一。24時間、実験機が止まる事はない。実験と実験の合間が人らしい生活の時間になるのが常だったが、ゼルダが通いの日。リンクがそろそろ迎えに来ようかという時間には、ゆっくりと向き合って一時を過ごす。
「どうぞ」
「ありがとう、シモン。いい香り。今日はハイラル草に……ポカポカハーブですか?」
「正解です。今日は風が冷たいですから。どうぞごゆっくり」
「いただきます」と、一言。ゼルダのほっと寛ぐ横顔に満足気に笑うと、シモンはそっと離れて自分の持ち場に戻る。それもまた日課だった。
Na0
DONE続きができました。妄想独自解釈ハテノ村。今回はソフォラさん。続編のフードも出てきます。リンクと同じ生地のようで縁飾りやフリンジ、襟の飾り、刺繍が見事な姫様のマントを早く堪能したい…。それはきっとあなたとおなじ 99
風でカタカタと窓が鳴るお昼過ぎ。ヴェント・エストの扉が静かに開いた。
扉が開いても、その店の看板娘は邪魔にならない程度に挨拶するくらいで、それ以降は口を開かないし、定位置に立って客に近づかない。じっと客が何を求めているのか探るのだ。売りたいからもある。しかし、客と商品の対話を邪魔しても無粋だと彼女は思っていた。
今日の客は、近くに住む青年だった。彼は、短く挨拶をすると、勝手知ったる店内を見渡した。外から訪れる旅人用にと、中央に飾った看板商品には目もくれず、品揃えが寂しい端の棚に向かう。近隣に住む者の為に置いてある生成りの布や染め物、簡素な普段着が置いてある場所だった。きょろきょろと見渡して、厚手の物を手にとっては戻している。
3125風でカタカタと窓が鳴るお昼過ぎ。ヴェント・エストの扉が静かに開いた。
扉が開いても、その店の看板娘は邪魔にならない程度に挨拶するくらいで、それ以降は口を開かないし、定位置に立って客に近づかない。じっと客が何を求めているのか探るのだ。売りたいからもある。しかし、客と商品の対話を邪魔しても無粋だと彼女は思っていた。
今日の客は、近くに住む青年だった。彼は、短く挨拶をすると、勝手知ったる店内を見渡した。外から訪れる旅人用にと、中央に飾った看板商品には目もくれず、品揃えが寂しい端の棚に向かう。近隣に住む者の為に置いてある生成りの布や染め物、簡素な普段着が置いてある場所だった。きょろきょろと見渡して、厚手の物を手にとっては戻している。
四 季
DOODLEゆっくりのんびりハテノ村で過ごすのも楽しいなあと思いながら書きました。white「いっそ、染めたらどう?」
と、いつもハテノ村の井戸端でアマリリとおしゃべりをしているナギコが言った。
「でも、こんなに綺麗に白い服だと、逆に染めづらそうですね。
他の服にも仕立て直しにくそうですし」
と、防具屋の娘のソフォラが、少し困ったような顔をした。
「いいじゃないの、綺麗に染めて婚礼衣装にしちゃえば。
花嫁の着るドレスだって、婚家の色に染まるようにって、あんなに白くするんでしょ?」
アマリリが少し訳知り顔で口を挟んだ。
「じゃあ、あの人はいつも青い服ばかり着ているから、青く染めたらどうさね?」
そう言って、ウオトリー村から嫁いできた風車番のロレルが穏やかに笑う。
「ちょっとみんな、待った待った。
3538と、いつもハテノ村の井戸端でアマリリとおしゃべりをしているナギコが言った。
「でも、こんなに綺麗に白い服だと、逆に染めづらそうですね。
他の服にも仕立て直しにくそうですし」
と、防具屋の娘のソフォラが、少し困ったような顔をした。
「いいじゃないの、綺麗に染めて婚礼衣装にしちゃえば。
花嫁の着るドレスだって、婚家の色に染まるようにって、あんなに白くするんでしょ?」
アマリリが少し訳知り顔で口を挟んだ。
「じゃあ、あの人はいつも青い服ばかり着ているから、青く染めたらどうさね?」
そう言って、ウオトリー村から嫁いできた風車番のロレルが穏やかに笑う。
「ちょっとみんな、待った待った。
Na0
DONE続きできました。あと3回で終わるはず。⚠独自解釈のハテノ村とリンゼル。今回は、アカエゾさん。
それはきっとあなたとおなじ 77
それからどうやって家まで戻ったのか。ミルクとバターが入った籠をダイニングテーブルに置くと、リンクは椅子に腰掛けると両手をついて長く深い溜息を漏らした。
牧場から一人で抱えてきた『トコユのお詫びの気持ち』は予想以上に重かった。多分どころではなく、悪くなる前に二人では食べ切れない。手に入れた貴重な食材に反し、心はそれ以上の喪失感と後悔。そして、底のない空虚さを感じていた。
視線の端に、揃いのテーブルマットに食卓の花がうつる。視線をうつせば、洗濯物籠に二人分の汚れ物。壁には、誓いをたてたあの日の花がスワッグにして吊るしてある。どこからどう見ても夫婦が暮らす家だ。
しかし、中に暮らす男と女はどうなのだ。先程、ゼルダにのばせなかった手をリンクは見つめた。なぜできなかったのか。忸怩たる気持ちに、小刻みに震えそうになる手のひらを強く握りしめ、自身の額に打ち付ける。
5202それからどうやって家まで戻ったのか。ミルクとバターが入った籠をダイニングテーブルに置くと、リンクは椅子に腰掛けると両手をついて長く深い溜息を漏らした。
牧場から一人で抱えてきた『トコユのお詫びの気持ち』は予想以上に重かった。多分どころではなく、悪くなる前に二人では食べ切れない。手に入れた貴重な食材に反し、心はそれ以上の喪失感と後悔。そして、底のない空虚さを感じていた。
視線の端に、揃いのテーブルマットに食卓の花がうつる。視線をうつせば、洗濯物籠に二人分の汚れ物。壁には、誓いをたてたあの日の花がスワッグにして吊るしてある。どこからどう見ても夫婦が暮らす家だ。
しかし、中に暮らす男と女はどうなのだ。先程、ゼルダにのばせなかった手をリンクは見つめた。なぜできなかったのか。忸怩たる気持ちに、小刻みに震えそうになる手のひらを強く握りしめ、自身の額に打ち付ける。
decnashu
DONEめんどくせぇから、他の勇者達には都合よく退出していただいている設定。ハテノ村の家で、全員でのお菓子パーティーの後。
いつも通りキャラ崩壊が酷い。
苦情は受け付ける。
『こんなに前世様は狂ってません、やめてください!』→「まったくもって同意見です」
うるせぇ!スタート☆ 4501
水泡
DONE良い感じに描けなさすぎる…とりあえず色々描き直した(多分本人にしかわからない)ハテノ村に売ってるフレッシュミルクのデザインがかわいいんだよ〜〜見えてないけど
ハテノ村の雰囲気ほんと大好き 3
Na0
PROGRESSハテノの夫婦なふたりの続き。自分の好きなハテノ村とリンゼルを書いて行きます。タイトルは、たぶんこれでいくような…まだ未定。
それはきっとあなたとおなじ(仮)22
家の扉を開けると、ひんやりと湿った空気が思ったより勢いよく脇をすり抜けて、室内へと吹き込んできた。リンクは慌てて、手にした素材の入ったバスケットやボウルをひっくり返さぬように抱えて外に出ると、静かに音を立てずに扉を閉めた。ほっと一息つく。
玄関前の石畳はすでに乾き始めていたが、一歩踏み出すと地面はまだ湿っている。しかし、シンボルツリーの根本。料理鍋の方からはパチパチと薪の爆ぜる音がした。振り向くと、カツラダがすでに火の側にいる。
細くキリッと上がった眉に、剃り込み深い額。薄い唇に割れた顎。彼は一見、勢いのあるタイプに見えがちなのに、その垂れた目尻と口調が全てを愛嬌のある人間にしている。
リンクとそうたいして変わらない年、相応に思った事を口にするのも憎めない。いつもの光景故に驚きもなく、リンクはそちらに手をあげて挨拶を送った。
4595家の扉を開けると、ひんやりと湿った空気が思ったより勢いよく脇をすり抜けて、室内へと吹き込んできた。リンクは慌てて、手にした素材の入ったバスケットやボウルをひっくり返さぬように抱えて外に出ると、静かに音を立てずに扉を閉めた。ほっと一息つく。
玄関前の石畳はすでに乾き始めていたが、一歩踏み出すと地面はまだ湿っている。しかし、シンボルツリーの根本。料理鍋の方からはパチパチと薪の爆ぜる音がした。振り向くと、カツラダがすでに火の側にいる。
細くキリッと上がった眉に、剃り込み深い額。薄い唇に割れた顎。彼は一見、勢いのあるタイプに見えがちなのに、その垂れた目尻と口調が全てを愛嬌のある人間にしている。
リンクとそうたいして変わらない年、相応に思った事を口にするのも憎めない。いつもの光景故に驚きもなく、リンクはそちらに手をあげて挨拶を送った。
Na0
PROGRESS1122の日に向けてポツポツ更新していきたい。『それはきっとあなたとだから』の続きです。当日まで書ききれるか微妙というか無理な気もするのですが、あきらめたくないので。ハテノ村の人達と夫婦な二人の話になる予定。(11/02一部校正)それはきっとあなたとおなじ(仮)11
常に冷たい風が吹き下ろすハテノ村。
だがふいに勢いが増し、あたたかな物が混じると、灰白色の雲が筋状に浮かぶ漆黒の空がやにわに明るくなり、水平線が光の線を描いて、その向こうから太陽がゆっくりと昇りはじめた。
ラネール連峰のウォルナット山の影を切り抜くように空が白み、村の赤い屋根や風車の白い帆が大地に浮かび上がる様にして姿を現してくる。そうして静かに、しかし、速やかに村外れまで夜が明けて、それからようやくエボニ山の裾野に建つ古民家にも朝日がさすのだ。
夜半過ぎの雨で濡れた屋根が、キラキラと光を空へ帰すように輝き、シンボルツリーの緑は負けじと風に揺れながら緑を飾る光の粒を大地に落としていた。
鎧戸を閉め切った暗い部屋。明り採り用の小窓から、それらが優しく反射して差し込み始めると、寝台の上でぴったりと身を寄せ合った2つの姿を浮かび上がらせた。
1752常に冷たい風が吹き下ろすハテノ村。
だがふいに勢いが増し、あたたかな物が混じると、灰白色の雲が筋状に浮かぶ漆黒の空がやにわに明るくなり、水平線が光の線を描いて、その向こうから太陽がゆっくりと昇りはじめた。
ラネール連峰のウォルナット山の影を切り抜くように空が白み、村の赤い屋根や風車の白い帆が大地に浮かび上がる様にして姿を現してくる。そうして静かに、しかし、速やかに村外れまで夜が明けて、それからようやくエボニ山の裾野に建つ古民家にも朝日がさすのだ。
夜半過ぎの雨で濡れた屋根が、キラキラと光を空へ帰すように輝き、シンボルツリーの緑は負けじと風に揺れながら緑を飾る光の粒を大地に落としていた。
鎧戸を閉め切った暗い部屋。明り採り用の小窓から、それらが優しく反射して差し込み始めると、寝台の上でぴったりと身を寄せ合った2つの姿を浮かび上がらせた。
Na0
PROGRESS私的な記念日なので、書きかけあげておきます。たぶんキスの日の前くらいから書いては放置を繰り返している作品です。
ハテノ村の恋人リンゼル。
私は、リンクを回生ベースに近衛の記憶が『のってる』イメージの設定で書いてます。
恋人になるとややフラット気味。
この後、いちゃこらいちゃこらさせたい。今もいちゃこらしてるけど。
喋々喃々 二人がハテノで暮らし始めて初めての夏を迎えようとしていた。
宵の口。窓からは爽やかな夜の風が、夏草の香りと虫の鳴き声を運んでくる。
それはこのハテノで短く、貴重な過ごしやすい季節の訪れを告げていた。
しかし、この家に住む恋人達は、そのどちらにも気づかないようだ。
睦まじくささやき合い、時折どちらかの笑い声があがる。
今夜はちょっとしたお祝いだった。
家の改築が終わり、新しい家具を入れたのだ。
平和な世には不要と無骨なスタンドを減らし、一階奥にスペースを作った。
柱や床には蜜蝋とハーブを塗り、爽やかな香りのするそこに、二人で腰掛けるのに十分な大きさのソファーと小さなテーブルを置いた。濃紺のソファーは、この村の顔見知りの棟梁に苦心してもらった。ソファーという物を知らない者に、図を描き、丁寧に何を求めているのか説明をして、素人の彼等が知り得る技術を伝えた。
3258宵の口。窓からは爽やかな夜の風が、夏草の香りと虫の鳴き声を運んでくる。
それはこのハテノで短く、貴重な過ごしやすい季節の訪れを告げていた。
しかし、この家に住む恋人達は、そのどちらにも気づかないようだ。
睦まじくささやき合い、時折どちらかの笑い声があがる。
今夜はちょっとしたお祝いだった。
家の改築が終わり、新しい家具を入れたのだ。
平和な世には不要と無骨なスタンドを減らし、一階奥にスペースを作った。
柱や床には蜜蝋とハーブを塗り、爽やかな香りのするそこに、二人で腰掛けるのに十分な大きさのソファーと小さなテーブルを置いた。濃紺のソファーは、この村の顔見知りの棟梁に苦心してもらった。ソファーという物を知らない者に、図を描き、丁寧に何を求めているのか説明をして、素人の彼等が知り得る技術を伝えた。
リク@マイペース
DOODLE0624ルク坊!
木の枝に座ってリンゴ(わかりづらい)食べてる二人の図(お邪魔がいなくてルックはご機嫌な様子)。
近々発売するアプリスタイルって雑誌にアルラスオリジナルグッズ販売の詳細が載っているという情報を得てワクワクが止まらねぇ!!!!!買わなきゃ!!!!!でも沖縄だから発売日当日に帰る見込みなし!!悲しい!!でも諦めんぞ!!
ブレワイもリトの村のとこまで進めたけどハテノ村に自宅買うためのルピー集めのために始まりの大地とか鉱石がある地方に戻らなきゃ…あと兵士の剣とかも回収しなきゃ…
faj
DONE続編の情報を見て…ヤダヤダーッリンゼルは、国のためとかそんなの関係なくて、ただただ流れ星を捕まえに行ったり、温泉とか行ったりしてて、プルアに時々振り回されてワタワタしながらも、ハテノ村で穏やかに過ごしてて欲しいんだー!!
とか思ってたら書いてた、お風呂の話。
Bride's perfumeSide:L
研究所に入った瞬間、リンクは顔をしかめた。
朝一番に訪れたハテノ研究所の中は、爽やかな外の空気とは正反対に、とても甘ったるい匂いに満たされていた。
「これ…何の匂い」
ゼルダが持ち帰っていた本や資料を、ここハテノ研究所に返却するために運んで欲しいと頼まれてやって来ていたリンクは、室内にある机の空いている場所に適当に抱えていた物を置くと、開口一番にそう質問した。
「ぉ、サンキューリンクゥ。助かったヨ」
何やら熱心にレポートらしきものを書いていたプルアは顔を上げ、そして。
ふっふ~ん、よくぞ聞いてくれましたとばかりに、胸を張って、言った。
「これは興奮剤よ」
「……は」
「もとい香水よ」
7460研究所に入った瞬間、リンクは顔をしかめた。
朝一番に訪れたハテノ研究所の中は、爽やかな外の空気とは正反対に、とても甘ったるい匂いに満たされていた。
「これ…何の匂い」
ゼルダが持ち帰っていた本や資料を、ここハテノ研究所に返却するために運んで欲しいと頼まれてやって来ていたリンクは、室内にある机の空いている場所に適当に抱えていた物を置くと、開口一番にそう質問した。
「ぉ、サンキューリンクゥ。助かったヨ」
何やら熱心にレポートらしきものを書いていたプルアは顔を上げ、そして。
ふっふ~ん、よくぞ聞いてくれましたとばかりに、胸を張って、言った。
「これは興奮剤よ」
「……は」
「もとい香水よ」