フウ
むしよし
PROGRESS槍弓新刊表紙線画中✍️フリートにすこしずつ載っけてってますがとりあえず半分線画やったのとパグこんなふうに増やしてってますってのをポイピクに上げとく
7/17
フリートと同じだけど増やしときますね 2
向矢ディレク
MEMOジュニパー/NO.869 (ルビミベリー) 呑気な性格だけど、物音には敏感 一人称 わたし 移動式アロマのお店をやっている魔法使い見習い キョダイの力のために、飴細工とあるキノコを探しに、まほいっぷだけの国からきた 香りは人を落ち着かせるから、自分もそんなふうになろうと思っており、「リラックスー、リラックス」が口癖 甘いのは苦手だけど、すっぱ甘いのは好きはるしき
DONE雨宿(フウモク)幻覚強め。子フモ両片想い気味
篠突く雨が空から降り落ち、一人修行に明け暮れていたフウガの小さな身体に大きな雨粒が叩きつけられる。
フウガは肩に落ちてきた雨粒の大きさに目を見張った。
「しまった……」
雨が降る気配はしていた。しかし、修行に……父であるタンバに認められるため、夢中で一人刀を振っていたフウガは、空が雲に覆われたことに気がつくのが遅れてしまっていた。
空を見上げてみれば、雲の流れが早い。時期に止む通り雨だろう。
フウガは駆け、何とか廃寺の軒先に潜り込む。
瞬間、バタバタと雨が草木を叩き、周囲は刹那の間に雨の牢獄と化した。
舌打ちし前髪にまとわりつく水滴を払えば、乾いた地面が微かに濡れる。
いつになれば雨が止む。フウガは刀を携えたまま苦々しげに空を睨んだ。
2028フウガは肩に落ちてきた雨粒の大きさに目を見張った。
「しまった……」
雨が降る気配はしていた。しかし、修行に……父であるタンバに認められるため、夢中で一人刀を振っていたフウガは、空が雲に覆われたことに気がつくのが遅れてしまっていた。
空を見上げてみれば、雲の流れが早い。時期に止む通り雨だろう。
フウガは駆け、何とか廃寺の軒先に潜り込む。
瞬間、バタバタと雨が草木を叩き、周囲は刹那の間に雨の牢獄と化した。
舌打ちし前髪にまとわりつく水滴を払えば、乾いた地面が微かに濡れる。
いつになれば雨が止む。フウガは刀を携えたまま苦々しげに空を睨んだ。
はるしき
TRAINING夢現(フウモク)子フモ
フウガとモクマの状況
どういうわけかフウガの夢の中に入り込んでいる
#お題ガチャ #CP場面設定ガチャ
目を開けたとき、モクマはアマフリ殿へ続く石段の途中にいた。
憂鬱な色をした曇り空が頭の上に広がり、今にも雨が降り出しそうだった。
「……なんだろう、ここ、なんか……変」
モクマは周囲を見回しながら、ゆっくりと石段を一段一段上がっていく。
疲労感は無い。ふわふわと足取りが覚束ない。どこか現実離れした違和感を覚えた。
モクマがゆっくりと上がった先は、滅多に足を踏み入れることも無いアマフリ殿へと辿り着く。
周囲を見回す。小柄な影が二つ、モクマの視界に入った。
「フウガ!」
モクマは突如響いたその声に驚き、反射的に草むらへ飛び込む。
ひどく混乱したモクマは、叫びそうになった口を両手で押さえる。
「お、れの、声?」
両手で口を押さえたモクマの指の隙間から、震える声が漏れる。
1319憂鬱な色をした曇り空が頭の上に広がり、今にも雨が降り出しそうだった。
「……なんだろう、ここ、なんか……変」
モクマは周囲を見回しながら、ゆっくりと石段を一段一段上がっていく。
疲労感は無い。ふわふわと足取りが覚束ない。どこか現実離れした違和感を覚えた。
モクマがゆっくりと上がった先は、滅多に足を踏み入れることも無いアマフリ殿へと辿り着く。
周囲を見回す。小柄な影が二つ、モクマの視界に入った。
「フウガ!」
モクマは突如響いたその声に驚き、反射的に草むらへ飛び込む。
ひどく混乱したモクマは、叫びそうになった口を両手で押さえる。
「お、れの、声?」
両手で口を押さえたモクマの指の隙間から、震える声が漏れる。
はるしき
TRAINING恋草(フウモク)IF子フモ。めでたしめでたし。
「このことは他言無用だからな」
フウガはいつもそう言ってから、俺に噛み付く。
修行場から離れた、雑木林の中。俺と、フウガだけ。口を噛まれたり、舌を絡められたり、痛くて擽ったくて、奇妙な気持ちになる。
俺はいつもされるがまま。ただ、この時間が早く終わればいいと思いながら目を閉じ続ける。
たまに苦しくなって、抗議でフウガの肩や腕を叩くこともある。フウガはその行為に対しては、文句も言わない。笑うだけ。
分からない。
フウガが何を考えているか、俺には分からない。
虐げたいのだろうか。
辱めたいのだろうか。
それにしては、やり方が変だ。
他言無用だ、と指をたてるフウガの目はいつも煌々と輝いてて、空の星より綺麗で。
俺の口に噛み付くフウガはいつも必死で。
926フウガはいつもそう言ってから、俺に噛み付く。
修行場から離れた、雑木林の中。俺と、フウガだけ。口を噛まれたり、舌を絡められたり、痛くて擽ったくて、奇妙な気持ちになる。
俺はいつもされるがまま。ただ、この時間が早く終わればいいと思いながら目を閉じ続ける。
たまに苦しくなって、抗議でフウガの肩や腕を叩くこともある。フウガはその行為に対しては、文句も言わない。笑うだけ。
分からない。
フウガが何を考えているか、俺には分からない。
虐げたいのだろうか。
辱めたいのだろうか。
それにしては、やり方が変だ。
他言無用だ、と指をたてるフウガの目はいつも煌々と輝いてて、空の星より綺麗で。
俺の口に噛み付くフウガはいつも必死で。
はるしき
TRAINING失恋(フウモク)子フ←子モ。『眷恋』の少し後。モ独白。
俺がフウガに何をしたんだろう。
俺はフウガへ何をしたんだろう。
どうしてフウガは、俺をあんなにも嫌うんだろう。
答えを知ってるのはフウガだけ。
手を出しても睨まれて、顔を出しても追いかけられて。
今日は、初めて、嫌いだって言われた。
俺はどうしたらいいんだろう。
消えてしまえば良いのかな。
分からない。
フウガ。
教えて。
フウガ。
何かしたなら謝れば。
またあの時みたいに、笑ってくれるのかな。
「……んん……」
俺に倒した時のフウガは笑ってた。
俺の上に乗った時のフウガも笑ってた。
俺に触れた時のフウガは。
「……そうだ」
俺の手に触れたフウガは、泣きそうな顔をしてた。
その後、泣きながら、嫌いだってはっきり、初めて言われた。
あの時、俺はフウガに、本当に嫌われたのかな。
526俺はフウガへ何をしたんだろう。
どうしてフウガは、俺をあんなにも嫌うんだろう。
答えを知ってるのはフウガだけ。
手を出しても睨まれて、顔を出しても追いかけられて。
今日は、初めて、嫌いだって言われた。
俺はどうしたらいいんだろう。
消えてしまえば良いのかな。
分からない。
フウガ。
教えて。
フウガ。
何かしたなら謝れば。
またあの時みたいに、笑ってくれるのかな。
「……んん……」
俺に倒した時のフウガは笑ってた。
俺の上に乗った時のフウガも笑ってた。
俺に触れた時のフウガは。
「……そうだ」
俺の手に触れたフウガは、泣きそうな顔をしてた。
その後、泣きながら、嫌いだってはっきり、初めて言われた。
あの時、俺はフウガに、本当に嫌われたのかな。
はるしき
TRAINING眷恋(フウモク)子フモ。目覚め。
忍びの修行場から離れた雑木林の中。
呼び出されたモクマは少し困った顔をしていた。
「モクマ」
フウガが努めて声を和らげ呼ぶ。外面の声。お利口さんの声。この声でモクマを呼んだのは初めてだった。
「……なに、フウガ?」
襟をきつく握り、緊張した面持ちでモクマが応える。
怯えたような目を向けるモクマに、苛立ちを覚えた。
父が大切にしているモクマを。
傷つけて、駄目にしてしまえば。
父は自分を見てくれるはず。
フウガは笑った。モクマもつられて、ぎこちなく笑った。
「!?」
フウガは大股でモクマに詰め寄り、襟巻きをきつく掴みあげ、モクマをその場に押した。
驚きのけぞったモクマの足が絡み、モクマは受け身を取れず背中から倒れる。
フウガはモクマの細い身体に馬乗りになり、手首を捕まえる。
1040呼び出されたモクマは少し困った顔をしていた。
「モクマ」
フウガが努めて声を和らげ呼ぶ。外面の声。お利口さんの声。この声でモクマを呼んだのは初めてだった。
「……なに、フウガ?」
襟をきつく握り、緊張した面持ちでモクマが応える。
怯えたような目を向けるモクマに、苛立ちを覚えた。
父が大切にしているモクマを。
傷つけて、駄目にしてしまえば。
父は自分を見てくれるはず。
フウガは笑った。モクマもつられて、ぎこちなく笑った。
「!?」
フウガは大股でモクマに詰め寄り、襟巻きをきつく掴みあげ、モクマをその場に押した。
驚きのけぞったモクマの足が絡み、モクマは受け身を取れず背中から倒れる。
フウガはモクマの細い身体に馬乗りになり、手首を捕まえる。
はるしき
TRAINING粗忽(フウモク)『不意』の少し前。幻覚強め。フ→モ。
「すまないが、今宵モクマが来る故、私の部屋に膳を二つ運んでくれないか」
「……かしこまりました、フウガ様」
城仕えの女中とすれ違う際、フウガは貼り付けたような笑みを浮かべ指で二つを示す。
女中はフウガの言葉の意図を汲んだからか、にっこりと笑い頭を下げ、自らの仕事へと戻っていった。
フウガが胸に手を当て息を吐いたのも束の間。
「何をしておる、フウガ」
声の方向へフウガは勢いよく振り返る。
そこにいたのは、自らの母であるコズエであった。
「あ、あぁ、母上。今宵はモクマと久々に食事を取ろうと思いまして」
「ほう、モクマが来るのか。ならば皆で食事をとった方が良かろう」
コズエが相貌を和らげる。その目元に刻まれた皺が柔らかく深まれば、反面フウガの頬が僅かに引き攣る。
1406「……かしこまりました、フウガ様」
城仕えの女中とすれ違う際、フウガは貼り付けたような笑みを浮かべ指で二つを示す。
女中はフウガの言葉の意図を汲んだからか、にっこりと笑い頭を下げ、自らの仕事へと戻っていった。
フウガが胸に手を当て息を吐いたのも束の間。
「何をしておる、フウガ」
声の方向へフウガは勢いよく振り返る。
そこにいたのは、自らの母であるコズエであった。
「あ、あぁ、母上。今宵はモクマと久々に食事を取ろうと思いまして」
「ほう、モクマが来るのか。ならば皆で食事をとった方が良かろう」
コズエが相貌を和らげる。その目元に刻まれた皺が柔らかく深まれば、反面フウガの頬が僅かに引き攣る。
はるしき
DONE不意(フウモク)幻覚強め。主従IF。
「今宵、私の元へ来い」
里の子らと戯れていたモクマの元に訪れたフウガはそれだけを告げ、踵を返し城へと帰っていった。
「フウガ様、帰っちゃった」
「フウガ様、怖い顔してた」
蹴り駒を手に握ったまま、少年と少女がぽつりぽつりと呟く。
モクマは肩を落とし、深くため息をついた。
「あれは無いと思うぞ、フウガ。子供たちもお前が急に里に来て驚いてたぞ」
刺身に味噌汁、大盛りの飯。膳に並んだ豪華な食事に箸をつけながら、モクマはフウガへ非難めいた視線を送る。
「貴様が城に居付かず里にすぐ降りるからであろう」
「……」
味噌汁を啜りながら冷ややかに告げたフウガのその言葉にモクマは反論ができなかった。
本来城仕えの忍びとして城に詰めていなければいけないと分かっていながら、モクマは度々城を抜け出し里へ降り、子供たちと遊び女性との話に花を咲かせていた。任から大きく外れたその行動は、モクマの方に非がある自覚はあった。
1244里の子らと戯れていたモクマの元に訪れたフウガはそれだけを告げ、踵を返し城へと帰っていった。
「フウガ様、帰っちゃった」
「フウガ様、怖い顔してた」
蹴り駒を手に握ったまま、少年と少女がぽつりぽつりと呟く。
モクマは肩を落とし、深くため息をついた。
「あれは無いと思うぞ、フウガ。子供たちもお前が急に里に来て驚いてたぞ」
刺身に味噌汁、大盛りの飯。膳に並んだ豪華な食事に箸をつけながら、モクマはフウガへ非難めいた視線を送る。
「貴様が城に居付かず里にすぐ降りるからであろう」
「……」
味噌汁を啜りながら冷ややかに告げたフウガのその言葉にモクマは反論ができなかった。
本来城仕えの忍びとして城に詰めていなければいけないと分かっていながら、モクマは度々城を抜け出し里へ降り、子供たちと遊び女性との話に花を咲かせていた。任から大きく外れたその行動は、モクマの方に非がある自覚はあった。
はるしき
TRAINING油断(フウモク)幻覚強めの謎時空。主従IF練習。里長と従者。
「モクマ」
「………なんだ、フウガ」
胡座をかいたまま大樹に背を預けていたモクマは突然現れたフウガに特段驚いた様子を見せず、チラリと見上げる。
里の長であるフウガにとって不遜な態度であったが、それどころではなかった。
「膝を貸せ」
「膝ぁ?」
フウガは憮然とした表情を浮かべたまま、胡座をかいていたモクマの膝を蹴る。
「痛っ」
言葉ではない行動の抗議に押され、モクマは胡座を崩す。フウガは地面に手をつき腰を下ろすと、伸びたモクマの膝の上に、当然のように頭を乗せる。
突然の重みに抗議の声をあげかけたモクマだったが、閉口する。
フウガの様子に異変を感じた。
「……何かあったのか?」
モクマは真横を向いてしまったフウガの前髪に恐る恐る指を伸ばす。
963「………なんだ、フウガ」
胡座をかいたまま大樹に背を預けていたモクマは突然現れたフウガに特段驚いた様子を見せず、チラリと見上げる。
里の長であるフウガにとって不遜な態度であったが、それどころではなかった。
「膝を貸せ」
「膝ぁ?」
フウガは憮然とした表情を浮かべたまま、胡座をかいていたモクマの膝を蹴る。
「痛っ」
言葉ではない行動の抗議に押され、モクマは胡座を崩す。フウガは地面に手をつき腰を下ろすと、伸びたモクマの膝の上に、当然のように頭を乗せる。
突然の重みに抗議の声をあげかけたモクマだったが、閉口する。
フウガの様子に異変を感じた。
「……何かあったのか?」
モクマは真横を向いてしまったフウガの前髪に恐る恐る指を伸ばす。
はるしき
DONE不覚(フウモク)フ→モ。子供時代ねつ造。まだ自覚が無いフ。
不覚日が沈んでいく。マイカの紅葉が夕日に照らされ、紅の葉が橙に上塗りされていく。
今日も、今日という日が終わる。
モクマようやく眠気の覚めた頭を起こし、大樹の上で胡座をかき頭を掻く。長い時間圧迫していた後頭部がとにかく痛んだ。
「……」
城の明かりが微かに見える。空が暗くなり始めてきている。
もう帰らなくてはいけない。
今日はタンバはこの大樹に来なかった。イズミも舞の練習に来なかった。モクマは何もせず、今日一日ただひたすらに大樹の上で寝た。久方ぶりによく眠れたような気がして、少し気分が良かった。
「モクマ」
「!」
そんなモクマだったが、己を呼ぶその声に、指の先まで緊張が走る。
「フウ、ガ……っ」
モクマの頭の中で警鐘が鳴り響く。
1629今日も、今日という日が終わる。
モクマようやく眠気の覚めた頭を起こし、大樹の上で胡座をかき頭を掻く。長い時間圧迫していた後頭部がとにかく痛んだ。
「……」
城の明かりが微かに見える。空が暗くなり始めてきている。
もう帰らなくてはいけない。
今日はタンバはこの大樹に来なかった。イズミも舞の練習に来なかった。モクマは何もせず、今日一日ただひたすらに大樹の上で寝た。久方ぶりによく眠れたような気がして、少し気分が良かった。
「モクマ」
「!」
そんなモクマだったが、己を呼ぶその声に、指の先まで緊張が走る。
「フウ、ガ……っ」
モクマの頭の中で警鐘が鳴り響く。
Emo_Zatta_
DONE衣更真緒星五祈願思えばあれは四月の頃でした。突然転校してきた紅一点の私と、Trickstar。最初あなたは私のことを警戒していて、なかなか心を開いてくれなかったけれど。ゆっくりと絆を深めて、唯一無二の仲間と胸を張って言えるようになったよね。……まさか、出会ったあの日は君とこんなふうになるとは思わなかった。聞いてさい、エモで「いさらくん星五絶対来て」
nnmnchudock
MAIKING猪七猪ファンタジーパロかきかけ西洋ファンタジーふうなのに名前がニホンジンなのは仕方が無いので目を瞑って欲しい…
猪七猪ファンタジーパロディ「ん?」
仕事を終え、売れ残りのパンを片っ端から買い占めて家路を急ぐ猪野の神経に何かが触れた。
ひしめくように違法建築を重ねた家と家の隙間とも言える細い路地。そこからなにか妙な物音が聞こえた。
すっかり日は落ちて、大通りすら人はまばらになっている。そんな時刻に細い路地に居るものはろくなものじゃない。
もう仕事は終わっているし、気づかなかった振りをして通り過ぎるべきだ。きっと首を突っ込めば手に負えないことになる。
そんな予感がひしひしとするのに、路地裏への入口を十二歩通り過ぎたところで足が止まってしまった。
──あの騎士さまならどうするかな。
ふと思い浮かぶのは金の髪をした騎士の姿だ。
幼い頃魔憑きだと罵られ足蹴にされていた猪野を助けてくれた清廉な騎士。
4076仕事を終え、売れ残りのパンを片っ端から買い占めて家路を急ぐ猪野の神経に何かが触れた。
ひしめくように違法建築を重ねた家と家の隙間とも言える細い路地。そこからなにか妙な物音が聞こえた。
すっかり日は落ちて、大通りすら人はまばらになっている。そんな時刻に細い路地に居るものはろくなものじゃない。
もう仕事は終わっているし、気づかなかった振りをして通り過ぎるべきだ。きっと首を突っ込めば手に負えないことになる。
そんな予感がひしひしとするのに、路地裏への入口を十二歩通り過ぎたところで足が止まってしまった。
──あの騎士さまならどうするかな。
ふと思い浮かぶのは金の髪をした騎士の姿だ。
幼い頃魔憑きだと罵られ足蹴にされていた猪野を助けてくれた清廉な騎士。
ィリュシアの骨
DONE「ヤマアラシ」「死神」「フウチョウ」「銃」「小型」「楽」の要素の中から2つ以上を選んでモンスターを描きましょう #人外キャラお題メーカー有毒な体毛を持つ小型生物。木の実や昆虫などを食べる温厚な性格だが、敵に襲われると何本もの硬い毛が集まってできた尾を突き立てて迎撃する。体の模様は頭蓋骨を背負っているように見えなくもない。約1時間半。 2
はるしき
TRAINING落涙(フウモク)自主練。
『モクマが泣いている姿を一度も見たことがないので、いつか俺が原因になって泣けばいいのにとちょっと思うフウガ』
#お題ガチャ #攻めが片想い気味ガチャ
また、モクマは逃げた。
どこへ逃げた、など探す気も失せた。
駒共は私に媚び諂い、モクマなど弱虫だ、モクマは逃げ足だけは速い、など姦しい。
モクマは私に背を向けること無く、いつも忽然と、その場に初めから居なかったように、消える。
それがやけに腹立たしい。
奴は私の姿を察した瞬間、消える。
なんといじらしいことか。あぁ、憎い。貴様が憎い。
捕まえようにも消えてしまう貴様が、憎い。
モクマ。
モクマ。
モクマ。
いずれ貴様をこの手で捕まえて。
傅かせ。
フウガ様、と呼ばせ。
その目に涙を流させ。
忠誠を誓わせてやる。
私や駒共に何をされても泣かずに逃げるお前を。
この手で、私が、必ず!
「……」
大樹の上に、モクマは一人。
その木は大きく枝を伸ばし、モクマをすっぽり自らの内に取り込んでしまう。
426どこへ逃げた、など探す気も失せた。
駒共は私に媚び諂い、モクマなど弱虫だ、モクマは逃げ足だけは速い、など姦しい。
モクマは私に背を向けること無く、いつも忽然と、その場に初めから居なかったように、消える。
それがやけに腹立たしい。
奴は私の姿を察した瞬間、消える。
なんといじらしいことか。あぁ、憎い。貴様が憎い。
捕まえようにも消えてしまう貴様が、憎い。
モクマ。
モクマ。
モクマ。
いずれ貴様をこの手で捕まえて。
傅かせ。
フウガ様、と呼ばせ。
その目に涙を流させ。
忠誠を誓わせてやる。
私や駒共に何をされても泣かずに逃げるお前を。
この手で、私が、必ず!
「……」
大樹の上に、モクマは一人。
その木は大きく枝を伸ばし、モクマをすっぽり自らの内に取り込んでしまう。
はるしき
TRAINING慟哭フウモクというかフウ→モク
フウ独白
『フウガがはじめて抱えた悩みはモクマが全然振り向いてくれないことだ』
#お題ガチャ #攻めが片想い気味ガチャ
お前はいつもそうだった。
一度だって私を正面から見たことがない。
お前はいつもそうだった。
一度だって私が欲しい言葉を発しない。
お前はいつもそうだった。
一度だって私に笑顔を向けたことがない。
お前はいつもそうだった。
お前は、お前は、お前は。
お前は、お前は、お前は。
「モクマ」
その名を口にすると、心の臓が千切れるほど痛む。
「モクマ」
その名を口にすると、目頭がきつく痛む。
「モクマ」
その名を口にすると、全身から汗が吹き出す。
「モクマ」
何故、お前は私を見ない。
何故、お前は笑わない。
何故、お前は私から遠ざかる。
何故、お前は。
「モクマ……」
この痛みはなんだ。
この苦しみはなんだ。
この熱さはなんだ。
この煩わしさはなんだ。
419一度だって私を正面から見たことがない。
お前はいつもそうだった。
一度だって私が欲しい言葉を発しない。
お前はいつもそうだった。
一度だって私に笑顔を向けたことがない。
お前はいつもそうだった。
お前は、お前は、お前は。
お前は、お前は、お前は。
「モクマ」
その名を口にすると、心の臓が千切れるほど痛む。
「モクマ」
その名を口にすると、目頭がきつく痛む。
「モクマ」
その名を口にすると、全身から汗が吹き出す。
「モクマ」
何故、お前は私を見ない。
何故、お前は笑わない。
何故、お前は私から遠ざかる。
何故、お前は。
「モクマ……」
この痛みはなんだ。
この苦しみはなんだ。
この熱さはなんだ。
この煩わしさはなんだ。
huzituba_bmb
DONE落とし穴に落ちる幼少モとフウ(枝とか入ってなくて怪我しない安心設計)
(モは妨害されはじめに落ちたとして描いてます。パッと見の不審さで落とし穴回避しちゃうタイプだろうなと)
(フウは2.3回落ちてそれからは落ちない…数回落ちて!) 4
いろは
DOODLEフリートにあげたやつとか他垢にあげたやつとか、ボツになったやつをまとめました。1 フリートにあげたみーめろ
2 フリートにあげたフウライ(みーめろ)
3 他垢のワンクッション用のやつ
4 オス顔のみーくん
5 ゆぅめろの親友
6 私が利用したあおいくん
7 みーめろってなんだ…?と思った時に書いたメモ
8 ダーリンダンストレスの時にあげてない差分
9 他垢のワンクッション用 9