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    フェン

    @t_utumiiiii

    DOODLE現パロゾンビパンデミックの傭兵(通常衣装?→赤服の人物?)とオフェンス(広義) ※日記のないキャラクターの言動を捏造 ※ゾンビパンデミック
    生き残る(現パロ傭オフェ) ほんの半月前まで、世界はゾンビによって終わりかけていた。蘇った死人が逃げ惑う人々の血肉を啜り、ゾンビが市街地を埋め尽くしていた頃、そうなる前にはスポーツに打ち込む学生生活を送っていた大学生のウィリアムは、同じ学科にいた留学生のナワーブと行動を共にしていた。
     元々彼らは学内バイトで知り合い、そこで同じ学科に所属していることがわかってから、特別仲がいいという訳ではないが、何とはなしにつるむような間柄だった。外向的で明るい性格をしており社交にあたって大した困りごとはないが、何よりもクラブとスポーツに打ち込んでいるためか学科では取り立ててつるむ相手のいないウィリアムと、寡黙な性質からか、自身と同じような境遇にあるのだろう留学生のグループとさえ馴れ合う様子のないナワーブは、互いに「顔を合わせれば何とはなしに共に行動する」ようないつもの連れ合いを、学科の中で持たなかった。なので、周りに学科の生徒しかいない際には「単独行動をしている奇妙なやつ」と見られるのを避ける為に、ウィリアムはナワーブの姿を積極的に探していたし、ナワーブがそれをどう思っていたかウィリアムには知る由もないが、いつの間にかナワーブが隣にやってきていることは珍しくもなかったため、彼もまた同じように「都合の良い友人」として見てくれているのだろうと思い、敢えてそれを疑ったこともなかった。
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    mttbsmn

    DOODLE実在するなんやかんやとはいっさいかんけいありません

    ①を選んだキミ!
     めっっちゃ仮設トイレもあるし公園トイレもあるし安心!でも選り好みして下って行くとアッあった!って思ったら水上バスチケット売り場でしたトイレはありません、みたいな罠とめっちゃちっちゃい公園トイレが終着点にあってココ以外もうなさそう!だったので回転率早い仮設トイレで妥協すればアンシン!

    ②を選んだキミ!
     来る途中で公園のおっきなトイレとその目の前に仮設トイレがめっちゃ並んだ光景に多分大丈夫!と思ったのかもしれないケド遠いよ!ちょっと離れ過ぎちゃったね!歩いて戻ったとこで行列、それと細い路地裏行って公園に面したトコのたくさんある仮設トイレ~も行列!どうしようもない~!ってなったら、仕方ないときは茂みもあるし!多分隠れられる!ア!!!花火の光でめっちゃ照らされる!!!

    ③を選んだキミ!
     たくさん仮設トイレある~!が!!!回転率がメッッチャ遅い!ここなんかなんか停止してる!?近くのとこ行こ~アレ?こっちも止まってたりする?!あっちは?アレ~?歩道もめっちゃ一方通行になってたりフェンスばりばり張ってあって公園のトイレにもたどりつけなさそうだし、し、茂みだけは沢山あるケド低い茂みばっかり!人通りもめっっっっちゃあるし、ど、どうしよう~!?

    ④を選んだキミ!
     めっちゃ街中~なトコで道路と建物と道路と!ちょうど高架下~なとこだから川に反射した花火ばっかり見ることになっちゃうケド、でも上の方と下の方とで会場わかれててこっちの会場の方が空いてるかも~!あ、でも川の方にメッッチャ座席置いてあってヒト自体は多くて、あれ?仮設トイレが全然視界に入らない……し、見つけたと思ったらここだけ~!?っぽくて結構集中してる……!も、もう一方……遠い!し、これ、交差点のちょうど丸見えのとこに設置してあって、すっごく恥ずかし……こ、これ、ま、間に合う~!?

    キミはどこを選んだかな!!!

    ⑤ おうちでポテチ食いつつ中継で見る
      ↑ン正解!

    @t_utumiiiii

    DOODLE冬日記組の男どれ引いてもオフェンス君にとってはろくなことにならないね……という趣旨の広義のオフェンス総(被害)受け冬日記組二次
    Pick your poison(オフェンス中心冬日記組) 「わかった!」と高らかにのたまう狂人もとい「冒険家」カート・フランクは、吹雪に閉ざされたこの荘園を渦巻く奇怪な因縁の様相を全て理解すると、まずは面子の中に一人紛れ込んでいる猟犬を彼のサバイバル能力を駆使して取り押さえると思いのほか手慣れた仕草で〝排除〟し、彼が〝極地探検〟のなかで身に着けた冷酷さ――例えば、罠に掛かった温血動物の背後を取ると、ことの子細を問い質すまでも無く素早く首にナイフを突き立て、その喉を掻っ捌く手際――に混乱した、いかにも裏のありそうな悪人面ではあるが、かの偉大なる冒険家の慧眼に掛かれば、実のところ巨悪を成す程の器ではない小物だったと判明したマジシャンが、訳も分からず食って掛かって来るのをどうにか落ち着かせようと揉みあっている内に、向かい合っている男の腹の柔らかいところに、深々と、例の猟犬の喉を先刻掻っ切った際に使ったナイフが刺さってしまい、腸を掻っ捌いてしまって、(これでは楽に死ねないだろうから)と、カートは口から血の混じった泡を吐きながら彼に向かって罵詈雑言を叫ぶマジシャンを「楽にして」やってから、殊の外申し訳なさそうに瞼を伏せつつ、首を掻っ切られてからは何も言わなくなったマジシャンの、経年劣化からか厚ぼったくなった瞼を閉じ、ショーマンを志していたものらしく、擦り切れてはいるが気障ぶった中折れ帽をその未練がましい死に顔に掛けてやってから、カートは続いて、マジシャンの両足をもってその背中を床に引き摺りながら――血の道が出来てしまうが、そこは致し方がない――荘園の裏手に広がる雑木林に向かい、雪の降りしきっている黒々とした木の幹にマジシャンの亡骸を立て掛けてから、まずは変わり果てた姿となった野蛮人を、乱暴に縫い合わされた彼の可愛い子ちゃん、もとい例の猪の凍った腸の中から取り上げると、簡易ながらもキリスト教者らしく(カート・フランクは聖書を一通り読んだ記憶がある程度で、神学の心得は無い以上、それはどうしたって「キリスト者ぶった」と言うしかない)、凍った土に穴を掘って、その中に亡骸を葬った。
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