「あ、ンの……クソ、野郎……」

たまたま夜中に目が覚めてちょっと喉が渇いたなあ、なんて思わなければ、こんな茨には出会さなかっただろう。秘密主義と言えばいいのか、強がりと言えばいいのか、はたまた臆病とでも言うのか。そういうところが彼にはあった。

「ちょっ、大丈夫っすかっ」

共有キッチンの冷蔵庫に水を取りに来たら、シンクに腕だけ残してしゃがみ込んでいる茨を見つけた。蛇口は開きっぱなしで、おそらく水を飲もうとしたのだろうコップが用途をはたさず転がっている。ざぶざぶ水が出ていて、立派なスーツの袖口が変色していたがとても今の彼にそれを気にする余裕はないだろう。オレにもなかった。慌てて駆け寄ってぐったりとした体を抱き起こす。

個人的には🍯は🍩の“立場”や“肩書き”にあくまで惹かれていただけで、🍩という人間自体にはそんなに関心がなかったんだと考察してます。

作中で過激に🍩をディスっていたのは
期待→失望
という要素もあるけど、それ以上に海賊として正しい行動（毒矢サポート）をしただけなのに、急に理不尽に怒鳴られて怖い思いしたから反射で必要以上に攻撃的になったのでは？
🍯目線だと漢の戦いにシフトしてたなんて知らんし…

🍯は出来レースでベスト妹に選んで貰える位には他の兄姉との関係も良好という事実を踏まえると、見た目を理由に馬鹿にしたりは普段してないんだと思う。
…自分の見た目が可愛い事を鼻にかけたりはしてそうだけど

つまり何が言いたいかと言うと、フランペはカタクリの口を見てイケメンじゃない（？）事にガッカリはしても、それが理由で暴言を吐いた訳でないのでは？という事。