マイコン
kosyo_2
DOODLE秘密の話をするマイコン「マイスター、君にこれを」
秘密を共有する、酷く静かな声だった。部屋の中も外もそれを上回る静けさで、聴覚センサーがおかしくなっていないかと不安になる。
受け取ってはいけない。ブレインの中を悪い予感が駆け巡ったが、手は自然に司令官に向けて動き出す。司令官から与えられるものが全て素晴らしいと盲信している訳ではない。しかし、全てを受け入れたいとは思っている。
腕を伸ばし受け取った掌に収まる黒い物体は、鈍い金属の光を静かに放っていた。
「口紅でしょうか?」
そんなわけはないと分かってはいたが、極力自然な笑顔になるよう表情を調整し探りを入れてみる。形はよく似ているが、カーリーが持っているものと比べて大きさは数倍ある。
2720秘密を共有する、酷く静かな声だった。部屋の中も外もそれを上回る静けさで、聴覚センサーがおかしくなっていないかと不安になる。
受け取ってはいけない。ブレインの中を悪い予感が駆け巡ったが、手は自然に司令官に向けて動き出す。司令官から与えられるものが全て素晴らしいと盲信している訳ではない。しかし、全てを受け入れたいとは思っている。
腕を伸ばし受け取った掌に収まる黒い物体は、鈍い金属の光を静かに放っていた。
「口紅でしょうか?」
そんなわけはないと分かってはいたが、極力自然な笑顔になるよう表情を調整し探りを入れてみる。形はよく似ているが、カーリーが持っているものと比べて大きさは数倍ある。
エリカ🐰
INFOCoC¦『 ROSETTA2023 』普段しないキャラで大奮闘?!💪✨
ここでしかできないことをたっぷり味わえました。
楽しかった~!ありがとうございました💓
▽ Result
KP:だいしさん
HO1 不注意:エリカ( 折原 まお )
HO2 不器用:マイコンちゃんさん( 痣羽根 鷹二 )
HO3 不愛想:j.jさん( 鳥木 零涅 )
HO4 無教養:チョコうまいさん( 蜂条 蓮華 )
サブロー
DONEお互い若かりし頃イメージのマイコンです。マイスターさんは若い頃ヤンチャ坊主だったという前提のお話になります。
+フォロワーさんのツイートをお借りした過去絵
※フォロワーさん達との会話により生まれた設定です 5
kosyo_2
DOODLEクリスマスマイコン 人間のイベントであるクリスマスの日に、突然休暇と外出許可が与えられることになった。司令官の一存だ。
研究に没頭したい者や喧騒が苦手な者は丁寧に辞退したが、ほとんど全員が司令官からのこのプレゼントを素直に受け取った。それが司令官の優しさであり、気遣いであると分かったからだ。
いつだって皆が心の底から欲しいと願っているプレゼントは与えることができない。
「戦争は終わった。故郷に帰ろう。ささやかなものになってしまうがお祝いをしよう。そうして次の年には盛大にパーティができるように星を復興しよう」
そう言ってあげられたらどんなに良いか。司令官が常に抱え持つ苦悩を全員が分かっていた。
「遠慮せず君も出かけてくるといい。もしかしたら君好みの音楽がどこかで聴けるかもしれない」
2802研究に没頭したい者や喧騒が苦手な者は丁寧に辞退したが、ほとんど全員が司令官からのこのプレゼントを素直に受け取った。それが司令官の優しさであり、気遣いであると分かったからだ。
いつだって皆が心の底から欲しいと願っているプレゼントは与えることができない。
「戦争は終わった。故郷に帰ろう。ささやかなものになってしまうがお祝いをしよう。そうして次の年には盛大にパーティができるように星を復興しよう」
そう言ってあげられたらどんなに良いか。司令官が常に抱え持つ苦悩を全員が分かっていた。
「遠慮せず君も出かけてくるといい。もしかしたら君好みの音楽がどこかで聴けるかもしれない」
進明 歩
MOURNING夏にpixivに投稿した話と、『森、迷う、不思議な話』という設定が似ているのと、毒薬のくだりが分かりにくいなと思ってスマホにしまいこんでいました。推敲重ねていませんが、供養投稿します。こんなシチュエーションなのにエチ要素、全くありません。
絵文字をありがとうございました!
毒薬を飲まないと出られない部屋 ジュンは焦点の合わない目で、ぼんやりと天井を見つめていた。
「……どこだ、ここ」
いつもの星奏館の天井とは違う。打ちっぱなしのコンクリートだ。天井からは裸の白熱灯が二つ吊り下がっている。目玉だけをくるりと動かして様子を見るが、何だか不穏な雰囲気の部屋だ。
寝ている背中に当たる感触は柔らかい。ジュンはすっかり凝り固まっている首をゆっくりと動かし、横を向いた。
「おひいさん!?」
セミダブル程のベッドの上、ジュンの隣には日和がこちらへ背を向けて横たわっていた。ジュンは手を伸ばして日和を揺する。
「おひいさん!」
「……んーなぁに、ジュンくん、朝ぁ?」
コロリとジュンのほうへ寝返りを打った日和が、寝ぼけ眼を薄っすらと開いた。ジュンはホッと息を吐く。
6226「……どこだ、ここ」
いつもの星奏館の天井とは違う。打ちっぱなしのコンクリートだ。天井からは裸の白熱灯が二つ吊り下がっている。目玉だけをくるりと動かして様子を見るが、何だか不穏な雰囲気の部屋だ。
寝ている背中に当たる感触は柔らかい。ジュンはすっかり凝り固まっている首をゆっくりと動かし、横を向いた。
「おひいさん!?」
セミダブル程のベッドの上、ジュンの隣には日和がこちらへ背を向けて横たわっていた。ジュンは手を伸ばして日和を揺する。
「おひいさん!」
「……んーなぁに、ジュンくん、朝ぁ?」
コロリとジュンのほうへ寝返りを打った日和が、寝ぼけ眼を薄っすらと開いた。ジュンはホッと息を吐く。
kosyo_2
DOODLE何が書きたかったのか分からなくなってしまったものマイコン
鋭いような、それでいてとろりと溶けていきそうな紫のオプティックが誘うように真上から見つめてくる。
地球に咲く花のように美しい色だ。
しかし、長年焦がれ見つめ続けてきた青ではないことに違和感を覚える。
いつもはあの手この手でお願いをしてみても開けることを渋られるマスクが、目の前で取り払われた。
「マイスター」
囁く程度の小さな声であるにも関わらず、全身のセンサーが甘く痺れたように反応してしまう。
いや、夜を招くような囁き声だからこそ反応してしまったのかもしれない。
「……司令官、あなたはいつものあなたではない。自分を取り戻してください」
何を言っているのか分からないというように首が傾げられる。
晒される首筋が計算し尽くされたかのように、ほんのりと光を受けた。
1522地球に咲く花のように美しい色だ。
しかし、長年焦がれ見つめ続けてきた青ではないことに違和感を覚える。
いつもはあの手この手でお願いをしてみても開けることを渋られるマスクが、目の前で取り払われた。
「マイスター」
囁く程度の小さな声であるにも関わらず、全身のセンサーが甘く痺れたように反応してしまう。
いや、夜を招くような囁き声だからこそ反応してしまったのかもしれない。
「……司令官、あなたはいつものあなたではない。自分を取り戻してください」
何を言っているのか分からないというように首が傾げられる。
晒される首筋が計算し尽くされたかのように、ほんのりと光を受けた。
kosyo_2
DOODLEマイコン誰かに足を拭かれるなんて、この世界に生を受けて以降初めてのことだ。
「マイスター、もういいだろう。そんなことは君の仕事じゃない」
誰の仕事でもない。
自分ですべきことだ。
足を引き抜こうとすると、ワックスで艶を帯びた黒い両手が追い縋ってくる。
「お待ちを。もう少しだけ」
最初は膝を付いて布で拭いている程度だったが、今や完全に床に座り込み細々とした道具を並べて本格的に足を磨き始めている。
無数にある小さな傷に入り込んだ土を細い棒でサリサリと削り落とし、布で磨き上げ、ワックスがかけられていく。
「君はさっきも『もう少し』と言ったな」
「大丈夫ですよ。どうかお気になさらず」
大丈夫ではないし、どうしたって気になる。
「マイスター」
1447「マイスター、もういいだろう。そんなことは君の仕事じゃない」
誰の仕事でもない。
自分ですべきことだ。
足を引き抜こうとすると、ワックスで艶を帯びた黒い両手が追い縋ってくる。
「お待ちを。もう少しだけ」
最初は膝を付いて布で拭いている程度だったが、今や完全に床に座り込み細々とした道具を並べて本格的に足を磨き始めている。
無数にある小さな傷に入り込んだ土を細い棒でサリサリと削り落とし、布で磨き上げ、ワックスがかけられていく。
「君はさっきも『もう少し』と言ったな」
「大丈夫ですよ。どうかお気になさらず」
大丈夫ではないし、どうしたって気になる。
「マイスター」
ピール🍊
MAIKINGQ.なんだこれは⁉A.下書きです……
下書きにも下書きの味があるだろ!
そのまましまいこんでおくのも勿体ないなぁと思い、今までのイラストの下書きを、ある分だけ引っ張りだしてきてみました。
新イラスト公開と一緒に、随時追加更新していきます🌟 9
あかすけ
PROGRESS教師🍃×DK🐍メイド服足ドンおばないを、ずっと書きたくて。
ひらひらフリフリなのに足ぐせ悪いなんて最高じゃん、と思ってる。
お蔵にしまいこんでたけれど、ここに載せたら続きを書く気になるかもしれないと思ってのせてみるww
今のところ 全年齢
2023.11.15
遠ざけていた煙草に再び手を出すようになったのは、あの日から。
タンッ──────────
脇腹の横を勢いよく通過したヒールが、背後の壁を鋭く突いた。ふわふわのミニスカートは捲れ上がり、その内側からは、すらりとしなやかな脚がむき出しになっていた。
「単刀直入に言う。不死川が好きだ。付き合ってくれ。」
黒のワンピースにフリルのついた白いエプロンとカチューシャ、いわゆる「メイド服」姿の小柄な生徒は、ハッキリとした口調でそう告げた。左右で色の違う不思議な瞳で、俺を見上げながら。
教師というのはかなり特殊な職業だ。職場内恋愛が多く、時には生徒から恋愛感情を向けられることも少なくはないとは聞いていた。でも、まさか・・・念願の高校教師になって約半年、本当に自分が告白される側になるとは夢にも思わなかった。しかも、受け持ちの「男子生徒」である伊黒小芭内に足ドンされながら。
1454タンッ──────────
脇腹の横を勢いよく通過したヒールが、背後の壁を鋭く突いた。ふわふわのミニスカートは捲れ上がり、その内側からは、すらりとしなやかな脚がむき出しになっていた。
「単刀直入に言う。不死川が好きだ。付き合ってくれ。」
黒のワンピースにフリルのついた白いエプロンとカチューシャ、いわゆる「メイド服」姿の小柄な生徒は、ハッキリとした口調でそう告げた。左右で色の違う不思議な瞳で、俺を見上げながら。
教師というのはかなり特殊な職業だ。職場内恋愛が多く、時には生徒から恋愛感情を向けられることも少なくはないとは聞いていた。でも、まさか・・・念願の高校教師になって約半年、本当に自分が告白される側になるとは夢にも思わなかった。しかも、受け持ちの「男子生徒」である伊黒小芭内に足ドンされながら。
ぽぺん
DOODLE【日記】何か思い立って新しいノートを購入するも、使い切らずにしまいこんでしまう、ということがあまりにも多いので、紙の落書きを増やしたいと思った次第です。スマホで撮影しているだけなので、あまり綺麗ではないかも。
ちなみにこれはジャポニカ学習帳。
rukua_jub
DOODLEおぼみなす最終回でごーーるでんえいじ達にもみくちゃにされてる星司令官えっちでかわいかったよね、っていう呻き。ぼるかにかす回の動きを封じるために群がられてるやつも好っき。3%くらいのマイコン……これマイコンって言っていいんですか?uru_ryuna
MEMO♥💚リフまめ10th💚♥まめくん@音無 望さん拝借してます。
メイキングもどきのログを残しておいたので晒しておきます´▽`*笑
+おまけで
マイコンカテゴリー外で各所に散らばってたリフまめ収集と水着練りの残骸👙 36
えぷと
DONEMEGAROVANIAUNDERTALE5周年おめでとうございます
半年ほど前に永い戦いの末にサンズ倒した時に描いて、それからUPもせずにずっとしまいこんであった絵です 5周年記念コンサートでMEGAROVANIA流れた瞬間に辛抱たまらなくなって引っ張り出しました ありがとうアンテ