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    マダコ

    ngvwaf

    PROGRESSそのうち出す予定のぐだ綱の本の冒頭部分です。まだここから手を入れるかもしれません。新しい魔術礼装に袖を通す。ダヴィンチちゃんの自信作だけあって、着心地は抜群だ。
    さっそく、シミュレーションルームで試してみたい。この礼装の効果を十二分に発揮できそうなのは誰だろうか。
    「うーん……あ、そうだ」
    一人、思い浮かぶ英霊がいる。

    冷静沈着、日々の鍛錬を欠かさない、とにかく真面目。彼ーー渡辺綱さんを表すならばそんな言葉が適当だろう。口数は少ないものの、愛想がないわけではない。やや天然なところはあるが、意思の疎通に問題があるほどではない。そういう印象だ。
    その名は現代においても広く知れ渡っているくらい、強い。出会って日は浅いが、頼りになる人だと思っている。
    この礼装なら彼の力をさらに向上させることができるだろう。そう思って声をかけに部屋まで足を運んだのだが……
    扉が開け放たれており、部屋の中が見渡せる。どうやら無人のようだ。
    それにしても、あの人らしい部屋だ。何の飾りも、余計なものもない。
    「……ん?」
    ふと、きちんと整えられたベッドには不似合いな、無造作に置かれたものに目がとまった。
    近づいて手に取ってみる。ノートくらいのサイズの冊子だ。表紙には、オレと綱さんらしき二人組が描 1854

    岩藤美流

    MAIKINGひみつ の2です

    まだこの先なんも書いてないので未知数です!!!
    含有されてるのは てーもーです
    ひみつ 2

    「あうう、う……っあ、アズール氏ぃ……っ!」
     パーカーをたくし上げた状態で、イデアは容赦なく絆創膏を剥がされてしまった。皮膚を引っ張る少しは痛みもあったけれど、それよりなによりアズールの手で暴かれたことに涙目になった。
     イデアからはパーカーがじゃまで見えないが、あの悩みの種であるお乳首様が「こんにちは!」とアズールに挨拶したのは疑いようもない。それに対してアズールが「ごきげんよう」と返事をしないのが不幸中の幸いだ。恐らく気のせいだが。
     アズールはイデアの胸元をしげしげと見つめている。恥ずかしくて思わず「見ないでぇ……見ちゃだめぇ……」とエロ同人にようなセリフを口にして身を捩った。
    「なるほど、事情はわかりました。この状態では、こうでもしなければ隠せないかもしれませんね」
    「ひっ、う……」
     つん、と指先で触れられて、体が震える。たったそれだけでもそんな反応をしてしまう自分の浅ましさに、アズールは引いてないだろうか。恐る恐る彼の顔を見上げても、いつもの澄ました表情しか見えない。
    「でも、本当に自分でしたんですか?」
    「へ……?」
    「僕の他に誰か……あなたを可愛がってい 3778