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    ミルコ

    yowailobster

    DOODLE20210424 「くすぐり合って遊ぶ愛抱夢とランガ 普通にすると愛抱夢が圧勝するので今日はハンデを付けてみることにした」のお題ガチャを丸無視しました。愛抱夢はランガに加減しないしランガは愛抱夢に加減を求めません 強い意思
    話は違うけどランガ、物語内のトロフィーになりかねない立ち位置なのに本人がトロフィー適正0だからセーフなのすごく奇跡の存在だなと思います 俺達のフィジカル極強イブ
    トロフィー代わりの景品一名「ハンデは?」
    「要らない」
    「本当に?」
    「要らない」
    「なら今日も僕が勝っちゃうんじゃない?」
    「……要らない」
     強情な子供だ。
    「やっちまえランガ!」
    「暦――うん、今度こそ勝つ」
    「……はあ」
     勢いがあるのは悪いことではない。けれどいい加減戦いに工夫ってものをしてみたらどうなんだ。滑る時の大胆さも緻密さも今のランガからは一切見いだせない。そこで押せ押せの応援ばかりしている赤毛だって、姑息な手の一つや二つ出してやればいいのに。
     大体何だくすぐり勝負大会って。キャップマンの困惑しきった報告を受けそんな物Sでやるなと言いに行ったところ「何?お前弱えの?」と舐めた口を叩かれ即参加即優勝したまではまあ良いとしよう。二回三回と続くとは夢にも思わなかった。つい勝利してしまう自分も自分だが、毎度のことながら出場メンバーが軒並み弱すぎる。自分とランガの一騎打ちになると解ってどうして彼らは何度もこんなおかしな大会を催すのか。理解に苦しむ。
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    tobari_2p

    DONE斑こはゆるワンドロワンライお題『手袋』前回のお題なので周回遅れ参戦ですが、なんとか書ききれたので投稿。楽屋でなんとなく斑の手袋を嵌めてみるこはくんの話。たまには裏仕事っぽい話を書いてみたかったけど、いまひとつ締まらないうえに書きたいところに辿り着くのにだいぶ時間掛かってしまった…。最終的にはただいちゃついてるだけの話ですが、なんでも許せる方のみお読みください。
    狩人の掌中楽屋というものは、現場の雰囲気がそのまま反映されていることが多い気がする。
    まるで自宅のように安心して寛げる空間を演出しているところもあれば、一時の待機場所だからと、あからさまに簡素でよそよそしい雰囲気の場所もある。
    今日の現場は前者だったが、こはくはかえって落ち着かなかった。
    ──それもそのはず、一見して落ち着ける空間を演出している室内には、さりげなく見つかりにくい位置にカメラが数台、密かに設置されていた。
    極力カメラを意識しないよう、なるべく自然に振る舞ってはいるつもりだが、その素振りだけでひどく気力を使う。
    ──まったく、品のない趣向やわ。
    内心でひどく呆れながらも顔には出さず、こはくはこの仕事を受けた経緯を振り返る。
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