ラゴン
gomibakopoipoi
DOODLE血塗られた惨劇の丘で途方もない奇跡を願った騎士燃え盛る街の中で途方もない願いを引き継いだ少年
「問おう、君が僕のマスターか」
UBW風(なのかは知らん)の衛宮士郎とアーサー・ペンドラゴン〔プロトタイプ〕
LAST STARDUST良い曲ですね
ゆーき
PAST10年前に書いた一次創作保管用。一人の人間を愛し続けたドラゴンのお話。
アネモネ 気付いたらここにいた。
目を開けて、光のさす方を向いて。そうしたら、僕は恋をしていました。
優しい声に呼ばれた。
はじめてのそれは、言葉ではなく音と言ったほうが正しくて、僕はちっともその意味がわからなかった。それよりここは狭くて暗くて、僕は何度も体をひねって、藻掻いて足掻いて、暴れ回って、やっと呼吸をした。ひゅう、と喉の奥で冷たい空気が鳴いて、ようやく僕は世界に生まれてきた。
目を開けて、光のさす方を向いたらそこには優しい何かがいて、僕はそれを世界で一番大切にしないといけないと思った。なぜだろう。わからないけれど、僕を最初に見つけてくれた、最初に僕を呼んだ、その手は僕を抱き上げて、僕ははじめて温もりを知った。こうして僕は、生まれながらに彼女に恋をした。
10480目を開けて、光のさす方を向いて。そうしたら、僕は恋をしていました。
優しい声に呼ばれた。
はじめてのそれは、言葉ではなく音と言ったほうが正しくて、僕はちっともその意味がわからなかった。それよりここは狭くて暗くて、僕は何度も体をひねって、藻掻いて足掻いて、暴れ回って、やっと呼吸をした。ひゅう、と喉の奥で冷たい空気が鳴いて、ようやく僕は世界に生まれてきた。
目を開けて、光のさす方を向いたらそこには優しい何かがいて、僕はそれを世界で一番大切にしないといけないと思った。なぜだろう。わからないけれど、僕を最初に見つけてくれた、最初に僕を呼んだ、その手は僕を抱き上げて、僕ははじめて温もりを知った。こうして僕は、生まれながらに彼女に恋をした。
ムラサキゲジゲジ
DOODLE落書きスライムドラゴン#드래곤빌리지컬렉션 #fanart ##ファンアート #ドラゴンビレッジ #ドラビレ #dragonvillage #드래곤빌리지 #ドラゴンビレッジコレクション #dragonvillageCollection
yon8jet
DOODLE※龍勝観メモらくがき※補足絵足しました
もうとにかくかったくんが
めちゃくちゃドラゴン好き!
っていうビクトリーで植え付けられた
思考回路が強いです。
ドラゴンはかったくん
好きっちゃ好きなんだけど
人間臭い嫉妬とか執着とかが
ポコっと欠落してると
わたしがうれしい。
そしてかったくんが
このドラゴン野郎…って歯噛みする。 2
kurage_honmaru
PASTRPFレッドドラゴン10周年記念祭にお邪魔した際のもの。楽しい企画をありがとうございました。素晴らしい作品と出会えて嬉しいです。わくわく天凌ランド勝利ルートが見たい!!生きて勝っていちゃこいてほしい!!
という私欲だけで、細部は都合よい展開にして突っ走りました。諸々個人解釈。
互いに唯一になった七殺天凌と婁震戒が大好きです。
〈天凌〉へ これはある一振りの御伽話。
むかし。遠い昔。黄金の竜が吼え猛り、天地を統べていた昔。かつてが記された書は焚かれ、騙られる伝承と成り果てた昔。
成り損ないの紛い物が、赤き剣へと姿を変えた。それが旅路の始まりだった。
長い長い旅の果て、彼女にその夜が訪れる。
* * *
そこは暗く冷え切った回廊だった。視界の薄暗さのみならず、回廊には生の気配というものが無い。
立ち入った者の生体魔素へ干渉する生きた霧も城主が使役する猛々しい魔物も、四半日程前には満ちていたそれら総てが消え失せている。かすかな熱すらそこには窺えない。
それもそのはずだ。もはやこの城に城主は居ない。竜と人が約した遠い昔に生まれ、〈喰らい姫〉に祀られ生き延びてきた〈契りの城〉は〈炎なりし赤の竜〉と共にその生を終えた。今はただ、終わりを待つ遺骸に過ぎない。わずかな松明が名残とばかりに弱々しく燻っている。
6464むかし。遠い昔。黄金の竜が吼え猛り、天地を統べていた昔。かつてが記された書は焚かれ、騙られる伝承と成り果てた昔。
成り損ないの紛い物が、赤き剣へと姿を変えた。それが旅路の始まりだった。
長い長い旅の果て、彼女にその夜が訪れる。
* * *
そこは暗く冷え切った回廊だった。視界の薄暗さのみならず、回廊には生の気配というものが無い。
立ち入った者の生体魔素へ干渉する生きた霧も城主が使役する猛々しい魔物も、四半日程前には満ちていたそれら総てが消え失せている。かすかな熱すらそこには窺えない。
それもそのはずだ。もはやこの城に城主は居ない。竜と人が約した遠い昔に生まれ、〈喰らい姫〉に祀られ生き延びてきた〈契りの城〉は〈炎なりし赤の竜〉と共にその生を終えた。今はただ、終わりを待つ遺骸に過ぎない。わずかな松明が名残とばかりに弱々しく燻っている。
kurage_honmaru
PASTRPFレッドドラゴンより、第二夜のあとの幕間妄想人をよく見ているエィハと、媛と夜散歩する婁震戒の話。少し物騒。
――――「仕事柄、こういったことも起こり得ます。あなたが気に病む話ではない」
――――「私が果たすべき役目を果たしたまでのこと」
そう少年に伝えた男を、少女は黙って窺っていた。間合いを探るように、機を推し測るように、ただ黙ってその両目で見つめていた。
* * *
傷が、疼く。
こぼれかけた呻きを噛み殺しながら、暗殺者・婁震戒は瞼を上げる。瞬きの間の微睡みから覚めると、眠る前と変わらない部屋が目に入るとともに己の状況が即座に思い起こされる。
ここは不死商人・禍グラバがハイガに構える要塞の一室である。玻璃がはめられた窓から見える夜半過ぎの空には細い月が昇り、雲の切れ間から幽かな光を投げている。人の世の騒乱など素知らぬとばかりに、夜の世界はただ静謐の中にあった。
6173――――「私が果たすべき役目を果たしたまでのこと」
そう少年に伝えた男を、少女は黙って窺っていた。間合いを探るように、機を推し測るように、ただ黙ってその両目で見つめていた。
* * *
傷が、疼く。
こぼれかけた呻きを噛み殺しながら、暗殺者・婁震戒は瞼を上げる。瞬きの間の微睡みから覚めると、眠る前と変わらない部屋が目に入るとともに己の状況が即座に思い起こされる。
ここは不死商人・禍グラバがハイガに構える要塞の一室である。玻璃がはめられた窓から見える夜半過ぎの空には細い月が昇り、雲の切れ間から幽かな光を投げている。人の世の騒乱など素知らぬとばかりに、夜の世界はただ静謐の中にあった。
kurage_honmaru
PASTRPFレッドドラゴンより、第二夜のあとの幕間妄想冒険表84.85「珍しい動物を狩猟、射撃の腕を発揮」あたりで人助けを(結果的に)する婁震戒の話
イラつく婁さんは可愛いと思うんだよ
その依頼を持ちかけたのは不死商人だった。
「魔物の大量発生?」
「ハイガの東西に、ですか」
オガニ火山での戦いからしばしの時を挟んだある日、禍グラバは執務室で婁とスアローを前にしていた。手元にはハイガ近隣の地図が広げられ、そこには矢印や数字が書き込まれている。
「正確には魔物になりかけている獣たち、かな。元から時折発生することはあるのだが、近頃は魔素流が不安定な煽りを受けてか、頻度や範囲が増えがちでね。土地の者だけでは対処に手を焼いているんだよ」
不死商人の声は飄々としつつも、対処が必要な状況であると伝わる響きだった。
「そういうわけで、休暇中に申し訳ないのだけど東西どちらかへ二人で行ってほしくてね。忌ブキくんとエィハくんには今あまり負担をかけたくないことだし、もう片方へは私の方からソルを派遣しよう。
3717「魔物の大量発生?」
「ハイガの東西に、ですか」
オガニ火山での戦いからしばしの時を挟んだある日、禍グラバは執務室で婁とスアローを前にしていた。手元にはハイガ近隣の地図が広げられ、そこには矢印や数字が書き込まれている。
「正確には魔物になりかけている獣たち、かな。元から時折発生することはあるのだが、近頃は魔素流が不安定な煽りを受けてか、頻度や範囲が増えがちでね。土地の者だけでは対処に手を焼いているんだよ」
不死商人の声は飄々としつつも、対処が必要な状況であると伝わる響きだった。
「そういうわけで、休暇中に申し訳ないのだけど東西どちらかへ二人で行ってほしくてね。忌ブキくんとエィハくんには今あまり負担をかけたくないことだし、もう片方へは私の方からソルを派遣しよう。
kurage_honmaru
PASTRPFレッドドラゴンより、婁震戒と七殺天凌の昔話&霊母様との初接触妄想媛が不味いもの食べてイライラしがちな、本編より少し若い婁さん。22歳のときに何をやったのだろうか。
――――喰いでのない仕事だった。
世界の覇をめぐる宿敵・黒き竜の国を相手取り東の島を今も焼く戦。のちに〈七年戦争〉と称されるその戦を巡り多大な戦功を挙げ、明日の叙勲では八爪会・黄爛軍・官僚機構そのいずれからも一目置かれる地位を賜るかと目されるその男、婁震戒は――――しかし、常と変わることのない何ら思考が読み取れぬ顔で、月光が差し込む自室に佇むばかりだった。否、
――――本当に、喰いでのない仕事だった。
冴え冴えとした光も届かぬその胸中は、無とは程遠い。不愉快の極みにあるとすら言っていいだろう。
依頼の内容は単純なものだった。
資金難に陥り戦線の維持が困難になっていた黄爛へと資金提供を持ちかけた〈連盟〉、その内部に敵国と通じる者がいる。黄爛の取り分をドナティアへ横流しするのみならず、私兵を増大させている。ただし、その仔細は不明。調査ののち然るべき対処を行い、霊母の憂いを取り除くべし。
4045世界の覇をめぐる宿敵・黒き竜の国を相手取り東の島を今も焼く戦。のちに〈七年戦争〉と称されるその戦を巡り多大な戦功を挙げ、明日の叙勲では八爪会・黄爛軍・官僚機構そのいずれからも一目置かれる地位を賜るかと目されるその男、婁震戒は――――しかし、常と変わることのない何ら思考が読み取れぬ顔で、月光が差し込む自室に佇むばかりだった。否、
――――本当に、喰いでのない仕事だった。
冴え冴えとした光も届かぬその胸中は、無とは程遠い。不愉快の極みにあるとすら言っていいだろう。
依頼の内容は単純なものだった。
資金難に陥り戦線の維持が困難になっていた黄爛へと資金提供を持ちかけた〈連盟〉、その内部に敵国と通じる者がいる。黄爛の取り分をドナティアへ横流しするのみならず、私兵を増大させている。ただし、その仔細は不明。調査ののち然るべき対処を行い、霊母の憂いを取り除くべし。
kurage_honmaru
PASTRPFレッドドラゴンより、婁震戒と七殺天凌詰め妖剣主従大好きです。媛婁、画面真っ赤にしていちゃしてほしい
色々拙いのは許されよ……!!
※わくわく天凌ランド勝利願望やハロウィンや、ごちゃ混ぜ
※軽度の流血・生首?表現あり(とてもぬるい)スアローごめん 10
MOURNING小話 トランクス未来悟飯
ドラゴンボールゼノバース2 要素 if設定 妄想 多数
二次創作
未来トランクスゼノバース(よく書いている 全ての記憶共有設定なし)
ゼノバース2設定未来悟飯 トランクスゼノバースが助ける
中途半端かもしれないけど
タイムパトローラーだから世界設定とかって思うけど わたしは気にならない
タグが疑問
ドラゴンボールゼノバース2 要素 if設定 妄想 多数
二次創作
未来トランクスゼノバース(よく書いている 全ての記憶共有設定なし)
ゼノバース2設定未来悟飯 トランクスゼノバースが助ける
中途半端かもしれないけど
タイムパトローラーだから世界設定とかって思うけど わたしは気にならない
タグが疑問
勘違いの「母さん 行ってきます」
何度目かの時間移動 その度に同じ世界にたどり着き 小さい悟飯さんを目にする 悟飯さんは悟空さんの息子だけあって 戦いをするごとに強くなる セルのあの戦い セルを倒したあの瞬間 オレは悟飯さんを救うことができたと「勘違い」をしていた
同じ世界 同じ時刻 同じ出来事 人造人間の17号18号セルを倒しても 悟飯さんが帰ってくることはない
救えたわけではない オレ一人残された世界で 何度も何度も試みる時間移動も 一本の線の上を往復するのみ 悟飯さんを 助けるはずの世界にたどり着けなかった 何度も設定する タイムマシーンの時間設定 何度も改良するタイムマシーンの性能 行けるはずで行けない「その時間」そこにたどり着けない衝動溜まる悔しさ あの場所さえたどり着けば オレが悟飯さんを助けることができる 今の力なら 過去で父さんに修行をつけてもらった力なら オレは負けないんだ 心に何度も何度も思い浮かべながら胸の苦しさを激しくなる息を抑え抑え続けていた
9943何度目かの時間移動 その度に同じ世界にたどり着き 小さい悟飯さんを目にする 悟飯さんは悟空さんの息子だけあって 戦いをするごとに強くなる セルのあの戦い セルを倒したあの瞬間 オレは悟飯さんを救うことができたと「勘違い」をしていた
同じ世界 同じ時刻 同じ出来事 人造人間の17号18号セルを倒しても 悟飯さんが帰ってくることはない
救えたわけではない オレ一人残された世界で 何度も何度も試みる時間移動も 一本の線の上を往復するのみ 悟飯さんを 助けるはずの世界にたどり着けなかった 何度も設定する タイムマシーンの時間設定 何度も改良するタイムマシーンの性能 行けるはずで行けない「その時間」そこにたどり着けない衝動溜まる悔しさ あの場所さえたどり着けば オレが悟飯さんを助けることができる 今の力なら 過去で父さんに修行をつけてもらった力なら オレは負けないんだ 心に何度も何度も思い浮かべながら胸の苦しさを激しくなる息を抑え抑え続けていた