Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    ロース

    @ansyu09

    DONEバルシャス

    睫毛が目に入ったシャスティルをフォローするバルバロス。これも睫毛よく目に入る人あるあるなんじゃないかと…えっ?私だけ?
    また、シャスに私のあるあるやってもらいました。
    話の流れ的に去年やったTwitter診断のタイトル回収出来ないかなーっと、無理くり入れてみた。
    ほんとは、シリアス路線で入れてみようとしたんだけど、次の機会に。
    この汚れた手では君の頬に触れられない(Twitter診断)毎日の恒例となってしまった執務後のバルバロスとのティータイム。
    2人で紅茶を飲んでいると、目に異物感がした。
    ーーーゴミでも目に入っただろうか?
    何度か擦ってみると、段々痛くなってきた。
    チクッと細い何かが刺さりとうとう悲鳴をあげてしまった。

    「ーーー痛っ!」

    「あん?目ん玉にゴミでも入ったか?」

    「ああ、そうかもしれない。確認してみるよ。」

    執務机の引き出しを開き、中から手鏡を取り出す。
    下瞼を人差し指で引っ張り確認してみる。
    瞳ほどの長さの睫毛が瞳のド真ん中に張り付いていて、見え辛い。
    『洗ってくる』と一言告げると、流しへと向かう。
    方手の平に水を掬うと、片目を洗う。瞬きを繰り返し念入りにすすいでいく。
    ーーーこれだけ洗えば取れただろう。
    2202

    hiehiereitoko

    DONEサンタクロースを知らない要と、そんなことも知らねぇのか……と思いつつ自分にも来たことがないから「いい子にしてるといいらしいっすよ」と曖昧で語気が弱まっていくさざなみのクリスマス話。
     はいはい。あんたはいい子だよ。オレが保証する。
     未来軸。さざなみ、要両方とも19。退院してふたりで過ごしている。Merry Xmas
    過去も想い出も一緒に食っちまおうぜ「さざなみ、この赤いひとよく見るのですけどクリスマスと何か関係あるんですか」

     これを言われたとき、オレは古典的にずっこけそうになった。

     季節はすっかり冬で、気温は一桁台が日常化していき、吐いた息がすっかり白くなった12月。
     リハビリがてら散歩というか。気取った、少しの期待を込めた言い方を許してもらえるのなら、デートしていたときのことだった。
     
     街中はいつのまにか赤や白、または緑に彩られ、あたりには軽快なクリスマスソングのイントロが流れている。夢みたいに平和そのものの世界だった。
     
     そんななか、デフォルメされたサンタクロースを指しながら要は不思議そうな顔をしていた。
     
    「嘘だろ……」
    「今すごく失礼なこと考えましたね。さざなみの考えることくらいぼくにはお見通しなのですよ」
    3464