七草
nabeiri_02
DONE傀逅行かせて貰った探索者の七草 柚希(ななくさ ゆずき)と、大事な人の五月雨衛士(さみだれえいじ)↓キャラシ
https://iachara.com/view/7960123 11
WAKA_WAKABA_
SPOILER快刀乱魔 現行未通過・自陣✖またしても使わないであろう表情差分とらくがき 今後も増えるかも
七草菜々美、好き女すぎる・・・・・・・・
数枚デザインが違うのは立ち絵が決まる前に描いたやつだからです
途中血注意 12
so_annn
DOODLE2024書初め。ふたりで七草がゆを食べる話。初めて知るものと、ずっと変わらないもの。 温かな匂いで目が覚める。嗅ぎなれない……不思議な匂いだ。嫌なにおいではない。
その正体を寝惚けた頭の片隅で考えながらベッドを探ると、昨晩は確かに隣にいたはずのぬくもりがなくなっていて、そこでようやくキースは覚醒した。
何度か瞬いてあたりを見渡すも、昨晩一緒にベッドに入ったはずのブラッドの姿は見当たらない。それどころかロフトの下から何やら物音がする。この不思議な匂いも階下からしているようだ。
寒さに身震いしながらスリッパに足を突っ込んで下を覗き込んだキースは、エプロンをつけたブラッドのつむじを見下ろしながら小さくため息をついた。
「ブラッド」
「キース。起きたのか。おはよう」
「おはようさん。朝から何してるんだよ」
2901その正体を寝惚けた頭の片隅で考えながらベッドを探ると、昨晩は確かに隣にいたはずのぬくもりがなくなっていて、そこでようやくキースは覚醒した。
何度か瞬いてあたりを見渡すも、昨晩一緒にベッドに入ったはずのブラッドの姿は見当たらない。それどころかロフトの下から何やら物音がする。この不思議な匂いも階下からしているようだ。
寒さに身震いしながらスリッパに足を突っ込んで下を覗き込んだキースは、エプロンをつけたブラッドのつむじを見下ろしながら小さくため息をついた。
「ブラッド」
「キース。起きたのか。おはよう」
「おはようさん。朝から何してるんだよ」
松本 あきら
DOODLE本多家は季節の行事をマメにしてそうなイメージ。すぐ同棲しちゃうのもいいけど、行くんが通ってくれるってのもいい…!
七くんは一人になる時間も絶対必要そうだしw
お互いの生活大事にしつつ、いつか満を持して「一緒に住もう」って言って欲しい🥰
昨日七草粥食べながら妄想してました。
20240108
流菜🍇🐥
DOODLETF主ルチ。ルチが七草粥を蟹雑炊にするだけの話です。七草粥 スーパーに入ると、プラスチックのパックが積まれているのが視界に入った。台の上には緑を基調にしたポップが飾られ、『七草粥』の文字が踊っている。隣には、商品名を強調した値札が並べられていた。
そういえば、そろそろ七草粥の時期だった。年が明けてからはあまり買い物をしていなかったから、頭からすっぽりと抜け落ちていたのだ。去年のルチアーノの反応がよくなかったことも、忘却の一因になっていたのだろう。七草を詰めたパックや、大きな文字で商品を宣伝するポップを眺めながら、僕はしばらく思案する。
今年の七草粥はどうしようか。僕はお粥の素朴な味も好きだけど、ルチアーノはあまり好まないようなのだ。彼にとって食事は娯楽だから、胃腸を整える目的の食事は物足りないのだろう。作ったところで、食べてもらえるとは思えなかった。
1944そういえば、そろそろ七草粥の時期だった。年が明けてからはあまり買い物をしていなかったから、頭からすっぽりと抜け落ちていたのだ。去年のルチアーノの反応がよくなかったことも、忘却の一因になっていたのだろう。七草を詰めたパックや、大きな文字で商品を宣伝するポップを眺めながら、僕はしばらく思案する。
今年の七草粥はどうしようか。僕はお粥の素朴な味も好きだけど、ルチアーノはあまり好まないようなのだ。彼にとって食事は娯楽だから、胃腸を整える目的の食事は物足りないのだろう。作ったところで、食べてもらえるとは思えなかった。
とりのまきこ
PAST1/7 七草の日ですわ🍀🌿🌱🌻🍎🍄大ミスを犯しました
https://twitter.com/ChickenRoll100/status/1611377187994865670
https://twitter.com/ChickenRoll100/status/1611377452043075589 2
DN3K
DOODLE七草日誌。あの春の日を聞いたとある男子生徒の話
七草日誌 十六歳の春。生まれて初めて自分の姓を呪った。
高校二年に進学した春の日、ある男が黒板に貼られた座席表をぼんやりと眺めていた。
男の名はオカダ、といった。
オカダは平々凡々とした見た目と同様、なんの面白みもない己の姓にさしたる思い入れを持たず生きている。しかしクラス替えのこの時期となれば話は別である。
なんせ、“お”は五十音順に並んだ時に後ろの席が割り当てられやすい。
オカダは端から順に追って己の名が記された席を探す。今年はどうやら後ろから二番めの席のようだ。一番後ろではなかったことにほんのりと落胆しつつ、それなりに過ごしやすい席であることに安堵する。
早々に席に着き、机の中を整頓しているオカダの横を晴れてクラスメイトとなったひとりの同級生が通り過ぎる。春の麗らかな陽気にそぐわぬ空気を纏うその男はオカダの真後ろで足を止め、音を立てずに席に着いた。
2726高校二年に進学した春の日、ある男が黒板に貼られた座席表をぼんやりと眺めていた。
男の名はオカダ、といった。
オカダは平々凡々とした見た目と同様、なんの面白みもない己の姓にさしたる思い入れを持たず生きている。しかしクラス替えのこの時期となれば話は別である。
なんせ、“お”は五十音順に並んだ時に後ろの席が割り当てられやすい。
オカダは端から順に追って己の名が記された席を探す。今年はどうやら後ろから二番めの席のようだ。一番後ろではなかったことにほんのりと落胆しつつ、それなりに過ごしやすい席であることに安堵する。
早々に席に着き、机の中を整頓しているオカダの横を晴れてクラスメイトとなったひとりの同級生が通り過ぎる。春の麗らかな陽気にそぐわぬ空気を纏うその男はオカダの真後ろで足を止め、音を立てずに席に着いた。
oshihamidori
DONE現パロ同棲鯉月。お正月ネタで放ってあったのを仕上げました。
七草とか時期はずれ甚だしくて申し訳ない。
あと少々ゲスい会話してるのも申し訳ない。
語り手は例によって鯉登青年です。
【現パロ鯉月】分かっている男「月島、帰った、腹が減った!」
帰宅するや、靴も揃えずにリビングに駆け込むと、「お帰りなさい」とあまり抑揚のない声に出迎えられた。
月島はスエット姿でキッチンに立っていた。
「なあ、昼を食ってないから腹が減った、すぐ夕飯になるか?」
「なりますよ」
コートを脱いでキッチンに周りこむと、コンロの上では、土鍋がしゅんしゅんと水蒸気を吹いていた。今夜は鍋か、なんだろう、キムチとかパンチの効いたやつがいい。
「今日も寒いから、鍋いいな!」
うきうきとネクタイを解いていると「あー」と月島の重低音。
「ん?」
「いや、今日七草粥の日なんで、鍋じゃなくて…粥ですけど」
「…粥か」
いかん。ものすごくがっかりした声を出してしまった。
4682帰宅するや、靴も揃えずにリビングに駆け込むと、「お帰りなさい」とあまり抑揚のない声に出迎えられた。
月島はスエット姿でキッチンに立っていた。
「なあ、昼を食ってないから腹が減った、すぐ夕飯になるか?」
「なりますよ」
コートを脱いでキッチンに周りこむと、コンロの上では、土鍋がしゅんしゅんと水蒸気を吹いていた。今夜は鍋か、なんだろう、キムチとかパンチの効いたやつがいい。
「今日も寒いから、鍋いいな!」
うきうきとネクタイを解いていると「あー」と月島の重低音。
「ん?」
「いや、今日七草粥の日なんで、鍋じゃなくて…粥ですけど」
「…粥か」
いかん。ものすごくがっかりした声を出してしまった。
流菜🍇🐥
DOODLETF主ルチが七草粥を食べるだけのお話です。本当は7日に投稿する予定だったけど気づいたら日付が変わってました。七草粥 お正月休みが終わっても、お正月のイベントは終わらない。まだ、やってない風習はいくつか残っているし、ルチアーノに経験してほしいことがたくさんあった。
その日、僕はルチアーノと別行動をしていた。スーパーの野菜コーナーに向かって七草のパックを買う。今日は一月七日、人日の節句だったのだ。
家に帰ると、ルチアーノが待ち構えていた。レジ袋を持った僕を見て、不満そうな顔を見せる。
「遅いじゃないか。何してたんだよ」
「スーパーに寄ってたんだよ。今日は、人日の節句だからね」
キッチンに向かうと、夕食の準備をする。鍋にお米と水を入れ、柔らかくなるまで煮てから、七草を加える。葉っぱが柔らかくなるまで火を通して、塩で味をつけたら、七草粥の完成だ。
1514その日、僕はルチアーノと別行動をしていた。スーパーの野菜コーナーに向かって七草のパックを買う。今日は一月七日、人日の節句だったのだ。
家に帰ると、ルチアーノが待ち構えていた。レジ袋を持った僕を見て、不満そうな顔を見せる。
「遅いじゃないか。何してたんだよ」
「スーパーに寄ってたんだよ。今日は、人日の節句だからね」
キッチンに向かうと、夕食の準備をする。鍋にお米と水を入れ、柔らかくなるまで煮てから、七草を加える。葉っぱが柔らかくなるまで火を通して、塩で味をつけたら、七草粥の完成だ。
endoumemoP
DONESHHis(緋田美琴と七草にちか):否定の道を踏んで:ライブ後に二人で反省会をする話SHHis(緋田美琴と七草にちか):否定の道を踏んで:ライブ後に二人で反省会をする話(――すごいな……!)
初めてのSHHisのステージから一晩明けてから調べると、SNSは絶賛の声で埋め尽くされていた。
『ラスサビ鳥肌立ちっぱなしだった』
『にちかちゃん歌うま! 美琴ちゃんダンスやば!』
連なる称賛にプロデューサーの興奮は募る。二人にも早く伝えたいと思いながら足早に事務所へ向かうと、二人は既にソファに腰掛けていた。
「おう、お疲れ!」
「お疲れ様、プロデューサー」
「……お疲れ様ですー」
美琴の端正な声ににちかが続く。ステージの翌日でも美琴の面差しに高揚はなく、にちかの頬にも自然な赤みがあるのみだ。
「――改めて、昨日のステージはお疲れ様」
言いながらスマートフォンと手帳、ペンを机上へ置く。流れるようにスマートフォンに手をかざすと、ロックが解除されたスマートフォンはSNSに投稿されたSHHisの感想を映し出していた。
748初めてのSHHisのステージから一晩明けてから調べると、SNSは絶賛の声で埋め尽くされていた。
『ラスサビ鳥肌立ちっぱなしだった』
『にちかちゃん歌うま! 美琴ちゃんダンスやば!』
連なる称賛にプロデューサーの興奮は募る。二人にも早く伝えたいと思いながら足早に事務所へ向かうと、二人は既にソファに腰掛けていた。
「おう、お疲れ!」
「お疲れ様、プロデューサー」
「……お疲れ様ですー」
美琴の端正な声ににちかが続く。ステージの翌日でも美琴の面差しに高揚はなく、にちかの頬にも自然な赤みがあるのみだ。
「――改めて、昨日のステージはお疲れ様」
言いながらスマートフォンと手帳、ペンを机上へ置く。流れるようにスマートフォンに手をかざすと、ロックが解除されたスマートフォンはSNSに投稿されたSHHisの感想を映し出していた。
endoumemoP
DONE七草にちか・七草はづき:三年目の七番目:にちかが苦しむ話七草にちか・七草はづき:三年目の七番目:にちかが苦しむ話 ドアが開く音に「おかえり〜」と言ったのに返事がなかったので、七草はづきは妹の機嫌が悪いことを察した。
妹――七草にちかの機嫌が悪いようだからはづきはそれ以上声はかけないことにして菜箸を動かす。小鍋の中で鶏ひき肉は白っぽく変わり、砂糖と醤油を投げ込むと美味しそうな香りが立った。夕食のメニューをイワシの梅しそ巻きにするか迷って三色丼にしたのだが、にちかの様子を見る限り三色丼にして正解だったようだ。
283プロにほとんど無理やり入所してからのにちかは、気まぐれのようにはづきに素っ気ない態度を取ることが増えた。アイドルを続ける条件にW.I.N.G.優勝を課したせいだとは分かっているが、はづきはその条件を緩めるつもりはなかった。
889妹――七草にちかの機嫌が悪いようだからはづきはそれ以上声はかけないことにして菜箸を動かす。小鍋の中で鶏ひき肉は白っぽく変わり、砂糖と醤油を投げ込むと美味しそうな香りが立った。夕食のメニューをイワシの梅しそ巻きにするか迷って三色丼にしたのだが、にちかの様子を見る限り三色丼にして正解だったようだ。
283プロにほとんど無理やり入所してからのにちかは、気まぐれのようにはづきに素っ気ない態度を取ることが増えた。アイドルを続ける条件にW.I.N.G.優勝を課したせいだとは分かっているが、はづきはその条件を緩めるつもりはなかった。
Kujiraaaai
MOURNING翠千、同棲済み。利き小説用に書いたけど、ちょっと品が足りてないのでボツにしました。まあ、七草粥の話題なのでちょうどいいけど、品が足りないのでポイピクに投げてみた!
七草粥と運動「ええっと……せり、なずな? うーん」
指を折ってみるものの、二つ目からは進まない。仕方がないから手助けしてやる。
「ごぎょう、はこべら」
「ほとけのざ! すずなすずしろ……これで七草だ!」
自分の手柄かのごとく拳を天井に向けてガッツポーズをする先輩。俺が二つ助けてあげたのに。布団からはみ出た手を下ろさせて、掛け布団の中にしまってやる。寒いっての。
正月休みも、ご挨拶だらけの事務所行脚もようやく終わり、少しずつ日常に戻り始めた世の中だけど、振る舞われるおせち料理やおもてなしの品々に、さすがに胃も疲れてきた。
そんな話をしていたら、ベッドの中で先輩は思い出したかのように七草粥の話をし始めた。
「疲れた胃を休めるものなのだろう? 食べてみたい」
1159指を折ってみるものの、二つ目からは進まない。仕方がないから手助けしてやる。
「ごぎょう、はこべら」
「ほとけのざ! すずなすずしろ……これで七草だ!」
自分の手柄かのごとく拳を天井に向けてガッツポーズをする先輩。俺が二つ助けてあげたのに。布団からはみ出た手を下ろさせて、掛け布団の中にしまってやる。寒いっての。
正月休みも、ご挨拶だらけの事務所行脚もようやく終わり、少しずつ日常に戻り始めた世の中だけど、振る舞われるおせち料理やおもてなしの品々に、さすがに胃も疲れてきた。
そんな話をしていたら、ベッドの中で先輩は思い出したかのように七草粥の話をし始めた。
「疲れた胃を休めるものなのだろう? 食べてみたい」