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    boo_pkmn

    PAST過去の自分が個人的にワンライで書いてた京天
    これを機会に放流。

    ***
    イナギャラ後の京天がワームホールから円堂時代に迷い込んでキャラバンの迎えを待つといいつつ結局そのままFFI優勝までちゃっかりチームメイトでいるパラレルワールドの話がほしい
    円堂ちに居候してる京天のパラレルワールド
    何故か化身・ミキシ・ソウルは使えなくなっている
    SSくらいの軽い感覚で書いてる
    深く考えてはいけない
    伝説のステージ「勝っちゃった、ね」
    「ああ全くだ」

    FF優勝という勝利に沸くサッカーグラウンド。
    紙吹雪が舞うここは地上ではなく、空に浮かぶ要塞のようなスタジアムで。自分たちの時代にあったアマノミカドスタジアムと地上から離れた高いグラウンドでたたかうという点では同じだが、もしかしたらこの10年前の方がテクノロジーは発達していたのではないだろうか、と目の前の胴上げされている円堂を眺めながら松風天馬はぼんやり思った。
    遡ること1週間ほど前のこと。久しぶりにフェイたちと再会してイナズマタイムキャラバンでタイムワープするところまでは良かったものの、謎の不調によりこれまた何故か天馬と剣城だけがタイムキャラバンから振り落とされてしまうというアクシデントが起きてしまう。気が付けば10年前の円堂たちが中学生だった時代にまで戻ってしまったが、奇妙なことに天馬と剣城の存在は雷門中サッカー部の一員として既に受け入れられているパラレルワールドであった。タイムキャラバンが迎えにこない限りはこの世界から脱出することができないため、「迎えが来るまでいっそこの世界を楽しんじゃおう!」という天馬の提案に反対する理由もなく、天馬と剣城に課せられた設定に逆らうことなく雷門中のサッカー部1年として、口伝でしか聞いたことのなかった歴史の数々を二人は目の前にしている。なんだか妙な気分ではあったが、非常に気分が高揚した。と、まあ気付けばあれよあれよという間にFF優勝まで二人は雷門中サッカー部の一員としてたどり着いてしまった。10年前の雷門中のユニフォームを着たままで。
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    boo_pkmn

    PAST過去の自分が個人的にワンライで書いてた豪円+京天
    放流しそこねていたのでいい機会と思い無修正であげときます。
    いろいろ考えたら負け。

    ***
    豪円が両親の夢を見る剣城(天馬と兄弟・優一さんは…?)
    名前呼び
    HR終わったあとに聖帝バレ
    「よくやったな二人とも」「父さんもおつかれさま!」
    最初を「夢を見た。」ではじめる夢を見た。
    かなり不思議でおかしな世界だった。
    夢は願望の現れというが、俺はそんな願望を持っていたのだろうか。

    ***

    剣城が目を開けると一面、耳が割れそうなほどのたくさんの歓声に囲まれてまずはじめに驚いた。
    色とりどりの紙吹雪が舞い、人々の歓喜の渦、チームメイトが、先輩が、顔も腕も足もそこらじゅう擦り傷だらけにして、それでいても嬉しい気持ちを隠しきれていない表情で天馬の許へ駆け寄っていく。
    この光景はいつか見たような気がする、どこだったか思い出せない。雷門のユニフォームを着たチームメイトが駆け寄っていく様をスローモーションでぼんやりと眺めながらふと視線を天馬へ持っていくと、彼の手にはいつの間にか光り輝くトロフィーが握られていた。ホーリーロードの優勝カップ。そうだ、この場面は。ここでようやく剣城は思い出した。ホーリーロードの決勝戦、全ての決着がついたあと表彰式でチームメイトに囲まれて勝利を分かち合う状況だ、とようやく事態を飲み込んだ時、目の前で天馬がチームメイトらに胴上げされ、これ以上ないほどに嬉しそうな彼の笑顔を見て剣城もまた思わず顔が綻ぶ。本当のサッカーを取り戻して「サッカーが喜んでいるよ、ね!剣城!」と真剣な顔で迫られたあの日が懐かしい。まだこんなにも鮮明に記憶は蘇り、かつ夢の中でまたこの幸せな時間を追体験できようとは。既に夢だと認知できている剣城はこの分だと目覚めは良さそうだ、と次の日の自分を考えることに夢中になっていて、天馬が駆け寄ってきていることに気がついていなかった。
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    TSKR_____

    MENUサンプルA5/200~300円予定(仮)
    東ソ06

    天使の奏斗は人間を救うことや会議に飽き飽きしていた。
    ある日天界を抜け出し地上におりると黒い毛玉とぶつかる。話を聞けば仕事をしない悪魔の主人のために、悪いことをしようとしている悪魔だった。
    おもしろそうな話に奏斗はその「悪いこと」を手伝いたいと申し出る。
    白いもこもこの天使と黒い悪魔とのドタコメディ!
    さあ、一緒悪いこと!
    悪いこと、って何?天使界は忙しい。訳じゃない。
    僕は風楽奏斗。どこから見ても天使だ。羽もあるし、輪っかもある。
    ないのはそうね、やる気だけ。
    僕がポケットから奇跡を出すのなんて容易いし、仔猫を拾って泣く少年に「神の御加護を」なんて言ったりしてた。まだスペシャルキュートなエンジェル時代。
    でも大人になって与えられる仕事も増えて、惰性で人間を見守って雲の角度やら奇跡の話をするのも正直飽き飽きしているのだ。
    「あ。いたいた。奏斗〜、さっき先輩に探されてたよ。行った方いいかも」
    同じ天使であり僕が一番可愛がっているセラフがこっそり教えてくれる。
    頭が良くて優しくてなんでも出来て、僕が信頼する友達。真面目に働かずに遊んだり出来るのはセラフのおかげでもある。
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    boo_pkmn

    PAST過去の自分が個人的にワンライで書いてた24豪(聖)円
    放流しそこねていたのでいい機会と思い無修正であげときます。

    ***
    FFI ホイッスル 優勝 墓標 「もうやめよう」「私は豪炎寺ではない」
    終わりの始まりホイッスルが鳴る。
    試合終了。世界で一番という称号を戴き、勝利に酔いしれる10も若き自分たち。
    その先に待ち受ける未来がまさか、あんなことになるなんてことも知らずに。
    あの頃はこのままずっと、サッカーを一緒にすることができると思い込んでいた。ずっと、永遠なんて言葉はないと自分自身がよく知っていたはずなのに。
    千宮司が自分にフィフスセクターの話を持ち込んできた時に一番最初に浮かんだのは彼のことだった。誰よりも自由を愛し、切磋琢磨する自己をぶつけ合うサッカーを愛する彼を、仲間たちを、こんな残酷な歪みに巻き込んではいけないと本能が告げていた。地位も名誉も自分を現すもの全てを捨ててまで、自分だけがこの事を知っているならば止めなくてはならない。あの頃、まだ純粋にサッカーを愛し、ボールを無我夢中で追いかけていた頃に差した闇を打ち払ってくれたサッカーに愛されしあの人を、守るためならば。喜んで悪魔とも手を組んだ。例えそれが、友に背を向ける結果になるとしても。
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