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    剣道

    pineappleynmr

    CAN’T MAKE描けないプロットシリーズ
    極彩色のストロボウェーブと同軸→これ( https://poipiku.com/5694187/10418167.html)
    はじめの一目惚れと自覚の話

    ※剣道部の練習描写については経験のないものが調べながらも雰囲気で書いてます、おかしな所があればどうぞご教授ください
    ※モブ部長がやたらしゃべります
    春を抜けた青空のはじまりではじめ高一(158cm)
    綱高二(170cm)


    死に物狂いで掴み取った合格の証を経て、はじめは綱と同じ大学に通うこととなった
    先日行われたフレッシュマンのセミナーやカリキュラムの説明、先輩との交流を目まぐるしくも終えて気がつけば時節も4月の中旬を迎えていた
    これから4年、苦楽を共にする学友たちと別れて校内のカフェテラスで綱と待ち合わせをしていると、座った窓辺の席から雲一つもない眩しいほどの青空が広がっていた
    (⋯3年前の今ぐらいか、初めて部活で先輩と試合稽古したの)


    ********(場面転換3年前)
    高校に入学し希望の剣道部への入部希望が受理されて初めての部活動を迎えたはじめ
    新入生たちは準備運動や基礎体力を付けるための筋トレメニューなど基本的な部分を部長からレクチャーされ、その後経験者と未経験者分けて初回の練習は開始された
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    融解90℃

    DONE学パロ、ホラー

    剣道部と茶道部をかけもちしてるクロノが、シライに付き合ってもらって茶会の練習をしているときに、変な目に合うはなしです。
    茶席の怪 第1・第3木曜日は、クロノがシライを茶室に誘う日だ。クロノは剣道部と茶道部をかけ持っており、茶席を設けるためにシライに協力してもらっていた。
     剣道部も4人と少人数なのだが、茶道部はもっと少ない。というより、クロノ1人だ。入部時は4人ほど先輩たちがいたのだが、全員が3年生だったのだ。いまは10月、茶道部の先輩は1学期には卒部していなくなってしまった。短期間にしてはかなり鍛えられたというクロノではあるが、1人で茶会が出来るわけもなく、甘味でシライを釣ってゆるゆると経験を重ねていた。
    「じゃじゃーん、今日は栗きんとんだぜ」
    「おいしそう、いつものお店?」
    「いや2駅離れたとこ」
     最初こそまんまとつられたシライではあったが、後輩に奢られっぱなしでは落ち着けないと、甘味は交互に用意するという決まりになった。稽古用の薄茶も折半して用立てた。今週はシライの番だった。甘党のシライは季節の和菓子にも詳しい。主菓子を薄茶で食べることには目をつぶってくれとは初回のやりとりだ。
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